時限病棟 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 3373
感想 : 302
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408553160

感想・レビュー・書評

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  • タイムリミット形式は単純なゲームオーバーが絶対にないはずなのに何故かハラハラドキドキが止まらない大好きなテーマです( ᵕᴗᵕ )

    目覚め知らない場所 同じ立場と共通点を持つ男女達 そして鉄板で塞がれた窓→ダンガンロンパやんけ...と、最初こそモノクマを探す作業に勤しみましたが「どうやら違う」もすぐに読み取れるので軌道修正。
    そして第二(??)のミッション、文章だけで映画「SAW」の大ファンである私のお胸は最高潮に昂りました。
    これは...絶対...スプラットゥゥウゥゥタ!!
    (巻舌+謎テンション)

    まぁ良くも悪くも裏切られるのですが
    健全な監禁デスゲームと言った所で、文章であるが故トントン拍子に推理が進む展開はやや物足りなさを感じましたが
    着地点が気になって仕方なく、ページを捲る手が止まりませんでした^ ^
    前作を読んでいる方が建物内の構造を想像し易いかと思います。

    そして最後にまた「SAW」を感じれた感動。
    ジグソウは自ら用意した舞台を特別席で観覧する。

    最早SAWのレビューと化しておりますがつまりは
    サスペンスとしては最高のセットリストだが類似作品がある →面白いけど物足りない。
    ミステリとしてはWhoは前作と同じくしっかり読んでいる読者なら真相に辿り着けますし、そうなると気になるのは着地点のみ。
    刑事に至ってはサバト(魔女たちの集会、キリストでの休息日etc...)な名前に無駄に反応しましたが、彼らの存在はなんだったのだろう。。
    と言った感じで、面白かったのに不完全燃焼でした。

    リアル脱出ゲーム私もやってみたいです⸜( ´ ꒳ ` )⸝

    • NORAxxさん
      奏悟さん
      たまにくれるコメント凄く嬉しいです///ありがとうございます⸜( ´ ꒳ ` )⸝

      平山先生で意気投合(できたと一方的に思ってま...
      奏悟さん
      たまにくれるコメント凄く嬉しいです///ありがとうございます⸜( ´ ꒳ ` )⸝

      平山先生で意気投合(できたと一方的に思ってます 笑)したのできっとSAW好きだろうな...と思っておりました!嬉しいです!
      やっぱ1が面白いですよね。「ジグソウ意外と腹出てたんやな...」となる所も大好きです(笑)
      2021/01/31
    • 奏悟さん
      NORAさん
      平山先生で意気投合、嬉しい限りです!
      初めての3D映画がSAWファイナルで、肉片が画面一杯に飛んだ瞬間に、前席のハンバーガーを...
      NORAさん
      平山先生で意気投合、嬉しい限りです!
      初めての3D映画がSAWファイナルで、肉片が画面一杯に飛んだ瞬間に、前席のハンバーガーを食べながら観ていたカップルが嘔吐するという事件があり、懐かしい思い出です(笑)
      映画、ホステルあたりもお好みでしょうか?(*σ´ェ`)σ
      2021/01/31
    • NORAxxさん
      奏悟さん
      デートにSAW...笑
      そのカップルと飲みに行きたいくらいですが耐性は無かったのですね残念です( ¯•ω•¯ 違)

      ホステル観た...
      奏悟さん
      デートにSAW...笑
      そのカップルと飲みに行きたいくらいですが耐性は無かったのですね残念です( ¯•ω•¯ 違)

      ホステル観たこと無いんです!気にはなってるのですが歳と共にグロ耐性が無くなってきて今から見るの少し勇気がいります。。笑
      機会があったら見てみますね☆情報ありがとうございます⸜( ´ ꒳ ` )⸝
      2021/01/31
  • 2日連続の知念さん作品でした。
    仮面病棟と同じ田所病院が舞台になっていたので、場所が把握しやすかった。
    しっかりネタバレされるので、仮面病棟を先に読むことをオススメします。
    今回はピエロではなく時間が迫ってきて、恐怖を与えられる作品。
    タイムリミットが迫ってくるにつれて登場人物たちが恐怖し正気を失っていくのがよく伝わってきました。
    終盤では様々な謎が解き明かされていき、驚きと爽快感を味わえると思います。

    ただ、スリリング度で言うと、前作の何をしでかしてくるか分からないピエロの方が上でした。

  • 仮面病棟の続編だが、前作の登場人物は誰一人として現れず、クローズドサークルの舞台だけが共通している。

    今回の作品は時間制限付きという死と隣り合わせの状況下で、あらゆる謎解きをクリアしながら病院を抜け出す脱出ゲーム。

    前作同様サクサクと読みやすく、前作以上に先が読めない綿密な伏線仕掛けは秀逸で、結末も怒涛の展開で幕を閉じる内容だった(と思う)

    しかしながら、謎解きに続く謎解きに続く謎解き…に途中から疲れはじめ、終盤で果ててしまった。
    悲しいかな、私にはリアル脱出ゲーム系はどうやら不向きのようだ。

  • 面白い!予想の上を行くどんでん返しで、仮面病棟よりも、はまりました。途中の文章から考察はできないけれども、物語の構成のうまさを堪能できる、エンタメとして申し分ない作品です。

  • 仮面病棟と舞台は同じですが、今回はそこに拉致された者たちが制限時間迫る中脱出に向けてミッションをクリアしていくというまた別のミステリーとなっていた。拉致された者たちに医師という共通点があり、ミッションの中に開腹手術等が含まれているところもおもしろかった。

  • 医療とリアル脱出ゲームを融合したタイムリミット・サスペンス。書き下ろし文庫化。

    何故か麻酔を打たれ、廃病院に監禁された5人の男女。ピエロから次々と下されるミッション。5人の運命や如何に…

    残念ながら、設定とトリックに少し欲張り過ぎた感がある。タイムリミット後に待ち構えていることが大したことが無いので、然程のスリルは感じなかった。また、数々のミッションも余りに簡単にクリアされるので、些か拍子抜けだった。それでも、意外な犯人の正体と医療を背景にしたとんでもない仕掛けには目を見張るものがあった。

  • 登場人物が織りなす脱出ゲームは舞台化したら面白そう。話のテンポや謎解きの展開、そして『仮面病棟』で登場した舞台をあえて使っており、既に読んだ著作をまた読みたいなと思わせるあたりはさすがだと思う。
    ただ問題の根本、犯人の復讐相手探しは手が混んでいる割に結局のところは全員始末でよかったのでは?と思えるところでややモヤモヤ。あらかたの答えを知りつつもあえて脱出ゲームに付き合わせる必要はあったのか、と言う点に疑問が残る。

  • 先に「仮面病棟」を読んでから、「時限病棟」へいこう。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ある病院に集められた男女5人。
    次々に提示される謎解きミッション、そして時限装置。

    この状況の仕掛け人「クラウン」と名乗る人物の、真の目的とは果たして…

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    映画化もされた「仮面病棟」の続編にあたるこちらの「時限病棟」。

    「仮面病棟」の登場人物が直接からんでくることはありませんが、「仮面病棟」事件の真相があっさり明かされてしまうことと、その設定を知っていた方が「時限病棟」をより楽しめるので、まずは「仮面病棟」から読むことをオススメします。

    5人という限定された人数と、それぞれの過去が少しずつ明らかになってくるにつれ、なぜその5人が選ばれて監禁され、謎解きミッションに挑むことになったのかが、テンポよくラストまで畳みかけるように展開していきます。

    5人とも監禁されているため、外界にある事件の情報は5人とは別に登場する警察官の2人が示してくれます。
    しかしこの警察官2人は、結局明確な真相にたどり着くことはなく、「クラウン」の正体や事件の真相は、ラストシーンに表れている人物たちと読み手しか知り得ません。

    実際に監禁事件が起こったにも関わらず、世間的には闇の事件のまま、それどころか事件があったことすら、部外者には確証が持ちきれないかもしれないまま終わるところが、とてもおもしろく感じました。

    謎解き脱出ゲームが好きな人なら、解けるかもしれない?!謎が次々とくりだされる小説「時限病棟」、オススメです。

  • 舞台は「仮面病棟」と同じ田所病院。
    とある共通点を持つ5人がそれぞれ拉致され閉じ込められたところから物語は始まる。
    タイトル通り時限爆弾が仕掛けられた病院で、リアル脱出ゲームの要領で出されるクラウンからのヒントを元に5人は脱出を試みる。
    その間に暴かれるそれぞれの罪。誰が1番重い罪を隠しているのか。そしてそれを罰せるクラウンは誰なのか。

    息つく間も無い展開で、一気読みしてしまった。
    会話や行動、別の軸で語られる刑事たちの行動で、クラウンの正体は分かる。
    けれども、その後、最後の追い上げが凄かった。
    最終的に前作「仮面病棟」と繋がり、どんでん返しの結末を迎える。
    最後まで気が抜けない面白いお話でした。

  • 病棟シリーズ続編。一応前作と繋がりはある話。何者かに監禁された5人の男女。縛られてピエロの仮面を付けて拘束された男。ミッシングリングが明らかになるにつれて新たな殺人事件が起こる。
    かなりホラーよりの展開だと感じた。ところどころリアル脱出ゲームにインスパイアされているが、おどろおどろしくてなかなかよい。

    ただ、ラストの展開は完全にあの有名ホラー映画みたい。結構とんでもない凶器消失トリック。

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著者プロフィール

1978年、沖縄県生まれ。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi(上・下)』で、18年、19年、20年本屋大賞連続ノミネート。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』など著書多数。今もっとも多くの読者に支持される、最注目のミステリー作家。

「2021年 『硝子の塔の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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