嗤う淑女 (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社 (2017年12月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784408553986

作品紹介・あらすじ

女神なのか、悪魔なのか――
最恐悪女度no.1小説、待望の文庫化。

大人気シリーズ第1弾、新装カバー登場!

徹夜確実!
女神なのか、悪魔なのか――
最恐悪女度no.1小説、待望の文庫化。

中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は
従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。
美貌と明晰な頭脳を持つ彼女へ強烈な憧れを抱いてしまう恭子だが、
それが地獄の始まりだった――。

名誉、金、性的衝動…絶世の美女に成長した美智留は
老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。
連続する悲劇の先に待つものは?

史上最恐の悪女ミステリー。
漫画家・松田洋子氏による文庫版限定「あとがき漫画」収録!

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みんなの感想まとめ

女神のような美貌を持ちながら、周囲の人々を巧みに操る悪女の物語が展開されます。中学時代にいじめを受けていた少女が、憧れの従姉妹に救われることで始まるこの物語は、彼女の成長とともに、周囲の人々を次々と破...

感想・レビュー・書評

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  • NORAxxさん、お先で~す(・ω・)ノ*。.・°*

    いやぁ~面白かったぁ~o(。>∀<。)o
    全五章からなる連作短編。

    各章ごとに主人公がかわっていきます。
    ここだけだと、青山美智子さんの十八番。
    中山七里が書くと見事にブラックver.に早変わり。

    第一章の野々宮恭子なんて、思わずあいつが登場しかけました(ψ(`∇´)ψ)。

    なので、大好物です|﹃`*)……

    大好きな「リカ」程の恐怖は存在しません。
    ですが、ある意味では「蒲生美智留」(本書の主人公)の方がリアルです。

    本書はホラー小説ではありません。
    ジャンルでいえば間違いなくミステリー小説です。
    でもね、やっぱ怖いんです((((;゜Д゜)))
    何が怖いかって?
    「人間(美智留)」がです。

    長期積読にしていた自分に「喝」!
    読後評価は当初☆4つにしたんです…
    第一章の典雄(美智留の父)のクソぶりから、私の心は鷲掴みにされましたが、中盤がちょっとダレたヽ( ̄  ̄*)
    でもラストにはきっちりどんでん返し♪

    やっぱ☆5つでいいかな(≧∇≦)b

    「嗤う淑女」は読者を引き込むミステリー小説であり、複雑な人間関係と心理描写が見事に描かれています。
    この物語は、いじめと病に絶望していた野々宮恭子が、従姉妹の蒲生美智留に命を救われるところから始まります。
    美智留は美貌と明晰な頭脳を持ち、恭子は彼女に強烈な憧れを抱きますが、それが地獄の始まりとなります。
    美智留は老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせていきます。

    この小説の魅力は、各章ごとに異なる主人公が登場し、複数の事件が語られる形式にあります。
    美智留の魅力と恐ろしさが交錯するストーリー展開が特徴であり、読者は彼女の行動に翻弄されながらも、次の展開を期待せずにはいられません。
    美智留のキャラクターは非常に魅力的でありながらも、冷酷で計算高い一面があり、その二面性が物語を一層深みのあるものにしています。

    物語の中で描かれる人間の欲望や弱さ、そしてそれを巧みに操る美智留の姿は、現代社会における人間関係の複雑さや脆さを象徴しているように感じられます。
    特に、いじめや病気といったテーマが取り上げられている点は、多くの読者にとって共感を呼ぶ部分であり、物語にリアリティを与えています。

    また、作者の中山七里は、緻密なプロットと巧妙な伏線の張り方で知られており、『嗤う淑女』もその例外ではありません。物語が進むにつれて明らかになる真実や、ラストのどんでん返しなんて最高です(*`ω´)b

    詳しい内容
    物語は、いじめと病に絶望していた野々宮恭子が、従姉妹の蒲生美智留に命を救われるところから始まります。
    美智留は美貌と明晰な頭脳を持ち、恭子は彼女に強烈な憧れを抱きますが、それが地獄の始まりとなります。
    美智留は老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせていきます。

    物語は複数の章に分かれており、それぞれの章で異なる主人公が登場します。
    各章では、美智留がどのようにして人々の運命を操り、破滅へと導いていくのかが描かれています。
    例えば、ある章では、彼女が家庭内の問題を抱える女性を巧みに操り、その家庭を崩壊させる様子が描かれています。

    ポイント
    キャラクターの魅力と恐ろしさ:
    美智留のキャラクターは非常に魅力的でありながらも、冷酷で計算高い一面があります。その二面性が物語を一層深みのあるものにしています。

    複雑な人間関係と心理描写:
    各章ごとに異なる主人公が登場し、複数の事件が語られる形式になっています。
    これにより、読者は様々な視点から物語を楽しむことができます。

    社会的テーマ:
    いじめや病気といったテーマが取り上げられており、多くの読者にとって共感を呼ぶ部分があります。
    これにより、物語にリアリティが加わっています。

    緻密なプロットと伏線:
    中山七里は、緻密なプロットと巧妙な伏線の張り方で知られており、『嗤う淑女』もその例外ではありません。
    物語が進むにつれて明らかになる真実や、予想外の展開に読者は驚かされることでしょう。

    最後のどんでん返し:
    特に、最後のどんでん返しは圧巻であり、読後に深い余韻を残します。

    このように、『嗤う淑女』はミステリー小説としての完成度が非常に高く、読者を飽きさせない展開と深いテーマ性が魅力です。
    美智留というキャラクターを通じて、人間の本質や社会の闇を鋭く描き出しており、一度読み始めると止まらなくなること間違いなし♪

    よし!週末に返却期日を迎える図書館本もありますが、続編読もっと♪
    中山七里だから...
    確かこの辺に...

    (☆∀☆)キラーン!
    ハッヶ───(`・ω『+』───ン

    <あらすじ>
    この物語は、いじめと病に絶望していた野々宮恭子が、従姉妹の蒲生美智留に命を救われるところから始まります。美智留は美貌と明晰な頭脳を持ち、恭子は彼女に強烈な憧れを抱きますが、それが地獄の始まりとなります。美智留は老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせていきます。

    この小説は、各章ごとに異なる主人公が登場し、複数の事件が語られる形式になっています。美智留の魅力と恐ろしさが交錯するストーリー展開が特徴です。



    本の概要
    大人気シリーズ第1弾、新装カバー登場!

    徹夜確実!
    女神なのか、悪魔なのか――
    最恐悪女度no.1小説、待望の文庫化。

    中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は
    従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。
    美貌と明晰な頭脳を持つ彼女へ強烈な憧れを抱いてしまう恭子だが、
    それが地獄の始まりだった――。

    名誉、金、性的衝動…絶世の美女に成長した美智留は
    老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。
    連続する悲劇の先に待つものは
    史上最恐の悪女ミステリー。
    漫画家・松田洋子氏による文庫版限定「あとがき漫画」収録!

    著者について
    1961年岐阜県生まれ。2009年、『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい! 』大賞を受賞し、翌年デビュー。同作はシリーズ化され、のちに映像化も。『連続殺人鬼 カエル男』『贖罪の奏鳴曲』『切り裂きジャックの告白』『七色の毒』『追憶の夜想曲』『アポロンの嘲笑』『テミスの剣』『月光のスティグマ』など著書多数。

    • ヒボさん
      かなさん、おはようございます♪
      一瞬チラつきましたよ、あいつが^^;

      続編に期待値上がりすぎてて…
      ちょっと落ち着かねば…

      他の読みかけ...
      かなさん、おはようございます♪
      一瞬チラつきましたよ、あいつが^^;

      続編に期待値上がりすぎてて…
      ちょっと落ち着かねば…

      他の読みかけの本が放置になりそうですが、今夜から読むと思います(笑)
      2024/11/05
    • NORAxxさん
      ヒボさんに先越されたぁぁ(;-;)笑
      ネタバレ怖くてレビュー読めてないので
      読み終わったらまた顔出しますね!
      楽しみが増えた( ´艸`)
      ヒボさんに先越されたぁぁ(;-;)笑
      ネタバレ怖くてレビュー読めてないので
      読み終わったらまた顔出しますね!
      楽しみが増えた( ´艸`)
      2024/11/08
    • ヒボさん
      NORAxxさん、ばんちゃ(≧∇≦)/

      焦らず、ゆっくりで。
      その間にうまく借りれたら図書館で「嗤う淑女 二人」を借りてこよっと‪‪( *...
      NORAxxさん、ばんちゃ(≧∇≦)/

      焦らず、ゆっくりで。
      その間にうまく借りれたら図書館で「嗤う淑女 二人」を借りてこよっと‪‪( *^艸^*)
      2024/11/08
  • 稀代の悪女、蒲生美智留(がもうみちる)が周囲を操って堕としていくミステリー。

    「カエル男完結編」を読もうとしたところ、このシリーズが時系列で間に入ってるらしいので読んでみることに。
    美貌と話術で人々の人生を狂わせる悪女の半生を描いたイヤミスでした。
    先が気になってぐいぐい読まされる筆力はさすがだなと思いました。
    ただ中山さん作品をたくさん読んできたせいか、途中で気付いてしまったので驚きは感じられず…ちょっと残念。
    お馴染みの人たちがちらほら出てくるのは楽しいし、このまま続編へ行きます。

  • 読書備忘録1007号。
    ★★★★。

    カエル完結編を読もうとペラペラとめくったら最終ページになんと作者からのメッセージ。
    カエルは4部作です。ふたたびと完結編の間に「嗤う淑女二人」が入ります。と言う。

    おいおい!七里さん!
    だったら副題でもなんでも良いから「カエル第三部」とか付けてよ!
    だから七里さんのあらゆる作品の登場人物が交錯している世界がめんどいねんって!
    これはね。辻村作品にも通じる。
    そういうの嫌いじゃないけど、足を踏み入れるハードルが上がる。
    だってあの人は実は・・・という系のことを気付かずに読了したら、なんか楽しむことをしくった、という残念感を背負ってしまう。

    だけど知ってしまったからには読まねば。
    嗤う淑女シリーズ?
    はあぁ・・・。
    嗤う淑女二人は3部作の最後?
    はあぁぁぁ・・・。

    ということで嗤う淑女から読んだ。
    最後の思ってもみなかったどんでん返しでおおっってなったので★4つ。

    要するに蒲生美智留のキャラなのね。
    こいつの生い立ちは目を覆うほど悲惨。
    ただ、超絶的美貌の持ち主。
    そして、超絶的に頭が回る。
    そしてそして動機が全く分からん。

    で、野々宮恭子なのね。
    でも蒲生美智留なのね。

    それだけ覚えておきます。
    次、忘れないうちに即座に「ふたたび」に行きたいとことですが、別の待ちに待った予約本が!

    以上

    • がくさん
      淑女が攻殻機動隊S.A.C.に乗っ取られた
      淑女が攻殻機動隊S.A.C.に乗っ取られた
      2026/07/28
    • shintak5555さん
      ガクさま
      今TV放送してるモコちゃんさんの攻殻はあまり好きじゃないです。
      やっぱり押井守、神山健治さんが良い!

      ということで、草薙素子教祖...
      ガクさま
      今TV放送してるモコちゃんさんの攻殻はあまり好きじゃないです。
      やっぱり押井守、神山健治さんが良い!

      ということで、草薙素子教祖が良い!
      2026/07/28
    • がくさん
      shintak5555さん
      私も草薙素子教祖を信仰してみます
      shintak5555さん
      私も草薙素子教祖を信仰してみます
      2026/07/29
  • 嗤うって、あざ笑うって事ですね。見下した感じ。
    中学時代、イジメにあっていた少女のクラスに、彼女を救うかの様に従姉妹の美智留が転校してくる。頭脳明晰、羨む美貌の美智留は、邪気に満ちた淑女だった。彼女との出会いは、怪しく危うい人生の入口となった。
    大人になった二人は、生活に行き詰まった人達を破滅へと誘導する。
    悪くてお強い女性の悪事を読ませます。遂に捕まってしまうか、というところで、過払金の宝来弁護士登場。美智留は御子柴先生を選びません。騙せないですからねえ。
    ちょっと無理したラストです。まあ、淑女が嗤って何処かに再登場ですね。

  • 読み終わると、蒲生美智留って文字を見ただけでなんだか落ち着かなくなるくらいだった。
    何よりもミステリアスに感じるのは、蒲生美智留自体の思っていることというのが最後ぐらいしか出てこないので、あくまで周りの人の蒲生美智留への気持ちしか書いてないからなんだと思う。

    別に確信に触れる発言をしているわけでもないし、暴力的なことがある訳でもないし、マインドコントロールというものは誰にでもという言い方はおかしいのかもしれないが、できなくは無いことなんだと思った。
    ちょっとサイコパスな部分が見え隠れするのも蒲生美智留の魅力になってしまって、自分もとらわれつつあるのが怖いと思う。

  • 久しぶりの一気読みです。
    主人公の蒲生美智留。
    容姿端麗、頭脳明晰、最強すぎる悪女ですね。

    浪費が止まらない女。
    家族の中に劣等感から憎しみを持つ男。
    早期退職で夢見る夫を持つ女。
    蒲生美智留の言葉で皆んな彼女のトリコになり、騙されて堕ちていく。
    読みが止まらない状態に。

    最後のどんでん返しは予想外。
    そこに至るまでの伏線も今回は感服致しました。




  • 良くも悪くも一貫してる人って孤高でカッコいいです。エンターテイメントです。

  • 主人公の美智留自身が直接手を下して人を殺めるわけではない。彼女がするのは、人生に行き詰まったり、心に小さな歪みを持ったりしている人々に寄り添い、ほんの少しの「アドバイス」を与えることだけ。

    借金に苦しむ人、承認欲求に飢えた人、容姿にコンプレックスを持つ人――。美智留は彼らの心の隙間を正確に見抜き、本人が心の奥底で望んでいる「悪意」や「欲望」を肯定して解放してあげるのだ。
    美智留に背中を押された人々は、自らの意志で一線を越え、破滅の道を突き進んでいく。その姿を見て、私は「もし自分が人生のどん底にいる時に美智留に出会ったら、拒絶できただろうか」と考えずにはいられなかった。

    彼女は悪魔のような存在だが、破滅へのトリガーを引いているのは、紛れもなく自分自身の弱さとエゴなのだ。

    タイトルに含まれている「嗤う」という漢字には、あざ笑う、見下して笑うという意味がある。
    中山氐はそこまで考えてたことに再度感動した。

  • 何か、もう信仰宗教の教祖みたいやな。
    人に一目置かれるような美人で賢く、自分に対して理解くれるんやったら、心酔するわな。
    ほぼ、マインドコントロールされてるし。
    こいつは、神か悪魔か…紙一重って感じ。悪魔なんやけどね。

    何か警察も弁護士も何もかも、掌の中やん(−_−;)
    自身の美貌と知恵と行動力、加えて自由がある。自身のええとこ完全に理解してて、みんなを動かして…
    ある意味すごいわ!怖いけど…
    稀代の悪女なんやけど、ここまで行くと、何かスッキリするわ。
    あくまで、他人事やからやろね。
    もし、自分なら、絶対に騙されない!!!
    凄い美人でも…何か自信が…グラグラ〜_| ̄|○
    …多分、掌コロコロかも…(⌒-⌒; )

    あとがき漫画もなかなか(^-^)v

  • 面白かった!!
    美貌、知性、カリスマ性
    これぞ女ヴィラン。
    美智留さんカッコいいとすら思えてしまう。

    皆さんの感想を見ていたら、カエル男の最終巻に繋がるんだとか…

    しかも映像化されてたなんて知らなかった!
    続きも読みたいし、映画も見観たいし
    他に読みたい積読もあるし!!

    忙しい、けどワクワク
    幸せー^ ^

  • 初めての中山七里さん。

    悪女が出てくる小説大好物です。

    「蒲生美智留」恐るべしです。しいて言うなら自分の手を汚さないを貫いてほしかったなぁ〜。少し残念。
    でも悪女を見届けたいので全作読む!

  • 直近に読んだ誉田氏の「ヒトリシズカ」に内容が似ていて既読感があった。あちらは悪女の主人公が最後にひっそりと死んだが、こちらは相変わらずのドンデン返しで死からの復活。自殺に見せかけたホームからの転落死の証拠映像を、あんな方法で切り抜けるとは何でも有りになって来たかも知れない。続編、続々編と出ているようですが、あまりの悪女振りに読むのが悩ましい。

  • 笑うじゃなくて、嗤うというのが凄い。スーパーモデル級のスタイルの超美人にして、稀代の悪女の連作短編。最後に決着がつく。中山七里なので一筋縄ではいかない。
    骨髄移植が最後にそう生きてくるとは、なるほどねえ。蒲生美智留が、どうして偽名を使わないのかと思って読んでいたが、これにも意味があったんだねえ。ただ、作者の都合でそうだったのか、それともちゃんと最初から美智留に計画があったということなのか。
    まあ、後味はあんまりよくはない。

    • まことさん
      goya626さん♪こんばんは!

      私の『三体』にコメントありがとうございます。
      そして、いつも、いいね!どうもありがとうございます。...
      goya626さん♪こんばんは!

      私の『三体』にコメントありがとうございます。
      そして、いつも、いいね!どうもありがとうございます。
      『三体』はgoya626さんの期待を裏切らないとても面白い作品だと思います。
      三部作だそうで、この続きがあと2冊、そのうち1冊が今年中に発売されるそうなので、そちらも、どうぞ楽しみにされてください!
      2020/02/27
    • まことさん
      goya626さん♪

      お返事ありがとうございます。
      私もスマホやゲームはやらない派ですが、面白さがわかりました。
      歴史に御興味があ...
      goya626さん♪

      お返事ありがとうございます。
      私もスマホやゲームはやらない派ですが、面白さがわかりました。
      歴史に御興味があれば『三体』に出てくるゲームは楽しめるかと思います。
      2020/02/28
  • 中山七里さん作品は2冊め。
    充分に悪い女かもしれないが、
    もっともっと悪く、もっともっと胸糞悪い犯罪を期待してしまう。
    続編、続々編に大きな期待!

  • 悪女ミステリー
    ダークヒロインの物語

    次々に主人公美知留の魅力・魅惑に嵌って犯罪に落ちていく周りの人たち..そして、美知留は?という展開です。
    しかし、そんなにうまくい人をコントロールできるものかな(笑)

    途中まで人間の欲望をブラックに語っている女性版の「笑うセールスマン」かと思っていました。
    あまりに、変な人たちだもの。
    鷺沼紗代、野々宮弘樹、古巻佳恵
    美知留にコントロールされすぎ(笑)
    しかし、違っていました。美知留のブラックな思惑がしっかりあったのですね。

    後半、追い詰められる美知留。
    そこからの大逆転。
    そして、明らかになるその本性
    ということですが、大逆転にはちょっと無理がある(笑)

    都合よい展開と言えば展開ですが、エンターテイメントとして楽しめました。

  • 巷では『連続殺人鬼カエル男 完結編』の文庫版が発売して賑わう読書界隈。例に漏れず私も同シリーズの大ファンだったので、意気揚々と本屋に赴き買い求めたことをXで報告したところ、「『嗤う淑女 二人』は読んだ?」と相互さんからリプライをいただいた。聞くところによると『カエル男ふたたび』と『~完結編』の間にその作品が入るそうな。なんてことだ。他の相互さんからも「『~完結編』の後ろのページに四部作って書いてましたよ!」とのご報告もあり、実際に確認してみたら本当に書いてあるじゃん……。
    なんという罠。タイトル全然違うじゃんか!ぐぬぬ。こうなってしまったら燃える暴走機関車の異名を持つ私が黙っていることなどできるはずがない。翌日、再度本屋を訪問し、シリーズを全作購入することに相成ったわけである。『~完結編』を十全に楽しむためには『嗤う淑女 二人』だけでも事足りるとのことではあったようですが、そこはワタクシの(にわか)読書家としての矜持が許さなかった。ええい、シリーズ全作持って参れ!!と大見得を切って本屋を後にしたのである。このとき私の財布の中に小銭しか残っていなかったのは言うまでもない。

    しかし、うれしい誤算と言っていいのか、私この作品大好きです!めちゃおもしろかった。
    決して気持ちの良いストーリー展開ではないし、際どいシーンもあるから読む人を選ぶとは思うんですけど、次々と関わる人を籠絡していく様に爽快感すら覚えるというか、まさに悪の華って感じですごく魅力的に描かれていたのが印象に残っている。食虫植物にむらがる昆虫になった気分。喰われるとわかっているのにね……。この人になら騙されたまま地獄に堕ちたって構わない、と読んでいる私ですらそういうふうな錯覚に陥ったほどに心を奪われてしまった。

    この場を借りて、『嗤う淑女』の存在を教えてくださった方にお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
    シリーズ一気買いしてマジでよかった。次作『ふたたび嗤う淑女』も早速読み始めよう。それではみなさん、アデュオス!

  • 中山七里さんの『嗤う淑女シリーズ』一作目読了
    初めましてのキャラだーッ(O_O)!
    〝ダークヒロイン蒲生美智留、降臨”
    天賦の美貌にスタイル抜群の容姿
    頭脳明晰、地獄で仏に会ったような出会いを目論み、菩薩のような笑みを浮かべ、的確なアドバイス、押しつけがましくなく巧みな話術と誘導、邪魔な人間は排除して行く
    そして逃げ足は速い
    悪女というか悪魔って感じ
    ターゲットにされた人間は、美智留の巧みな言葉に翻弄され実行犯となり、美智留を崇拝するばかりで自分の単独犯だと主張する
    まるで教祖に讃える信者の様だ(*_*)
    そして今回も最後に想像つかなかったドンデン返しが待っていた
    ちょっとイヤミス的な。。。
    確かにタイトル通り、初めから最後まで『笑う』ではなくて『嗤う』(嘲笑する)があっている蒲生美智留であった
    次、シリーズで読み続けるなら『ふたたび嗤う淑女』だよね
    『岬洋介シリーズ』と『御子柴礼司シリーズ』はお気に入りだけど、『蒲生美智留』を応援したくなれるかどうかは別で、全く違うキャラ登場で次回も楽しませてもらうつもりデス(^O^)

  • 「まるで他人を操り人形のように扱い、自分はその背後で事件の進行を嗤いながら見ている。そして横から収穫を掻っ攫うと、人形を放置して姿を消してしまう」天性の悪女、そしてまれにみる美貌の持ち主、蒲生美智留。

    親友を共犯者に仕立て上げ、心の弱った者を犯罪へ駆り立て、快感を得つつ莫大な金を手にする。最後は本人も追い詰められるが、その窮地をも鮮やかにすり抜けてしまう(というか、それすらはじめから計画されていたことだった)。

    まあ、最後のどんでん返しは現実離れしていてちょっといただけなかったのだが…。それに、自分的にはラストの独白は要らなかったな。真相は謎のままで終わって欲しかった。

    美智留、何とも妖しげで魅力的だった。自分の中にあるダークな部分が共鳴してしまうのかな? 本書を楽しく読めてしまったことに背徳感を感じた。続編も読むっきゃない!

  • 怖い、悪女とはまさにこの女!美しく頭のよい女性。妻に逃げられた父親から、暴力をうけたことから始まるこの女の悪行の数々。様々な人を騙し、お金を奪いとっていく。整形で親友に成りすまし、自分が殺されたことにまでして、犯罪を隠ぺいする悪巧みには感服。

  • 中学生の時に両親の離婚と父親からの虐待を経験した美女・蒲生美智留。従姉妹の野々宮恭子と共謀して父親を殺害。その後、ファイナンシャルプランナーとなってからも悪事をはたらく。銀行員・鷺沼紗代に横領を唆し、最後は殺害。野々宮恭子の弟を唆し、恭子とその父親を殺害させる。主婦・古巻佳恵に保険金殺人をさせる。逮捕されるが、裁判で無罪を勝ち取る。続編も読んでみよう。

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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