スケートボーイズ (実業之日本社文庫)

著者 : 碧野圭
  • 実業之日本社 (2017年11月2日発売)
4.15
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408553917

スケートボーイズ (実業之日本社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 初めての作家さん。
    フィギュアスケートを、トップの選手ではなく怪我をして復帰した選手の視点から描いているところが良いところだと思います。
    スケート人生が、大学4年で最後の年となるかもしれないし、就活もしなければという主人公和馬の心理描写がうまいです。また大学新聞部の取材する側も描かれて面白かったです。
    フィギュアは見ていて面白いですが、裏のスケートリンクだけ見ていては分からない、リアルの世界が描かれているなと感じました。
    解説の人ほど身近には感じられないですが、十分お勧めできる本です。特に冬の大会を見ながらこの本を手に取ればリアルさが増すと思います。

  • 大人気のフィギュアスケートをあくまでも学生スポーツとしてとらえる視点が新鮮。1回転しかできない選手たちの大会やマスターズにも言及しつつ、学生スポーツとして、あるいは生涯スポーツとしてのフィギュアスケートを活写していて、とてもリアル。世界に出て行くような、ごく一部のトップ選手にとってだけじゃなく、それぞれの選手にその人なりの世界とか葛藤とか、表現したいこととか、喜びがある。そのことがとても納得のいく形で描かれていた。

  • 舞台は、大学のフィギュアスケート部。一般的なイメージ(=グランプリシリーズなど)とは違った切り口で、新鮮。
    部活動としても特異な仕組みで、興味深い。アマチュアスポーツでありながら抱えるギャップ、その裏側など、いろいろ気づかされた。
    さわやかな青春スポーツ小説。最後はじーんとくる。

  • 男子大学生のフィギュアスケート小説。大学単位の応援とか新聞部の取材とか就活とか興味深かった。フィギュアスケートを大学から始める人だっていて当たり前のはずが、みんな小さいときからやってると思い込みがあるな…。

  • 2018/01/08 003
    スケート小説は雫井脩介さんの「銀色の絆」以来。銀色の絆は女子の成長過程をじっくり描く感じだったけど、こちらは学生男子フィギュアスケートが舞台。学生らしく、就活、恋愛、部活…とあって自分の下らない学生時代も思い出しながら読むことができた。
    最後のフィナーレまでにところどころ、グッとくるシーンがあって、グッと来て次を期待しての繰り返しのうちに一気読み。
    「銀色の絆」以来フィギュア結構好きになってテレビでよく見るけど、テレビで映らない裏側がいっぱい描かれてて勉強にもなりました。スポーツの人間ドラマ良いですね!

  • フィギュアスケートはトップ選手だけで成り立っている競技ではなく、全日本は選考試合としてクローズアップされるけどトップ選手にもそれ以外の選手にも特別な試合だと描いてくれてうれしい。
    個人的には銀盤のトレースシリーズの登場人物達の近況が知れてうれしかった。彼女達が元気そうでよかったです。
    本音を言えば男子スケーターの新作ではなく、冬季五輪シーズン毎に続きを期待している銀盤のトレースの新作が読みたかった。今は男子題材のほうがいいのかな。

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