リアルフェイス (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 1667
感想 : 133
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408554204

感想・レビュー・書評

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  • 癖こそ強いがゴッドハンドを持つ柊貴之が美容外科をテーマにしたミステリー作品。作者本人が医者であるからか描写が丁寧かつリアルなところがとても読んでいて面白い。かつ医療用語だけで固めずキャラクター描写がしっかりしていているため飽きること無く読み進める事が出来る。美しさに対する考え方など深い言葉もとても多かった印象。第4章の「2人のペルソナ」は神楽誠一郎をめぐるサスペンス感満載の展開や二転三転する黒幕の正体にはとても驚かされた。是非他の作品も読んでみたい。

    最後にこの小説をアニメ化したときの架空のキャスティングをしてみたので参考にしてください。

    柊貴之:関智一
    朝霧明日香:雨宮天
    一色早苗:東山奈央
    黒川勝典:諏訪部順一
    平崎真吾:櫻井孝宏
    諏訪野良太:鳥海浩輔
    二階堂彰三:中田譲治
    二階堂莉奈:高橋李依
    鷲尾竜之介:大塚明夫
    浜中竜也:花江夏樹
    太田一郎:茶風林
    草柳健太:三木眞一郎
    藤井舞子:渡辺明乃
    春日宗介:江口拓也
    酒井元院長:大塚芳忠

    • いちご大福さん
      細かく書いてあって、良いと思います。是非、知念実希人さんの他の本も読んでみて下さい!私は、知念実希人さんの本が大好きで、よく読んでいます♪
      細かく書いてあって、良いと思います。是非、知念実希人さんの他の本も読んでみて下さい!私は、知念実希人さんの本が大好きで、よく読んでいます♪
      2022/01/12
  • 天才美容外科医、柊貴之の元で働く事になった麻酔科医の明日香が猟奇殺人事件に巻き込まれてゆくお話。
    読みやすく、話の展開が早いので面白かったのですが、犯人が誰か何となくわかってしまったので、もうちょっと裏切られたかったです。
    美容外科なので「顔」に纏わるトリックがあるだろうなぁと構えて読み進めていました。
    酷く傷を負った顔や整形しつくした顔を綺麗に元の顔に戻す整形って、可能なのでしょうか?
    そこら辺は現実的に考えず、天才外科医だからという認識ですかね。
    作者が医大卒という事で、医療の細かなやりとりでの推理もキーワードとなる医療系ミステリー、面白かったです。

  • 美容外科という舞台で起こる猟奇的な殺人事件を軸に物語が展開されるミステリ。専門的な用語も混じる中でも話の展開がわかりやすいため、先へ先へ読んでしまえる。

    クリニックを営む柊=神楽の流れを分かりやすく伏線回収しつつ、最後にどんでん返しという展開は面白い。もう少しだけ明日香の気づいた違和感にも伏線貼っておいてくれると推理する点では楽しめるんじゃないかな、と。

  • 読みやすいし面白い。

    けど…

    なかなか先に進まなかった。

    読み出すと面白いけど、エンタメ感強くて各人物で起こるストーリーもなんとなく先が読める展開なので数日読まないでもいられた。



    別人として生きていく事、交通事故の少女を助けようとした功績が誤解されたままなのは、残念感強いしモヤモヤが残る。
    完全にスッキリする終わり方ではなかったかな。

    もー誰のせいって完全に少女の親のせいだわ。
    クソすぎる。

    これ、ドラマ化しそうな会話のやりとりだなー。
    脚本としてそのまま使えそうな感じだと思った。

  • ラストは予想出来てしまった、けど面白い。読みやすくて好みです。

  • 2/5読了。

    妻を元妻の顔に整形
    ヤクザの元愛人の息子を別人に整形
    整形を繰り返した女優の整形を元に戻す

    ○ 「柊貴之」は本当は柊の顔に整形をした「神楽誠一郎」
    ○ 「柊貴之」は本物の連続殺人鬼
    ○ 「神楽誠一郎」は「柊貴之」の弟子
    医療ミスで謹慎中に師匠である「柊貴之」に助けられタイへ行き「柊貴之」の提案で「柊貴之」に成り代わって日本で形成外科医を続けるよう指示される
    ○ 「柊貴之」は連続殺人を「神楽誠一郎」がしたように見せかけるため証拠を「神楽誠一郎」の家に残す
    ○ 「神楽誠一郎」は柊の企みに気付いていた
    ○ 「神楽誠一郎」は「柊貴之」が明日香先生を
    巻き込んでいることを知り全てを話す
    ○ 「柊貴之」は「神楽誠一郎」に襲われた設定で神楽、早苗、明日香先生を別荘ごと爆破し、全員死ぬと確信した上で自ら顔や身体を痛めつけて1人助かったフリをする
    ○ 「柊貴之」は本来の「柊貴之」の顔に戻して
    連続殺人は神楽の事件として処理され再び日本で形成外科医として生きていく計画だった
    ○ 「柊貴之」は実は生きていた「神楽誠一郎」に「神楽誠一郎」の顔に整形される。
    ○本物の「柊貴之」は「神楽誠一郎」として逮捕されることになってしまうが自殺
    ○本物の「神楽誠一郎」は元々「柊貴之」の顔なので今まで通り「柊貴之」として形成外科医を続けていく

    混乱したので思わず整理。平崎が怪しいまでは合ってたのに神楽と思っていたのはやっぱり単純すぎた。柊貴之本人を明かす前に甥っ子を名乗るを挟んでくるとは。ただただ騙されて面白かったし元神楽の柊貴之のキャラや早苗さんとのコンビや先生にいじられる明日香先生は最高

  • 面白かった!
    ライトな医療サスペンス!
    笑いあり、涙ありで、軽快な会話とタッチがさくさくっと読み進めることが出来ます。

    ストーリとしては、
    美を追求する芸術家の様な超一流の天才美容形成外科医・柊 貴之。
    ブラックジャックのようにお金さえ積めばどんな要望にも答えます。
    そして、柊を支える早苗、麻酔科医の明日香。この3人の元に奇妙な依頼が舞い込みいます。

    今の妻の顔を、前妻の顔に変える
    ある男の顔を、別人に変える
    整形を繰り返す女優にさらなる整形を
    それぞれの依頼に対して、破天荒な振る舞いをする柊に振り回されっぷりの明日香が面白い(笑)

    そんな中、連続殺人事件の謎が絡んできます。

    柊の過去とは?
    殺人事件の真犯人は?
    狙われる3人

    そして、最後は、見事なスッキリした展開へ
    そうきたか!ってな感じ。
    そして、ほろっとくるシーンへ

    すごく、楽しめたエンターテイメントでした。
    実写版で見たい!

    お勧め

  • 知人におすすめされた一冊。サクッと読めます。

    オチが最初から何となく予想できてしまう。一つ一つのエピソードも展開が読めてしまいあまり楽しめなかったのが残念。全体的に軽い印象。
    柊先生と朝霧ちゃんの掛け合いが苦手でした。

  • 金さえ積めば法に触れてもかまわない天才形成外科医と、彼のもとで働くことになった麻酔科の女医をめぐる物語。

    めちゃくちゃでモラルに反する形成外科医の言動と、それに翻弄される女医、二人をとりもつ美人看護師のやりとりがコミカルに描かれており、読みやすかったです。

    さまざまな事情をかかえた患者ごとに単発で話がしめられ、シリーズものにできそう…と思っていたら、合間合間にシリアスに幕間がはいり、最後にはそれらの謎を回収する展開となっていて、おもしろく一気読みでした。ただ、このような展開はミステリードラマでよく見かける王道ではありますが…。
    医療行為についてリアルに詳しく描かれているところも良かったです。

    帯には「あなたは絶対に騙される!」とありましたが、犯人については早い段階で気付きました。なぜあの人が犯人なのかという細かい設定まではわかりませんでしたが、なんとなくこいつだろうなと。

    ラストはちょっと、やりすぎかな?という感じでした。映像化したら面白そうなラストでした。

  • なるほどなー。最後には胸熱になりながら、全部上手く回収してくれて上手な人だと思った。整形というか脱毛したいな、おれは。

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著者プロフィール

1978年、沖縄県生まれ。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi(上・下)』で、18年、19年、20年本屋大賞連続ノミネート。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』など著書多数。今もっとも多くの読者に支持される、最注目のミステリー作家。

「2021年 『硝子の塔の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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