仮面病棟 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
3.34
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  • (231)
  • (61)
本棚登録 : 6008
レビュー : 694
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551999

作品紹介・あらすじ

療養型病院に強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。事件に巻き込まれた外科医・速水秀悟は女を治療し、脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知る-。閉ざされた病院でくり広げられる究極の心理戦。そして迎える衝撃の結末とは。現役医師が描く、一気読み必至の"本格ミステリー×医療サスペンス"。著者初の文庫書き下ろし!

感想・レビュー・書評

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  • 亀ペースの私が1日で読了。自己最速かもしれない。いいですね、読み易くて!
    「早い・安い・美味い」改め
    「早い・易い・上手い」って感じですかね

    他の方の感想で既出ですが
    確かにこういうサスペンスミステリを何冊か読んでる人なら割と早い段階で黒幕も「秘密」も分かると思います。

    この作品の良い点はバイオレンス表現が抑えられている事。お医者様の作家さんだけあって、医療専門用語は信頼感半端ない事
    (てかよく仕事もしながら書けるなぁ)

    主人公は勇気と正義感いっぱい
    悪者はとことん悪く、なのも分かりやすい

    これからこういうジャンル読みたい!という方
    難しい本の中休み的にハラハラドキドキしたいという方にうってつけかと思います☺︎

  • ★3.5

    療養型病院に強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。
    事件に巻き込まれた外科医・速水秀悟は女を治療し、
    脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知る―。
    閉ざされた病院でくり広げられる究極の心理戦。
    そして迎える衝撃の結末とは。

  • 1.購読動機
    知念さんは初めましてです。
    デビュー作から5作目の「仮面病棟」出会いです。
    現役の医師であること、また、知念さんご本人のツイートをみて、関心が高まりました。

    2.本書
    読みやすさ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    どろどろ感 ⭐️
    テンポ良さ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    そーなの?!⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

    3.カズオイシグロ氏との接点
    私を離さないで。
    この読者は、途中から、物語がリンクし始めるかもしれません。

    推理小説として、医療小説(生きるための医療と法律の解釈)としても、読み応えがありました。

    #読書好きな人と繋がりたい。

  • 事前情報によりクローズドサークルなんてベタな..なんて思ってしまいなんだか読まず嫌いで後回しにしていた作品でしたが、なんのなんのとても面白かったです。
    怪し過ぎる被害者の女性と登場から終始怪し過ぎるワタワタ院長様、ピエロの不可解行動、病院の構造等、
    勘のいい人なら犯人含め物語の大筋は読めるでしょうし、作者自身も隠そうとしている訳でもないんだろうなという表現が続いたので
    内容の把握は容易でとても読みやすい作品だと思いました。
    逆を言えば先が読みやすくオチがわかりやすいとも言えますが、それを差し引いてもドキドキワクワク感は終始消えること無く最後までページをめくる手が止まりませんでした(๑•̀ω•́๑)
    終わり方も自分的には好みです。ピエロはその名の通りピエロだった事と彼女のその後を思うと妄想が止まりません。ぐへへ(*´﹃`*)

  • 久しぶりのミステリー小説。あぁ、この感覚、そうそう、ドキドキハラハラ、、こえ~ なんか得体のしれない恐怖感、、いいねぇ、、しびれるしびれる。

    この作家さん、現役の内科医とのことで、相当な異色ですね。でも歯医者やりながらバンドやっている人もいたか。。何かに秀でると、ほかの才能も目覚めるんでしょうかね。個人的にはこれは医者としての専門知識をフル活用した面白い小説が見れるかもしれないと思って取った一冊。読んで見ると、確かに専門用語や現場のシーンの描写が正確で細かいのだが、読み始めるとそれよりも物語そのものに一気に引き込まれ、そんなキャリアのことなど頭から吹っ飛んでしまいました。

    しかし、ピエロというのはどうしてこんなに怖いのか。ピエロってサーカスで子供たちを喜ばすものじゃなかったっけ?と思うんだが、ミステリーで出てくるピエロは異常に怖い。これ、映像化したらかなり怖いと思いますね。

    怒涛のようなストーリー展開に、エンディングが全く予想がつかない感じでした。ピエロにきっと謎がある、というのは薄々感づいていましたが、まさかまさかの最後のオチ。そっちかぁ、、とやられてしまいました。

    最近心温まるストーリーばかり読んでいたのですが、ミステリーの面白さの感覚がよみがえってきてました。いかん、、またスイッチが一つ入ってしまった。。

  • クローズドサークルで起きる事件と、病院に隠された秘密に迫るミステリー作品。

    まず、著者が医師であるということに驚く。
    医療系にしては難しい専門用語も特になく、登場人物も少ないこともあり、軽快なテンポで読み進められた。
    とにかく文章が読みやすいのだ。

    反面、ミステリーならではの緊張感や、してやられた感が乏しく満足と言える読了感に至れなかったのは個人的に残念。

    続編の時限病棟に期待。

  • 途中から、あれ?もしかして…と思いつつ、最後まで楽しく読めました。
    ピエロの先の読めない行動にハラハラドキドキ。
    違法な臓器移植手術だとわかっていても、求めている人がいるから、と手術を繰り返してしまう院長に少し同情。
    最後はちょっと悲しい。

    映画化されるということで、そちらも楽しみ!
    でも愛美(瞳)役が永野芽郁さんはちょっとイメージと違うような…?
    【1(ひと)3(み)】こちらの方がわかりやすいですね。

  • 登場人物が少ないのと読みやすい文章なので内容が理解しやすく、続きを早く、とどんどん読み進められました。
    帯に書かれていた”怒涛のどんでん返し”にいちいちびっくりしたし、なんとなく悲しいラストで個人的にはすごく面白かったです!

  • 新聞の書評を読んで図書館にリクエストしていた本。
    結構待たされた…ということは人気なのかな?

    まずは手に取った感想、薄い。

    作家さんは医師の資格を持っていらっしゃるそうなので、医療に関しては嘘くさい描写はなさそう。(素人なのでよくわからないけど)
    そういう意味では医療ミステリーというジャンルには相応しい方なのだとは思う。

    ただ、なんというか、表現がすごく安っぽく感じられるのが気になった。
    会話が小説というより漫画のような印象を受ける。
    恋愛感情部分以外でもセリフがベタ過ぎるし。
    わかりやすい、とも言うべきか。

    長編小説にするには時間が短すぎるのかもしれないけど、もっと丁寧に描かれたら良かったのでは?と思った。

  • 知念さん初読み。タイトルからホラー作品かなぁと思いながら読みましたが、ミステリーでした。当直医・速水が巻き込まれる発砲事件。ピエロの覆面犯人が病院を占拠。腹部を撃たれた美人女性の愛美を助けた後、警察にどうにか知らせ、犯人確保を試みる。一方、病院(病院長・看護師×2)が違法腎臓移植を実施していることを突き止めた速水、ピエロ犯人は恋人の腎臓が取られ死亡したことへの恨みだと知り、一気にクライマックス。最後のどんでん返しは予想通りで、当たった!!と嬉しいが、難易度低?。もう少しエグイ描写でもよかったかな?

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著者プロフィール

●著者紹介
1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。2012年、同作を改題、『誰がための刃』(講談社、後に『レゾンデートル』実業之日本社)で作家デビュー。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、2015年『仮面病棟』(実業之日本社)が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』(実業之日本社)『ひとつむぎの手』(新潮社)で、2018年、2019年、2020年本屋大賞連続ノミネート。近著では『傷痕のメッセージ』(KADOKAWA)がある。

「2021年 『島田荘司選 日華ミステリーアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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