こんなわたしで、ごめんなさい (実業之日本社文庫)

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  • 実業之日本社 (2016年4月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784408552873

みんなの感想まとめ

多様な女性たちの姿をコミカルに描いた短編集で、軽快な読み心地が魅力です。結婚に対する思いの違いや、美人の悩み、個性的な生き方をする女性たちのエピソードが展開され、ユーモアに満ちた表現が随所に散りばめら...

感想・レビュー・書評

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  • 短編7作品。

    結婚したいと思えない女性、どうしても結婚したい女性、美人の悩み、個性的衣装で人生貫いてきた女性などなど。

    「カワイイ・イズ・グレート! 」は良かったです。

  • こんな女だらけの短編集。どの作品からもパワーが感じられておもしろかったです。結婚願望がない女、胸が大き過ぎて男性不振になった女、美人な友人を守ることに必死になる女、かわいい服を気続ける女。女のめんどうくささと強さが伝わってきます。「あるある」「わかるかも」と自身に照らし合わせて考えてしまいました。胸の話は純粋に勉強になります。他の著書にも興味を持ったので、良さそうな作品があれば読んでみたいと思います。

  • 居乳である故、現実的な不便さと男女から向けられる無縁りょな視線に悩む女性。婚約者の不倫を問い詰めたら逆切れして婚約解消。不倫相手と仲良くなり、どういうわけか結婚相手の紹介を受ける女。。自分と同年代なのに若作りでは済まないフリフリのお姫様衣装を着る弟の嫁への不快感。それが払しょくされる瞬間、ブスである自分を認め、美人なのにおどおどとしている友人を真の美人に仕立てることに夢中になる女性日本人が美徳をする和を以て貴しとなすができな女性
    結婚願望はあり、見かけによらず恋は多いのに不毛なこうばかり。既婚の友人に叱咤され形を整える
    様々な女性の物語が楽しい

  • 大好きな平さんの痛快コメディ7編。
    今回も、「いるいる、こんな奴!」ってリアリティをとことん攻めてくれる話ばかりで嬉しい☆
    とくに気に入った話は以下↓

    『婚活の外へ』
    もはや(私の中限定で)共感の嵐!笑

    「そんなおとなしそうな顔してるけど、あなただって、計算してるでしょ。小宮山さんの条件のよさは手放すには惜しいから、迷うのよね。でも、本当に計算高い女なら、迷ったりしない。迷うってことは、あなた、小宮山さんのこと好きになれないのよ。〈後略〉」(31頁)
    うっ図星。でも何を基準に選ぶのが正解か分からないんだもん、しょうがない。
    だけどセリフのとおり、“好きになれない相手”とだけは結婚しない方がいい気がする…。

    〝思い返すと、一番ムカついたのは、彼が正しさを発揮したときだ。〟(35頁)
    そう!そして、正しさを否定する自分はなんて狭量なやつなんだ~って自己嫌悪になっちゃう。
    しかーし!この作品は私に答えをくれた。
    正しさの中に必ずしも愛があるとは限らないし、正しさが人を傷つけることもあるってことをね!!
    …っていうか、小宮山さんは絶対“いい人”じゃないでしょ。“正しさ”を人に押し付けるのはもう、正しい行いとはいえないもん。(それに本当は偏見まみれの人だし)
    まぁ、彼はその後いい奥さんとの出会いで改心(?)したようだが。
    やっぱり出会いは人を変えるのね♪

    『どうか小さな幸せを』
    〝だって、もしかしたら、この人は違うかもしれないじゃない?〟と淡い期待を持たせておいて…「僕も豊中さんの胸、こそっと気にしてました〈後略〉」…からの、〝ブルータスよ、おまえもか。〟で盛大に吹いたw
    コンプレックスって、結局は自分自身の劣等感との闘いなのかな…。
    せめて一人でも「そこがいいよ」って言ってくれる人がいたら、それだけで単純に救われちゃう気もするけど…難しいかな?

    『自然の法則に従って』
    〝そうだよ。結婚に求めるものは、生活の安定なんかじゃない。総合的な愛よ。家族愛よ。〟(158頁)
    愛だけでは結婚できないとか,結婚と恋愛は別とか,将来のことを考えて結婚すべきだとか…
    色々な意見があると思うけど、「結婚とは何ぞや?」はもう、この一節に尽きるんじゃないかと思えるぐらい納得。
    話そのものもすごく面白かった!

  • 短編集で特に20代後半30代の女性にはどれか刺さるのお話があるんじゃないかと思う。

    大人になると自分の悪い所を面と向かって指摘してくれる人はほとんどいなくなるし、この本がかわりに言ってくれたような、ザクザク刺さる言葉ばかりだった。価値観が凝り固まらないように生きていきたい。

    一方で気持ちを肯定してくれるお話もあって、パワフルな女性も出てきて元気でる。

  • 何ともユーモラス(ごめんなさい!)と、言ってもいい位の面白さであった。

    7話、どれも、私には、いなかった存在の主人公の女性ばかり。
    私の時には「婚活」自体が、無かったから・・・(笑)

    婚活で、自分のこれからの人生に恋する!と、目覚める成美。
    女性では、憧れな巨乳を、悩みに思う東子。
    乙女願望に素直になろうとする泉。
    友人が、付き合ってすぐに結婚し子供出来た事に刺激を受ける世津子。
    美女とブスで、ブスの洋子が、幸せを掴む。
    息子の嫁は、5頭身の身体に、可愛い過ぎる洋服を見に着けるのだが、、、、義母の梢は、、、、最後は、感化されてしまいそう。
    職場での息の合った友人だったのに・・・・最後は和解。

    ごめんなさい!有難う!と、いう言葉を発する人が、少なくなって来た現代社会、素直に「ごめんなさい!」を言えるようになったら、いいなーと、思う。

    欠点、弱点、気質、性格、、、、女性の生態を、、、無いものねだりも含めて、、、熾烈にコメディタッチで、描いていて、楽しく読み終えた。

  • さらっと読み終えられる。
    特に印象に残るストーリーはないけど、気楽な読み物としてオッケー

  • 結構共感できるところあるし、ネット配信ドラマとかいけそう

  • 7つの短編集。
    人よって、色々な悩みがある。
    例えば、結婚したいのに出来ないとか、胸が大きすぎるとか…
    そんな悩みとか人と少し感覚が違っていると思われる女性たちが主人公。
    自分では気が付いていないこととか、人と違ってもいいじゃん!とか。そんなことをユーモラスかつシビアに描いてある。

    2019.8.31

  • わたしは、自分のこれからの人生に恋をする。

    このフレーズを読みたくて、わたしはきっと何回もこの本を読み返すだろう!

  • ままならない人間関係、もてあます自己意識。そんな泥沼のなかで苦闘するさまを軽やかに、でも鋭い視線で描写。ああ、おもしろい。この著者のよくできた小説を読むと、自分の心にフジツボのように張り付いた偏見とかこだわりとかがはがれて、心が軽やかになる気がします。(2015年7月23日読了)

  • 日常に悩む女の話を綴った短編集。結婚を申し込まれて躊躇して破局し、新しい自分探しを始めた成美(婚活の外へ)。巨乳に悩む東子(どうか小さな幸せを)。婚活を始めた気の回らない泉が自分改造に挑む(イガイガにチョコがけするのも年の功)。元恋人の浮気相手の世津子から紹介されたいい人と結婚した未和(自然の法則に従って)。ブスの洋子と引っ込み思案な美女の睦美(じれったい美女)。デコデコのフリフリの五十女の道子とその義姉・梢(カワイイ・イズ・グレート!)。友人の美苗に謝罪する早弓(こんなわたしで、ごめんなさい)。

  • 女同士

  • うーん、まぁこんな人おるんやろなーって思うしある意味リアルに描いてるんでしょうしあるある!ってとこもあるけどなーんかどれもイヤな後味が残るのはなんででしょう?
    自分にもそんな面があるから?同族嫌悪?
    いやー、そんなんだけじゃないような。
    女の味方のようでそうじゃないような。
    皮肉で無理にそう描いてるのか??
    うーん。

  • 平さんの作品、久々に読んだけど、相変わらず読みやすくてちょっと元気になる感じだった。

  • 誰もが一つは持っているコンプレックスや弱点や、性格の醜い部分。そうした内面の影のような部分にスポットを当てつつも、明るくカラッと笑い飛ばすような短編集だ。どれも面白かった。「イガイガにチョコがけするのも年の功」という、575になったサブタイトルがリズミカルで好き。

  • みんな願うのはただ幸せになりたい、ただそれだけ。
    だけどその幸せが何かわからない。
    本当になりたい自分になる術もどんどんわからなくなって、
    そうなるとますます自分の幸せが何なのかわからなくなる。
    きっと勝ってるはずなのに、根本的な部分で圧倒的な何かに負けてるような気がしてしまう。
    だからこそ、軽い言葉で認めてほしいと願ってしまう。

  • 面白いような。。そうでもないような。。。

  • 表紙絵を見てコメディかとおもったのだけど、読んでみると結構奥深い。女性ならではの話がとても興味深かった。
    あらすじ(背表紙より)
    人も羨むキャリアウーマンのはずが、仕事も家庭も雲行きが怪しくなって―表題作ほか、結婚願望がないのに求婚されたOL、男性不信の巨乳女、対人恐怖症の美女など、いろんな「わたし」が主人公。欠点やコンプレックスに囚われて悪あがきする女たちをめぐる悲喜交々を、ユーモラスに、ちょっとビターに描き出す。名手の痛快コメディ7編。

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