モップの精は深夜に現れる (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社 (2019年2月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784408554648

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目なのを知らずにこの本から読んでしまったけど問題なし。
    四遍のミステリーがまとまった一冊ですが、どれも謎解きが終わってもスッキリしなくてモヤモヤ〜。
    特に最後の家庭の中でキリコが家事と介護に悩む話はあんなふわっとした終わり方じゃなくて、旦那さんが介護休暇を申請したり、お義父さんが自炊できるようにしないと何も改善しないと思うのだが…

  • 〈再登録〉キリコシリーズ第二作。キリコが清掃人として出入りするオフィスでの謎を解明する3作と、キリコと前作の語り手・大介のその後を描いた1篇を収録。
    現代っ子でありながら聡明なキリコはやっぱり魅力的。「鍵のない扉」での「心を擦り切れさせて同じ場所にとどまるよりも、別の方法があるならそれを探したい」という言葉に共感しました。

  • キリコシリーズ第2弾。
    今回は、大介と結婚をした後のキリコ。

    掲載ストーリーは、なんだか読了感の悪いものばかりな気がする。
    キリコは、いつも通りなのだが、事件の起こる背景と理由が、読了感の悪いものばかり。
    「そんなこと!?」「それは、あなたの考えがおかしい」そんなことばかりで。。

    ついでに最終章は、「女は家族の面倒を見るべきである」という価値観が全面に出ていて、イラッとする。

    あとがきを読むと、これが書かれたのは、2005年らしい。
    あとがきには、「こんな体質が古い!と思うような世の中になっていてほしい」という旨のことが書かれていたが、残念ながら、18年経った今でも、この価値観は既存で生きている。
    残念すぎるな。。。

  • 目次
    ・悪い芽
    ・鍵のない扉
    ・オーバー・ザ・レインボウ
    ・きみに会いたいと思うこと

    最初の話『悪い芽』も読後感がよろしくはなかった。
    「駄目な人間は、いくら管理して教育しても無駄だよ」
    「自分には人を振り分ける権利があると思っているのかしら」
    いるよね、こういう人。
    自分は一段上にいると勘違いしている人。
    そして、自分の感覚・意見が絶対正しいと信じて疑わない人。
    その自信はどこから来るのだろう。
    少し分けていただきたい。

    しかし『鍵のない扉』と『オーバー・ザ・レインボウ』は駄目だ。
    「死ねばいいのに」と思うのと、「死ぬかもしれないことをやる」のは全然違う。

    『鍵のない扉』は、それっほっちの理由でそんなことする?って思う。
    未必の故意かもしれないけれど、製薬会社の広報誌を作っているような人が、アレルギーについて知らないわけがない。

    『オーバー・ザ・レインボウ』もなぜそっちに舵を切ったのか?
    不都合な存在は目の前からいなくなればいいって、あまりにも短絡的。
    そしてそんな会社に残って夢をかなえようとする気持ちもわからん。

    と、文句を言いながらも読んでしまう。
    キリコのキャラクターがいいんだなあ。
    ”相手に自分の考えを押しつけるのではなく、自分が考えを曲げて相手に従うのではなく、それ以外の解決法を見つけている。”
    服装は奇天烈でも、中身は大人だよね。

  • キリコ・シリーズの2作目。
    清掃員の仕事を久しぶりに始めるみたいな箇所があって、不思議だったが、この作品を読んで納得。
    キリコが掃除を通じて観察できるというところがすごいな。
    後書きにもあったが、未だに設定などに違和感がないのは、女性の立場が書かれた当時と変わっていないことの現れなのでしょう。もっと変えていかなければ。
    仕事にひたむきなキリコに今回もたくさん教えられました。

  • サラサラと読めた。

  • 近藤史恵さんにしてはパンチがちょっと足りなかった

    最後の話は、ノロケ話で、うーんだったかな

  • 前作に比べて毒が強めで個人的にはいい感じだった。20年前に書かれた物語が今でも社会課題であることに私たちの進歩のなさを感じる部分もある。大介の自分語りは前作に引き続き苦手。

  • オフィスで起こる謎を凄腕清掃人キリコが解決する短編ミステリ。
    登場人物達の感情が切ないほど伝わってくる。他シリーズも楽しみ。

  • 2作目。
    キリコの気持ちの良い人柄がやっぱり魅力。

  • きりちゃん大好き

  • 女清掃人探偵キリコシリーズ第2弾。
    毎回、清掃場所が違うなーと思っていたら、短期で派遣されて行くらしい。そして、難事件を解決していく。いつの間にかキリコと大介が結婚していてビックリ‼️まあ、運命の出会いってあるよね。次回作も楽しみ

  • 清掃人探偵・キリコシリーズ第二弾

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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