動物珈琲店(ペットカフェ)ブレーメンの事件簿 (実業之日本社文庫)
- 実業之日本社 (2015年6月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408552293
作品紹介・あらすじ
平井瞳が営む喫茶店は家庭的な雰囲気を売りにしてきたが、ある事件をきっかけにペットも入れるように店の改装を決心、名前も一新することに。その名も"動物珈琲店ブレーメン"。店は常連たちが連れてくるペットで大賑わいとなるが、奇妙な事件もいっしょにやってきて…。ペットカフェを舞台に、犬も猫も大活躍のユーモアミステリー!
感想・レビュー・書評
-
知らずに読んだけど、「あなたの猫お預かりします」の関連作品⁇だった!登場人物が被っているので、懐かしい人々に会った感じ☆
とはいえ、やっぱりわたしにとってはイヤミスでした。だって自分の頼みを聞いてくれなかった上司を逆恨みして、その上司を精神的に追い詰めるために全く関係ない人達の家に放火してまわるとか…パラレルワールドの話もなんか不気味だった。
どっちの作品から読んでも支障はないけど、うーん…って読後感はイマイチだった。
またまた可愛い表紙に勝手に騙されました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほのぼのした日常系ミステリかと思いきや、なかなかどろどろした人間の話だった。
なお死体は出てこない。
癌の匂いを感知する犬の太郎丸が出てくる「幕を引くには早すぎる」が好き。 -
話の中でちょこちょこ話が進み、たいした事もなく普通に常連さんが集う喫茶店。
常連客になりたい?外から見てたいだけ?
時々行こう!
-
動物珈琲店ブレーメンの周囲で起こるちょっとした事件の短編集。探偵役がいるわけではなく、勝手に事件は終息していくので、ミステリーとは言えない気もする…。大伴くんが一番それっぽかったかな。
-
喫茶店で謎解きするわけではなく、集まる人たちのそれぞれの事件簿。犬も味の違いがわかる美味しいお豆腐屋さんが気になる。
-
(収録作品)犬が電話をかけてきた/この猫(コ)の名前はいくつある/宗像さんの福の神/ノラが家出するわけがない/幕を引くには早すぎる/猫は秘密を嗅ぎつける