- 実業之日本社 (2018年6月7日発売)
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感想 : 19件
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784408554211
感想・レビュー・書評
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正確に書くと星3.8。
文章が軽くなく、内容としても面白かった。
なかなか小説で逃がし屋の話がないので、それも新鮮味があって面白かったし、リアルさがあった。
他の人も言っているように、まほろ駅前シリーズと似ている。
だが、こっちの方がよりダークな面がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハードボイルドとまでは行かないけど、バイオレンス感ある人情お仕事小説。
「多田便利軒」と似ているというか、バディなとことか、やたら損を被るというか最後お人好しなとことか、結構深めな傷抱えているとことか。
最初の依頼をした女傑が最後にこう出てくるのかーっと、残念な意味で意外性があるのが、話としては面白かった!
圭介くんのトラウマも、予想通り過去の虐待で。
というか、DVやモラハラ、子供の虐待や洗脳と、なかなかに重い題材持ってきてるんですよね。
割とほのぼのする小説や、人情が前面に出てる話を書く作家さんだと思ってたので、ここまで痛い感じにするのが意外でした。
弁護士の馬淵さんとか、明らかに正義の側にいる人が出てくることでギリギリ救われるけど、読む人によってはしんどいくらいに社会問題が噴出してる小説です。
最後はハッピーエンドで終わってるので、続編があるなら読んでみたい。
まぁ、どんどんバイオレンス感増しちゃうんでしょうけど。 -
人情味豊かだけどちっともほのぼのじゃない、個人営業の零細運送業者が運ぶハードで悲惨な人生ドラマの数々と、その背後で蠢く闇のビジネス。
敵役が神さんのトラウマをわざわざ解いてくれるの何でだろう?謎だ。
「ツインテールの娘」が何だか切なくてツンと来る。 -
ポップな表紙絵とタイトルの割に、
内容はおもくそハードボイルドだった(^ ^;
少年時代の暗い過去を引きずる弱小運送屋の社長と、
一緒に住み込みで働く「相棒」の若者、それに
主人公の幼なじみである熱血弁護士の女性の三人が、
自らの正義感に従って様々な苦労を背負い込んでいく、
というのが大まかな流れ。
様々な「ひどい目に遭ってる人」が出てきて、
主人公たちはそれぞれの悩みに寄り添い、
救いの手を差し伸べていく。
連作短編集だが、全体で一つの大きなストーリーがある。
現代社会の闇の部分、逆らえない巨悪に翻弄されつつ、
窮鼠は猫に噛みつき、蟻の一穴をこじ開けていく。
アメリカンコミックのヒーローとは違い、
あくまで一般人の主人公たちは、暴力にはからきし弱い。
「巨悪」との圧倒的な力の差にズタボロにされながら、
それでも最後の最後まで諦めずに信念を貫く。
それには、主人公の少年時代の暗い過去が絡んでいる。
ちょっとオカルト要素と言って言えなくは無いが、
鼻白むほどではなく、十分納得できる範囲内。
一応はハッピーエンドを迎えるが、
「巨悪」のアタマをつぶせた訳では無し、
トナカイが「逃がした」人々の「その後」も気になるし、
読後も長く余韻が残る感じの一冊。
全く予備知識なしに手に取った一冊だが、
大当たりでした(^ ^ -
文庫のカバーの絵が変わってから欲しくなって買った本。
ただの連作ものかと思ったら、案外一つの結末へと向かう話になっていた。
一話目は「よかったね」って話なんだけど、最後まで読むと「よかったね」の重みみたいなのが変わっていて、面白かった。
二人の掛け合いもいいかんじなので楽しく読ませてもらった。 -
1話1話は、大きなどんでん返しもなく、それなりにハートフルだったりして、まぁまぁ良かったのだけど、終盤にいくにつれてなんだか非現実的な感じが…。なんとなく都合の良いヤクザ組織、それでそうなるかなぁという人間関係や行動、主人公たちの無双…、全体的に設定が荒く、もう少し精微にできるんじゃないかという残念な感じ。■「明日のパン」がでてきたので、著者は関西人かな?
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全然期待してなかったけど面白かった。まほろ駅に似てる。
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一話完結的なミステリーか~さくっと読めそうだなーと思っていた前半。
読み進めて話が絡み合っていくうちに、ハードな結末へ。あっという間に読了。複雑な正義と悪のお。
実写化するなら誰だろーとか思っていたけど、あのラストだとなかなかすごい感じになるな。 -
記録
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重いというか、おぞましい。バイオレンスな話も苦手だし、ちょっとキツかった。
もう少し軽いノリかと思っていたけど。名取さんだし。
ラストは救いがあるのだけど、途中経過が。 -
2020.5.8
ちゃんと最後までストーリーを巻き込んで結末までいってくれました。
面白かったけど何かが物足りなかったなぁ。
想像を超えなかったのか… -
軽いのに重い。まさかのブラックな展開でびっくりした。子供たちがいい子だったのが救い。
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昔なら、「夜逃げ屋本舗」ですかね。
もっと、シビアな感じもするけど
ある種のドライ感があってよい。 -
逃げるというのはとても重い決断。比較的軽いノリで物語は展開するのものの、かなりヘビーなところに物語は収束していく。
閉塞感が漂う町で、色々な人たちが複雑に絡み合っていく感じは、なかなかに読み応えがありました。
著者プロフィール
名取佐和子の作品
