文庫 戦国業師列伝 (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社 (2020年4月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784408555850

作品紹介・あらすじ

剣豪、茶聖から大泥棒まで 神業で時代を変えた男たち

業師といわれるほどの人は、その道において、特異な感覚といってもよい能力をそなえている。人柄はおおむね明るい。一見暗く見えていても、本質は陽気だ。
そうでなければ、人からほめたたえられるほどの才能を発揮できない。――(まえがきより)

新陰流の流祖で柳生石州斎にその神髄を相伝した上泉伊勢守信綱。無類の武辺者でありながら奇矯なかぶき者として知られた前田慶次。
信長・秀吉と真っ向から対峙した茶聖・千利休。そのほか築城・藤堂高虎、水墨画・長谷川等伯、大泥棒・石川五右衛門ら、戦国の世、神の〈業〉で時代を変えた十人のカリスマの生き様を歴史小説の泰斗が描く傑作列伝。

みんなの感想まとめ

多彩な業師たちの生き様を描いた短編集で、戦国時代のカリスマたちが持つ特異な才能と人柄が魅力的に表現されています。剣豪、茶聖、大泥棒など、各々の業師はその分野で卓越した能力を発揮し、時代を変える影響力を...

感想・レビュー・書評

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  • 津本陽さんによる10編からなる短編集。

    ・上泉伊勢守信綱
    ・前田慶次
    ・千利休
    ・藤堂高虎
    ・長谷川等伯
    ・九鬼嘉隆
    ・安国寺恵瓊
    ・雑賀孫市
    ・石川五右衛門
    ・大久保長安

    業師とはその分野で素晴らしい能力や功績を残し、人としてもカリスマ性を持ち合わせいる人物という意味で上記10名は各々が業師であるとのこと。

    剣豪、傾奇者、茶人、築城名人、絵師、海賊武将、外交僧侶、鉄砲名人、大泥棒、山師とそれぞれの業師が楽しめる作品でした。

    歴史小説が好きな方にはそれぞれの短編の主人公の小説を読んでこられたと思います。
    個人的には永岡慶之助、隆慶一郎、山本兼一、安倍龍太郎、白石一郎、火坂雅志など感想を書いてない作品もありますが読んできましたので新鮮さはもちろんありませんでしたが今作も楽しめました。

    津本陽さんの作品はこれが初めてでしたが楽しめましたのでこれからまた著書を読んでいこうと思う。

    歴史小説に馴染みのない方にはこういった短編集は手に取りやすく飽きずに楽しめるんじゃないかと思います。

    2022/6

  • 新陰流剣豪上泉伊勢守信綱、傾奇者前田慶次、茶聖千利休、築城武人藤堂高虎、水墨画家長谷川等伯、海武将九鬼嘉隆、外交僧侶安国寺恵瓊、鉄砲傭兵雑賀孫一、大泥棒石川五右衛門、鉱山開発大久保長安の10人の生き様。
    1人として平凡な人生がないところが凄い。
    長谷川等伯の長男は実力が高かったが親より先に死んだこと、安国寺恵瓊が安芸武田氏の末裔であることなど知らなかったこと多数あり。

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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