マル暴甘糟 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 207
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408553856

感想・レビュー・書評

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  • 甘粕達夫と言えば、任侠シリーズ(『任侠書房」『任侠学園』『任侠病院』)でお馴染みの”マル暴刑事”。
    任侠シリーズでは、阿岐本組の組事務所を訪ねては「お茶なんか出さないでよね~」と言っていた最弱刑事。
    今回はその甘粕が主人公。
    マル暴刑事とはもっともかけ離れていると思われる35歳の巡査部長だが…
    実は最も向いている。
    愛すべきチャラの持ち主。
    シリーズ化されており、第2弾も控えているのだとか。

  • 気弱で普通極まりない甘糟君が、マル暴の担当としてなぜか活躍する話です。
    マル暴といえば、柚月裕子の「孤狼の血」のように自分自身が暴力団一歩手前というイメージを逆手に取ったニューヒーローという感じでしょうか。
    さほどガツンとくるようなエピソードがあるわけではないのですが、意外な人物が有能な動きを見せる話はそれだけで胸がすく思いがするので、なかなか楽しく読む事が出来ました。
    今野さんは読む前に勝手にハードル上げてしまっている自分がいる・・・。

  • 竜崎シリーズで大好きな今野さんの本。
    史上最弱の刑事という帯に惹かれて店頭購入。
    やはり期待を裏切らない面白さだった。

    刑事にあるまじき正直な心情を吐露する感じが親近感を持たせる。
    話し方も柔らかいのでほんとに弱そうに見えるのに、いろんな人と話をする中で一目置かれていそうな感じが心地よい。

    他の任侠シリーズにも出ているとのことなので、そちらもチェックしてみるかな?

  • こんなマル暴刑事で大丈夫〜❗️と思わせておいて、おっとどっこい事件解決しちゃたよ。郡原虎蔵(如何にもな名前)とのコンビネーションもバッチリ❓次の『マル暴総監』も楽しみ(^。^)

  • マル暴甘糟シリーズ第一弾。今野さんらしい作品。

  • マル暴総監の後に読んだが、結構本格刑事もの。甘糟なかなかキレもの。

  • 甘粕くん、いい人ですね。

  • 特に考えることはない。楽しけりゃ。

  • 今野敏さんの「任侠○○シリーズ」でも時折、阿岐本組の事務所に顔を出す気弱なマル暴刑事、甘糟達夫の物語(新シリーズ)です。「マル暴 甘糟」、2014.12刊行、2017.10文庫化。甘糟のキャラからくるものとは思いますが、テンポが悪すぎると思います。

  • マル暴甘粕が主人公、任侠シリーズのスピンオフ作品。

    いつもふんわりしていて、マル暴には向かないと本人は言う・・・樋口 顕シリーズもそうだが、氏は、この手の主人公を書くのがとても巧い。
    スーパーマンではなく、どこにでもいそうな人物を描くことで、等身大の主人公として会社員目線で物語に入っていけるところが好感を持てるのかも。

    甘粕に対して最後にアキラが言う、立場が違えば一緒に飲めたのかと訊ねる場面・・・とても良かった。

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著者プロフィール

今野敏(こんの びん)
1955年北海道三笠市生まれ。上智大学文学部新聞学科在学中、「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。大学卒業後、東芝EMI入社。ディレクターと宣伝を勤める。主な担当は、TMネットワークの前進バンド『スピードウエイ』。宣伝では、オフコース、甲斐バンド、チューリップなどニューミュージックを担当。1981年、同社を退社、作家に専念。
2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を受賞。2008年『果断 隠蔽捜査2』で、第21回山本周五郎賞、第70回推理作家協会賞を受賞。
2018年は「作家生活40年」のメモリアルイヤーで多くの特集が組まれている。主な企画作品に、2018年7月、任侠シリーズ最新刊『任侠浴場』刊行。新シリーズとして同年10月『継続捜査ゼミ』を刊行した。

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