誘拐遊戯 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 490
レビュー : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408555423

作品紹介・あらすじ

謎の犯罪者・ゲームマスターからの挑戦状。元刑事の上原がゲームをクリアしなければ、女子高生を殺す…。怒濤の誘拐サスペンス!

感想・レビュー・書評

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  • 知念実希人『誘拐遊戯』実業之日本社文庫。

    『レゾンデートル』系のミステリーサスペンス。犯人の『ゲームマスター』が予想外に残虐。どんでん返しに継ぐどんでん返し。ラノベのような天久鷹央シリーズよりも好み。

    4年前に女子中学生誘拐殺人を犯した『ゲームマスター』が再び女子高校生を誘拐し、交渉役に元刑事の上原真悟を指名する。まるで警察組織を嘲笑うかのように次々と『ゲームマスター』が仕掛けるゲーム……

    『あなたのための誘拐』を改題・改稿、文庫化。改題したことで結末の予測が付きにくくなったのは成功だろう。

    本体価格720円
    ★★★★★

  • 4年前の誘拐事件をなぞるかのような誘拐事件が発生。
    またも、身代金の運びを支持された主人公。
    犯人は、4年前と同じ人物か、それとも模倣犯なのか?
    興味津々に読み進めたが、明らかになった犯人は・・・
    殺人を犯してまで、〇〇のためにここまでするかと、犯人の動機に、読後疑問が残ってしまった。

  • 最初のマラソン事件からの衝撃から始まり、
    どんどん話が進んでいくから
    止まらず読めます

    同一犯だと最後まで騙された続けたから、
    最後の最後に衝撃すぎるな〜

    ここまで、父親に愛をもつ娘。
    執着が強い、知念さんらしい作品だった。
    仕事のために顔を変え続け自分さえも捨てた、
    リアルフェイスの
    作品と似ている部分があるなと思った

    やっぱりおもしろい!

  • (誘拐遊戯)は女子高生に誘拐した(ゲームマスター)と元刑事の上原の苦悩を描いた誘拐サスペンス。
    癌を抱えた上原が苦しみながらもマル被と対峙するとまらない展開が面白い。
    最後の続きが非常にきになる。

  • 読みだすと先が気になって気になって時間を忘れてページをめくってしまいました。
    上原さんが不憫すぎていたたまれない…

    「えー、せっかく面白かったのにこの人が犯人だったかぁ…最後がちょっと弱かったなぁ…」なんて調子に乗って思ってたら、まさかの展開で興奮しました。

  • 身代金5,000万円を要求する、女子高生誘拐事件が発生する。
    犯人は4年前の女子中学生誘拐事件で、警察を振り回した「ゲームマスター」を名乗り、その4年前に身代金を運んだ上原真悟を指名。
    しかし、上原は4年前の事件をきっかけに刑事を辞めていた。
    警察は人質のこともあり、犯人に逆らうことも出来ず、上原もゲームマスターに対する恨みがあり、リベンジを誓う。
    今度こそ人質を無事に取り戻したい。
    自分がゲームマスターの事件で失ったものは大きかった。
    だが、上原も様々な問題を抱え、なかなか思うように動けない。
    犯人とのやり取りや過去の回想…読む手が止まらない。
    面白かった!

    2019.11.4

  • 東京・白金で暮らす女子高生が誘拐された。身代金は5000万円。犯人を名乗るのは、4年前の女子中学生誘拐事件の犯人「ゲームマスター」。交渉役には元警視庁刑事・上原真悟を指名。ゲームマスターのミッションを果たすべく、上原は池袋、豊洲、押上など、東京中を駆け回るが…。

  • 展開がどんどん進んでいくので、勢いよく読める作品。
    内容は浅めなので、深くじっくり読みたい人にはあまり好まれないかも…。
    読書初心者には読みやすい作品だと思うので、私は好きです。

  • 「ゲームスタート」
    再び彼と二人のゲームを。
    一般人となった人間の情報ほど探りやすく手に入れる事が簡単な者は無いが、彼は何故あそこまで執着し態々今回も彼を呼んだのだろう。
    一秒の遅れも少しのミスも許さない彼は、確実に前回の犯人と同一人物なのだろうが本当の目的は何なのだろう。

    「ゲームオーバー」
    私に辿り着けなかった罰。
    一般人が捜査中の事件を引っ掻き回すのは迷惑極まりない行為かもしれないが、それ以上に厄介なのは警察が入手していない情報を持っていたからだろうな。
    一言で言えば、彼女は狂ってしまい誰の手にも追えなくなってしまっているのが現実だろうな。


    改題と気付かずに読んでしまった。
    何度読んでも謎を簡単に解くことは出来ないだろうし、犯人を想像する事も出来ず終始ゲームマスターの掌の上で踊らされる気がするな。

  • 面白かった。
    ある程度こうなるだろうなと予想しながら読み進めていたが、最後はまさかのどんでん返し。
    やっぱりミステリーはこうでないと。

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著者プロフィール

知念 実希人(ちねん みきと)
1978年、沖縄県生まれ。医師。2011年、第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビュー。その他の作品に『螺旋の手術室』(『ブラッドライン』改題作)、『優しい死神の飼い方』(死神シリーズ)、『天久鷹央の推理カルテ』シリーズなどがある。
近刊として2018年9月刊行の『ひとつむぎの手』。

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