探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社 (2016年10月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784408553191

みんなの感想まとめ

ミステリーとユーモアが絶妙に交錯する短編集で、探偵部がミステリ研究会からの挑戦を受けるストーリーが中心です。主人公の霧ヶ峰涼をはじめとするキャラクターたちが織りなす物語は、軽やかでありながらも緻密なト...

感想・レビュー・書評

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  • 探偵部シリーズ。短編集だが、ミステリ研究会が探偵部に謎解きを挑んでくる2篇が中心。
    他は、意外性のある隠された凶器の話。トンデモトリックのライトミステリとしてどうぞ。

  • 東川篤哉の連作ミステリ作品集『探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに』を読みました。
    東川篤哉の作品は、昨年の9月に読んだ『殺意は必ず三度ある』以来ですね。

    -----story-------------
    鯉ヶ窪学園探偵部・霧ヶ峰涼に、ライバルあらわる――!?

    ■霧ヶ峰涼と渡り廊下の怪人
    体育祭を二日後に控えた学園。
    陸上部の練習終了後、主将の足立が倒れていた場所は、
    渡り廊下の中央という奇妙な場所だった。

    ■霧ヶ峰涼と瓢箪池の怪事件
    秋の学園祭。探偵部一同はお好み焼き屋を出店。
    その夕刻、モテ男の生徒が謎の女性に襲われ、瓢箪池に転落してしまった。

    ■霧ヶ峰涼への挑戦
    ミス鯉高祭を見に行こうとする涼の前に、大金うるるが現れる。
    名前からして霧ヶ峰涼のライバル美少女は、
    架空密室事件の挑戦状を探偵部にたたきつけた。

    ■霧ヶ峰涼と十二月のUFO
    冬期補習の帰り、クール・ビューティー、池上先生と会った涼は、
    二人で恋ヶ窪教会の前を通ったが、その庭で神父さんが……。

    ■霧ヶ峰涼と映画部の密室
    ひょんなことから、映画部の映画に出演することになってしまった涼。
    だがその部室から、40インチのテレビが消失した。

    ■霧ヶ峰涼への二度目の挑戦
    またも現れた大金うるる。今度仕掛けた架空事件は“空家の刺殺死体”。
    雪の中、第三者の出入りは不可能で、涼に“犯人”の疑いが?

    ■霧ヶ峰涼とお礼参りの謎
    霧ヶ峰涼、二年最後の三月。学園には三年生による先生への
    「お礼参り」という習慣(?)があるという。
    池の畔に立つ体育教師に早速……。
    -----------------------

    株式会社実業之日本社が発行している月刊の小説誌『月刊ジェイ・ノベル』に2011年(平成23年)から2013年(平成25年)にかけて不定期に掲載され、2013年(平成25年)に刊行された作品……恋ヶ窪のはずれにある架空の高校「鯉ヶ窪学園」探偵部の面々が中心となって活躍する鯉ヶ窪学園探偵部シリーズの番外編の第2作です。

     ■霧ケ峰涼と渡り廊下の怪人
     ■霧ケ峰涼と瓢箪池の怪事件(『霧ケ峰涼の学園祭騒動記』を改題)
     ■霧ケ峰涼への挑戦(『霧ケ峰涼の学園祭騒動記(ミスコン篇)』を改題)
     ■霧ケ峰涼と十二月のUFO
     ■霧ケ峰涼と映画部の密室
     ■霧ケ峰涼への二度目の挑戦
     ■霧ケ峰涼とお礼参りの謎
     ■解説的  関根亨

    大人気ユーモア本格ミステリー、最新刊! 鯉ヶ窪学園探偵部・霧ヶ峰涼に、ライバルあらわる!? 鯉ヶ窪学園探偵部副部長・霧ヶ峰涼と多摩川探偵部部長をはじめとするお気楽三人組の部員が総登場……学園の秋から冬、その周辺に起きる愉快な驚愕、7つの謎が読者を待つ。

    どの物語もゆるく読めてクスッと笑える一方で、謎解きのトリックも結構工夫されていましたねー ユーモアとミステリのバランスが絶妙で読みやすい作品でした……美少女・大金うるるから密室事件を挑まれ、推理合戦を繰り広げる『霧ケ峰涼への挑戦』と『霧ケ峰涼への二度目の挑戦』が特に印象に残りました、、、

    有り得ない! と思いつつも、『霧ケ峰涼と十二月のUFO』と『霧ケ峰涼とお礼参りの謎』のトリックも愉しめました……気楽に読めるけど、それなりにミステリ要素が愉しめる、そんなシリーズですね。

  • 霧ヶ峰涼を主人公とする前作「放課後はミステリーとともに」の続編。短編集。相も変わらずな東川篤哉ワールド全開な作品。どの話もゆるーく読めてクスッと笑えてそれでいてミステリ要素は結構ありあり。好きなのは「渡り廊下の怪人」「映画部の密室」かな。現実的な想像をすると両者とも面白い。

  • 主人公は前作に引き続き霧ヶ峰涼。今作では「探偵部」のライバルとして「ミス研」が登場しタイトル通りの謎解きを挑まれる。そして遂に鯉ヶ窪学園探偵部シリーズ4作目にして探偵部員が一堂に会する。何故今まで出会わなかったのか(笑)欲を言えばもう少し絡んでほしかったが、作者ならではの会話は面白い。このシリーズ全体を通して探偵らのやり取りで幕をとじる最後の場面、オチが好きです。

  • 短編で登場した霧ヶ峰涼と長編で登場した赤坂達がそろって登場する短編集。恋ヶ窪学園シリーズと同じようにトリックや謎解きが軽妙に展開されていくところがとても面白い。彼らの先輩が卒業するまでを描いており、これからのシリーズがどうなるのかとても楽しみである。

  • 4

  • 探偵小説
    鯉ケ窪学園、秋の学園祭。探偵部員と久しぶり(?)に、お好み焼き屋台へ興じる涼のもとへ「ミスコン」への誘いが。だがそれは、探偵部のライバル、ミステリ研究会から「ミステリ・コンテスト」への招待だった。挑戦者の名は大金うるる。やはりエアコンの名を持つ美少女が、霧ケ峰涼へ推理ゲームを持ちかけて来た。架空に設定された密室事件を挑まれた涼。エアコン探偵同士の推理合戦は―(『霧ケ峰涼への挑戦』)。鯉ケ窪学園とその周辺で起きる愉快な驚愕。

  • 途中で返却。

    前作がつまらなかったので読まずに返そうと思ったが、読む本がなかったので読んでみた。
    が、やっぱ面白くなくで途中で返却。

    こういうラノベは、キャラが良くないととてつもなく詰らなくなるという見本のような小説でした。

    取り立てて読む価値は無いと思いますよ。

  • 個性豊かな鯉ヶ窪学園を舞台に巻き起こる放課後ミステリー。 
    とうとう探偵部のメンバーが全員集合。 
    もっとフルメンバーでの物語を読みたかったのだが、残念ながら今作で3年生2名が卒業してしまった。 
    フルメンバーでの長編が読みたかったなぁ……。 

  • 探偵部員が探偵になっていないが,本格ミステリィへのアンチテーゼとして読むとすっきりする.

  • 楽しい高校生活で巻き起こるイベントのようなライトな謎解き。謎解きするのは、主に先生だけどね。

  • 「霧ヶ峰涼と渡り廊下の怪人」★★★
    確かにこれしかないという真相ではある。
    「霧ヶ峰涼と瓢箪池の怪み事件」★★
    そんなにはっきり凶器の形ってわかるか?
    「霧ヶ峰涼への挑戦」★★★★
    意外性も少し。なかなか。
    「霧ヶ峰涼と十二月のUFO」★★
    あまり面白くない。
    「霧ヶ峰涼と映画部の密室」★★★
    消失トリックとしては普通だが、真相の明かし方が好き。
    「霧ヶ峰涼への二度目の挑戦」★★
    三度目はなさそう。
    「霧ヶ峰涼とお礼参りの謎」★★★
    バカミスの部類。

    全編短いので、短時間でも読める。
    読みやすく面白さもなかなかにある。
    水や雪が絡んだ話はあまり面白くなったのが残念。

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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