仇敵 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 362
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408552842

作品紹介・あらすじ

弱小銀行の東都南銀行で庶民行員として働く恋窪商太郎は、かつて大手銀行で次長職を務めるエリートだったが、不祥事の責任をとり退職していた。融資課の若き行員・松木から相談を受け、行内の事件を解決に導く平穏な日々。しかし、退職のきっかけとなった"仇敵"が現われたとき、人生と正義の闘いに再び立ち上がる…宿命の対決の行方は!?

感想・レビュー・書評

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  • 池井戸さんの銀行小説という内容で楽しみましたけど、ストーリーに少し違和感を感じる部分がありました。

  • 専門用語が少し難しかったがストーリーは非常に面白い

  • 2018年12月27日読了。

  • 都銀のエリートが、ある事件をきっかけに失脚し、地方銀行の庶務行員になる。庶務行員とは聞きなれないが、所謂、雑用係。そんな仕事をしている人が、実はバリバリの銀行マンという設定。そして、自らが失脚した事件の黒幕と戦うべく、若手行員の相談相手を務めながら、次第に真相に迫る。この設定が面白くないわけがない。

    能力を隠しながら、実は…というカタルシス。仇敵と向き合うハードボイルド金融ミステリー。

  • 2018/11/20 57読了

  • 想像力を掻き立ててくれる、スリリングな内容で面白かったです。

    池井戸作品の特徴として、主人公が逆境に陥り、そこから自分を追い込んだ組織や人物と闘い、復讐していく傾向が多いですが、「仇敵」はその真骨頂だと思います。

    エリート銀行員があるキッカケで別の銀行の銀行員ではなく庶務業員として、再スタートすることに。

    その立場を超えて、元同僚の敵討ちや自分のプライドをかけて立ち向かう主人公「恋窪」の姿には胸が熱くなります。

    どんな状況でも諦めない大切さ、闘う強さを教えて貰える作品でした。

  • 自分には専門用語が多く感じて難しかった。

  • 安定の池井戸潤作品です。主人公は元一流銀行の次長として部下に慕われていた恋窪商太郎。しかし、銀行内の不正を暴こうとして、その相手が銀行上層部の重役であり幾重にも張り巡らされていた相手の柵にはめられ銀行を辞めざるを得ず、今は再就職も裏から手を回されまともな希望の職種にも就けず、弱小都市銀行の庶務行員としてしか就職が見つからなかった。その職について逆に人としての幸せとか人生観もまともになったのではないかと本人は思い、今の職を一生懸命こなす毎日を送っている。

    その彼の職歴の過去を知るのも都市銀行の中でも本当に数人だけで、そんな中行員の松本という外回りの若手が昔銀行員だったと知る恋窪に仕事の悩みやテクニック的な事を色々と相談してくる。一生懸命な彼を恋窪も悪く思わず色々とアドバイスをしたり協力して行くうちに銀行内や古巣の銀行とも関連したことや恋窪を陥れた上層部の重役たちが絡んだ会社や関連先なども複雑に絡み合って、話は進んでいく。

    どちらかというと8話の短編サスペンスがそれぞれ単体でも結末を付けながらすすんで行く構成だが、それぞれが少しずつ絡み合い恋窪を陥れた上層部の悪党たちを最後に追い詰めていくという筋立てであり、銀行の内部の様々な専門的なテクニック的な事も含めて詳しくおもしろく書かれているし、あのテレビ番組と同じようにテンポよく話が進んでいくので読んでいて飽きることがない小説でした。

  • 恥ずかしながら金融用語についていけませんでした(・・;) 最後の締めにも池井戸さん特有のスカッと感が小さかったです。

  • 面白いですね。
    池井戸さんの文章力はすごいな。
    流石ですね。

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著者プロフィール

池井戸 潤(いけいど じゅん)
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学文学部および法学部を卒業。子供の頃から本に親しみ、作家を志すようになる。『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。以降、2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、2011年『下町ロケット』で直木賞をそれぞれ受賞。他の代表作に、半沢直樹シリーズ『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』、花咲舞シリーズ『不祥事』、『空飛ぶタイヤ』『民王』『ルーズヴェルト・ゲーム』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』など。多くの作品がドラマ化・映画化されており、特に「半沢直樹」と「下町ロケット」は非常に高い人気を誇った。 2019年6月21日、人気作『陸王』が文庫化される。2019年7月開始の大泉洋主演ドラマ『ノーサイド・ゲーム』原作を担当し、6月14日に単行本化。

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