襲撃 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 195
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408553290

作品紹介・あらすじ

広尾に整体院を構える美崎照人は、ある晩覆面の男たちに襲われた。数日後、横浜の空手道場で施術した帰り再び襲われ、患者の美女たちにも不穏な影が忍び寄る。警視庁捜査一課の刑事・赤城竜次は中国マフィアの抗争との関連を疑うが、事態は思いがけない展開に…。見えない敵の正体は誰なのか!?-読後感抜群の痛快アクションミステリー!

感想・レビュー・書評

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  • '22年10月25日、Amazon audibleで、聴き終えました。

    楽しんで聴き終えました。面白かったです。

    「マル暴」シリーズ二作と比べると、こちらのほうが今野さんっぽいかな…と思えました。あくまでも、僕の個人的なイメージですが。
    僕は、やはり今野作品といえば、警察物等のハードボイルド!というイメージで…。

    冒頭から、早速事件が始まって…引き込まれていきましたが、「へ?もう、これで終わり?」という感じで、わりとあっさりと終わった感。「もう少し、終盤をじっくり、丁寧に描いてほしいなぁ」という、不満(?)が残りました。中盤までは、結構引き込まれて聴いていたので、そこが残念に思えました。

    同主人公の作品がもう一冊あるらしいのですが…audibleには無く、そこも残念!
    でも、トータルでは、満足しました。

  • 碓氷弘一シリーズ「パラレル」で登場した美崎先生が主役のシリーズ。本作と次作「人狼」の2作品しかないが手に取ってみることに。

    パラレルでみた美崎はもっと強かった印象ですが、本作冒頭では突然の襲撃に成すすべなく一方的にやられる展開、ちょっと意外です。この程度の強さなのかしら、と。

    が、物語の進展とともにだんだんと力強さを増していく感じがあり、その強さは完全無敵というわけではないところが読み手に緊張感をもたらすものなのかもしれません。

    刑事の赤城が美崎の整体院の患者として通ってくるあたり、渋谷署強行犯係シリーズとちょっと似てますね。あと、同じく患者の笹本もいいですね。今野敏作品に登場する女性キャラは実物を見たくなるから不思議です。

  • (2021-03-23)

  • 警察ではなく、整体師美崎が主人公。
    正体不明の集団から何度も襲撃に遭い、周りにも危険が迫る…とハラハラする展開が続いた。引っ張った割にはあっけなく終わった印象で少し物足りない。

  • 人狼を先に読んだが美崎照人シリーズはこっちが先だった。能代との関係がわかって良かった。美崎先生の「考えてもしょうがない事は考えない」見習いたいですね。

  • 2018/9/15 52読了

  • 警察ものじゃなかった

  • 記録

    何度も何度も殴られるのは
    読んでいても痛かった。
    裏社会の博打に巻き込まれていく先生。
    警察の力になってくれそうで
    なってくれてないみたいなところも
    現実味があった。
    どんな事をしてどんな思想を持って生きても
    それは個人の自由だけど
    それに巻き込まれるのはただただ困る。

  • ジャンルは別にして面白かった!

  • 元空手家の整体師美崎照人が二度三度と襲撃に会い、現役格闘家星野の治療に従事しながら原因とその背景を知るようになる。黒犬との戦いや襲撃の攻防はドキドキさせる。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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