負けるための甲子園 (実業之日本社文庫GROW)

  • 実業之日本社 (2021年4月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784408556598

作品紹介・あらすじ

きっと見つかる、大切なもの。
実業之日本社文庫GROW誕生! 第1弾

愛と涙の青春の果てに――
誰も知らない衝撃の奇跡。

第1回令和小説大賞選考委員特別賞受賞!!

目的は甲子園で負けること!?
その裏に潜む驚愕の真実とは……

甲子園の決勝戦。野球部のエースでピッチャーの筧啓人(かけいひろと)は失投からホームランを打たれ負けてしまう。だが、その見返りに彼は1000万円を手に入れていた!
不可解な失投を問いただしたキャッチャーの矢久原純平(やくはらじゅんぺい)は、啓人に怪しげな店へ連れて行かれる。啓人の目的は、とある「人間」を買いに来ることだった……!?

第1回令和小説大賞で選考委員特別賞受賞の超感動作!

みんなの感想まとめ

人間の欲望や努力、そしてその対価に関する深い葛藤が描かれたこの作品は、甲子園を舞台にした青春物語です。主人公たちの目的は、単なる勝利ではなく、負けることで得られる意外な報酬に焦点が当てられています。物...

感想・レビュー・書評

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  • 彼女がいて⁉︎甲子園で優勝。現実に似合いそうなのは、元早稲田実業の「ハンカチ王子」くらいかな。
    二兎追うものは一兎も得ず。
    あと、この小説を読んであだち充の「タッチ」を思い出した。和人が達也で啓人が和也、そして美咲が南ちゃん。
    ところでこの小説を自分なりに例えるなら、ここに出てくるガイコツは優勝するために越えなければならない「壁」に象徴できる。
    そして、和人でいう「視力」や美咲でいう「記憶」などを失うくらいに心身を痛めつけなければ、つまり努力をしなければ越えられない「壁」。
    ただ、元高校球児で読書をたしなむ者からひとこと言わせてもらうと甲子園優勝より甲子園初出場を内容に取り上げたほうが臨場感があるかもです。
    最後にこの本を読んで、甲子園の第91回大会決勝の中京大中京対新潟明訓戦で、3対10で9回裏ツーアウトまで追い込まれ明訓が怒涛の反撃をして6点を奪い返した試合を思い出した。

  • 人間の欲望とそれに応じた対価との葛藤が描かれ、自分自身も簡単に欲しいものを手に入れるのではなく努力することが必要だと感じた。誰かのために犠牲になるのは自分にはいい話だと思うが相手にとっては後悔しかなく人はみんな支えあって生きているのだと改めて感じた。

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著者プロフィール

「ピンポンラバー」で第12回小学館ライトノベル大賞の優秀賞を受賞、2020年に「負けるための甲子園」で令和小説大賞、選考委員特別賞を受賞。

「2023年 『終末世界のプレアデス 星屑少女と星斬少年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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