桜桃・雪の夜の話 - 無頼派作家の夜 (実業之日本社文庫)

著者 :
制作 : 七北 数人 
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 49
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551562

作品紹介・あらすじ

子供より親が大事と思いたい――駄目な男の語り口に酔う一冊。
<br/>
<br/>戦後無頼派の代表的作家・太宰治の名作と酒にまつわる小説・エッセイを多数収録したオリジナル作品集。「桜桃」「ヴィヨンの妻」「東京八景」などの代表作から、太宰、坂口安吾、織田作之助の三人が初めて一堂に会した「現代小説を語る座談会」(文庫初収録)まで。酔っぱらい同士の放談で意気投合した三人は、その後銀座バー「ルパン」へ繰り出して……ファン必読の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 太宰・安吾・織田作の初顔合わせ対談を収録。これが読みたくて購入。三者酔いつぶれながらも現代文学を語っているように見えるのは進行の平野謙の手腕か。しかしその平野謙も「どうも酔っ払い相手の進行はきついね」とサジを投げる展開に。安吾に「ホーム(家庭)はいじらしいものですよ。早く結婚したほうが」とお勧めする太宰。その後も女房を寝取られた苦しみを訴え続ける太宰。安吾が獅子文六を評価していたのが意外だった。織田作は影が薄い…。酔いどれついでに「もう一軒行こうか」的に打ち切られる対談。やはりこの三人はおもしろすぎる。

  • 読んでいて、イメージの再構築を考えた。

    走れメロス・・・とかでは解らなかった一面を…。

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著者プロフィール

1909年(明治42年)、青森県金木村(現五所川原市)生まれ。本名、津島修治。東大仏文科在学中に非合法運動に従事し、やがて本格的な執筆活動へ。35年、「逆行」で第1回芥川賞の次席となり、翌年には処女作品集『晩年』を刊行。以後「走れメロス」「斜陽」など多数。

「2018年 『津軽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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