蘭学探偵 岩永淳庵 海坊主と河童 (実業之日本社文庫)

著者 : 平谷美樹
  • 実業之日本社 (2014年8月5日発売)
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  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551845

作品紹介

品川沖に突然海坊主が現れたという。続けて仙台堀では河童も。若き蘭学者・岩永淳庵は辰巳芸者の豆吉とともに、謎の解明に推理をめぐらせるが、そこには思いもよらない真相が隠されていた…。江戸の町で起きた難事件、怪事件を当時の最新科学・蘭学を駆使して解明し、さらに意表を突く展開が読者を驚嘆させる、滅法面白い時代"科学"ミステリー!

蘭学探偵 岩永淳庵 海坊主と河童 (実業之日本社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 落ちぶれた蘭学者の淳庵とそんな彼を養う辰巳芸者の豆吉。

    江戸城の四方に突然出来た高櫓や海坊主の出現などとんでもない謎が提示される。舞台は西洋による近代化がなされる前であり、どの謎もありそうな気がしてくる。

    物語は読みやすく時代劇のように展開が速い、設定やキャラが心地よく楽しめた。ラスボス(?)のような平賀源内が出てきて続きが気になる。

  • 蘭学探偵・岩永淳庵シリーズ、1作目。

    江戸の時代に起きた怪事件を蘭学者の主人公がその知識でもって解決。

    市井で起こった事件を蘭学知識を使った切り口から合理的に解決する、というものを期待して読み始めたのだが、結局は蘭学者同士の知恵比べみたいな展開に。相手が相手だけに、ちょっと特殊な事件過ぎて、逆にその真相に対する驚きを減じてしまっているような。まぁ、それなりに興味深く読める事件の仕掛けではあったけれど、全体的に文章があっさりしていて、主人公の淳庵含め、いまいちキャラに愛着を持てずに終わってしまった。

  • 面白かった。
    江戸科学なる蘭学ミステリ。
    敵役が、名前的にもキャラクタ造形的にも、ちょっとありがちだよなーと思ったりなんだりもしたけれど、ストーリーとしては面白かった。
    現代では…といった説明があるのも嬉しい。
    まあ、わたくし科学は好きだけどさっぱりなのです。

    ところでエレキテルって何の目的で作られたんでしたっけ。

  • 月刊ジェイノベル2013年11月号、2014年2、5月号に掲載の3編と書下ろし1編の連作短編。2014年8月刊。シリーズ1作め。不思議な事件を蘭学者淳庵と辰巳芸者の豆吉、火盗改同心の瀬川が解決するお話。豆吉が凄腕の剣客という設定が楽しい。事件の謎が、簡単で、解決もありふれており、面白くなかった。

  • 蘭学界を追放されて芸者の居候になっている蘭学者が、江戸の怪事件を解く短編集。
    優れた頭脳を持ちながら世に出られない屈託をもつ蘭学者、気っぷがよくて腕のたつ辰巳芸者、強面だが気のいい火付盗賊改同心というレギュラー陣は普遍的だが好感が持てる。
    犯人の方も蘭学の知識を駆使して犯罪を企てる話が多く、バカミス寸前の希有壮大な企てがちょっと面白い。最終話では淳庵のライバル的な存在も現れ、続編では再び対決するのかも。

  • 訳ありの蘭学者が主人公なだけあって少し変わった話
    西洋科学の知識を活用し、事件を
    背後に平賀源内?何か主人公より優れた人物が犯人として?火盗改め同心と居候させてもらっている辰巳芸者豆吉と共に

  • 起こった事件を蘭学の知識で解決するのではなく、蘭学に関係する事件を蘭学で解決することになっているのが少し残念。気軽にさらっと読める江戸物です。

  • 若き蘭学者・岩永淳庵が辰巳芸者の豆吉、火付盗賊改方の瀬川と共に江戸で起こる難事件、怪事件を蘭学!?を駆使して解決してゆく!!

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