- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408556543
作品紹介・あらすじ
きっと見つかる、大切なもの。
実業之日本社文庫GROW誕生! 第1弾
最高に切なく温かい奇跡!
沖田円、渾身の物語!
この感動、心に突き刺さり号泣!
人生で大切な全てがここに。
心に沁みる、涙と希望の物語!
ある町の片隅に、少女のような風貌の魔法使い・翠(すい)が営む『雲雀坂魔法店』がある。その店を訪れるのは、人知れぬ悲しみや孤独、後悔を抱えた人々。幼馴染との関係に苦しむ女子中学生、余命わずかの画家、物語が書けない小説家……。翠は、彼女らの心の奥底に眠る「真実」を感じ取り、希望へと繋ごうとするが――。
読むたびに涙あふれる珠玉のストーリー。
感想・レビュー・書評
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わーい、円さんの新刊〜!と張り切って前のめりで読む読む。
デビュー作から(実際のところデビュー前から?)彼女の作品を読み続け、さいきんわかったことがあるのだけれど、円さんはいつだってわたしのベストオブ沖田円をアップデートしてくれるということなんですよね。
最新作を読むたびに、あぁこの作品がいちばん好きかも!と思わせてくれる。
だから次の作品を希ってしまうのです。
本作も隅から隅までぜんぶ好きだし(どのエピソードも好きでベストは選べない)、あぁきっとこのお店はどこかに存在してるなと思えるのです。
いつかきっとわたしも翠に出会えることができて、あなたは何をお求めに?と聞かれることがあるに違いない。
そのときは、まずは見立ててもらった美味しいハーブティーをがぶっと飲み干して、明日をがんばって生きる力をもらいたいものです。
特別な魔法は要らないから、ただ自分の足で立って億劫だった一歩を踏み出す『おまじない』が欲しい。
でもそれって、雲雀坂魔法店に行かなくても、この物語を読めば手に入るんですよ。
わたしにとって、沖田円というストーリーテラーは、翠そのものです。
素敵な魔法にかかったことだし、よし、明日もがんばるかな。
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著者プロフィール
沖田円の作品






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