チームII (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
3.94
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本棚登録 : 340
レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408552590

作品紹介・あらすじ

マラソン日本記録を持ち「陸上界の至宝」といわれる山城悟は、怪我と所属チームの解散危機で、引退の瀬戸際にいた。傲慢な山城に、かつて箱根駅伝を学連選抜チームとして共に走った仲間がサポートを申し出るが、彼は再起できるのか?熱き男たちの友情、葛藤、そして手に汗握る駅伝レースの行方は?スポーツ小説の金字塔『チーム』7年後の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 『チーム』『ヒート』と読んできた読み手にとって、たまらない一冊。
    何しろ登場する面々が、所属チームの解散で危機に直面しているあの天才ランナー山城、彼に手を差し伸べる『チーム』で共に戦った学連選抜の、浦、門脇、朝倉、それに『ヒート』でペースメーカーの身ながら山城とデットヒートを演じた甲本、そして学連選抜の監督吉池。これだけのメンバーが山城を支援し、彼が走る。これで面白くないわけがない。
    しかも、山城はかつての山城ではなく、けがを克服し二年ぶりのレース。果たして走り切れるか、ゴールの先には何が待っているか、頁をめくるのももどかしい一冊。

    • azu-azumyさん
      hongoh-遊民さん、おはようございます。
      『チーム』で堂場さんのスポーツ小説好きになった私には気になる一冊。
      hongoh-遊民さん...
      hongoh-遊民さん、おはようございます。
      『チーム』で堂場さんのスポーツ小説好きになった私には気になる一冊。
      hongoh-遊民さんのレビューを拝見して、ぜひぜひ読んでみたいとの思いが募っています!!
      2015/11/08
    • hongoh-遊民さん
      心が熱くなり、そして読後の爽快な満足感。「ぜひぜひ」読んでみてください。
      azu-azumyさんの感想待ってます。
      心が熱くなり、そして読後の爽快な満足感。「ぜひぜひ」読んでみてください。
      azu-azumyさんの感想待ってます。
      2015/11/08
  • 待望の「チームⅡ」、やっと読めた。


    箱根のテレビ中継を観ながらそわそわし始める山城が、なんか可愛い(笑)。

    いっときは確かに、不安を募らせ弱々しさっぽい姿も見せはじめた・・・しかし、それを支える「チーム山城」。

    心を開きそうで開かない、じれったい感じ・・・昭和のラブコメ漫画の如し(笑)。

    それでもなんだかんだと深いところで通じていたのだと安堵して終われるラストシーンも、好きだな。

    ★5つ、10ポイント。
    2018.03.11.古

    • KOROPPYさん
      フォロー&コメントありがとうございまし。
      フォロバさせていただきました。

      安定した面白さのスポーツ小説シリーズですよね。
      フォロー&コメントありがとうございまし。
      フォロバさせていただきました。

      安定した面白さのスポーツ小説シリーズですよね。
      2018/03/12
    • ほんやだワンさん
      いいね!+コメント+フォロー、ありがとうございます。
      今後ともよろしくお願いします。<(+_+)

      堂場作品は、ここんとこスポーツもの...
      いいね!+コメント+フォロー、ありがとうございます。
      今後ともよろしくお願いします。<(+_+)

      堂場作品は、ここんとこスポーツものばっかり読んでます。
      ほぼハズレなしですね。
      2018/03/13
  • 面白かった。
    今回も最後まで引き込まれる。
    あの山城が、怪我と廃部の危機に。
    頼ることを知らない男と、彼をサポートしたい男たちの、葛藤や絆。
    年齢を重ねた彼らだが、学生の頃を彷彿とさせる熱さがあった。
    浦が率いる、学生選抜の箱根駅伝も泣けた。
    臨場感満点のスポーツ小説。

  • 堂場作品スポーツものにハズレなし!(たぶん)。

    山城君の心理状態の揺れ具合の描写が秀逸。
    レース中の長~いシーンも相変わらずウマく文句なし。

    • くんくんさん
      ハズレなしと聞けば、安心してⅡにも挑めますっ!! 躊躇してたんですが私も一緒に(脳内で)もう一度走りますっ!
      ありがとうございます。
      ハズレなしと聞けば、安心してⅡにも挑めますっ!! 躊躇してたんですが私も一緒に(脳内で)もう一度走りますっ!
      ありがとうございます。
      2015/10/25
    • ほんやだワンさん
      コメありがとうございます。m(__)m

      安心してください、面白いですよ!(←今流行りのヤツのつもり)

      Ⅰの感動には及ばないかもし...
      コメありがとうございます。m(__)m

      安心してください、面白いですよ!(←今流行りのヤツのつもり)

      Ⅰの感動には及ばないかもしれませんが、山城君の人間味が随所に出ていてナカナカ良かったです。
      2015/10/26
  • 自分との闘いでしかつかむことのできない頂点に君臨する孤高のアスリート山城が、初めて直面する物理的危機と究極の選択。
    何もかも自分でコントロールし、一人で闘い続けて来た彼が、仲間と、そして仲間のために闘うという別の世界へ踏み込んでいく葛藤と、その向こうにある未来に、胸が熱く熱くトコトン熱くなった。
    スポーツは簡単に個人競技と団体競技に分けられるけど、もうひとつ、個人の闘いの集まりが集団の勝利となる競技もある。個人で勝っても集団で勝てなければそれは負けになってしまう。その複雑な勝負はストレスにもなるけれど、そこでしか見つけられない喜びも、またある。
    共に味わう苦しみと喜び、読んでいるあいだ間違いなく私もそのチームの一員だった。

  • 最近はまっている堂場瞬一のスポーツ小説。前作「チーム」と合わせておもしろく読めました。箱根駅伝ファンは必読ですね。

  • 2018.8.1.読了
    箱根駅伝学連選抜でチームをくんで走った浦と山城。故障と所属チームの解散で現役継続の危機にみまわれる山城になんとか走ってもらいたいと奔走する浦。山城は傲慢な自信家。手助けはいらないとつっぱねられながらも、かつてのチームを集めて山城を支えようとする浦。浦は浦で今はオープン参加となった箱根駅伝の学生連合チームの監督として指導に悩みを抱える毎日だった。
    淡々と進むので、迫力ないなと思いながら読んでいたが、最後の実業団駅伝の描写は選手の息遣いが聞こえるようで面白くなったので、星四つ。

  •  学連選抜物語「チーム」の続編。トップランナーでありながら極端な自己中心主義で協調性皆無の山城悟がよもやのラストシーンを演じた劇的幕切れから7年。あのときの仲間がまた奇跡を巻き起こす。チームとチーム2の間にはもう一作「ヒート」があって、これもまた山城が意に沿わないマラソンを走らされる物語なのだが、みんな似たようなシチュエーションでありながらそれぞれに面白く、最後のレースはまさに手に汗握る展開となって感動的なゴールにたどりつく。チームのメンバーはもう現役を離れて社会人や指導者になっており、チームが再結成されるといってもどういうことなんだろう。そこが著者の腕の見せ所でなるほどなという展開にもってゆく。故障中の葛藤、復帰トレーニング、そしてレースシーン、相変わらずうまい。レベルの違いこそあれ、走っている者ならではの視点でうんうんと共感しながら読める。そしてつき合いづらい男だがやはり山城はスーパーランナーだ。一見エゴイストでありながら実は非常に自分に忠実でありしかも繊細なだけなのだとわかる。だから人望などとは無縁にみえながら人が集まってくる。そして一旦出ると決めたレースではまさに死力を尽くす。そしてお約束の最後の一行にニヤリ。

  • #読了。
    孤高の天才ランナー山城は怪我からの回復に時間に時間がかかる中、所属する社会人チームも陸上から撤退することになり、引退も考えなくてはいけない状況に追い込まれる。浦を中心に、かつて箱根の学生連合で出合ったチームの面々が山城のサポートを買って出るが。。。
    「チーム2」となっているが、キング→チーム→ヒート→チーム2という流れ。まだ読んでいない方はこの順番で読むことをお勧め。チームの学生連合の面々に加え、須田や甲本なども登場し「チーム山城」を立ち上げるあたりは、懐かしの面々が登場し楽しめた。

  • 怪我をし引退を意識する山城を支えるためかつての「チーム」が立ち上がる…!もう、これだけで胸熱である。
    確かに長距離は個人競技ともいえるだろう。しかし、苦しい時、力になるのは仲間の存在である。
    ラストのデッドヒート、浦の声が山城の力になった瞬間は本当に感動だった…。
    いいチームだ。

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プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説などさまざまな題材の小説を発表している。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」などのシリーズのほか、、『虹のふもと』『八月からの手紙』『埋もれた牙』『ネタ元』『Killers』など多数。2014年8月には、『壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課』が刊行され、本作へと続く人気文庫書下ろしシリーズとなっている。

「2018年 『影の守護者 警視庁犯罪被害者支援課5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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