無人駅で君を待っている (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社 (2023年4月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784408557991

作品紹介・あらすじ

親友、恋人、父や母……
二度と会えないあの人に、もう一度だけ会えるとしたら。
――あなたは、夕焼け列車の奇跡を信じますか?

切なくも温かい「最後の再会の物語」。


静岡県は浜名湖に臨む静かな無人駅。
そこには、不思議な伝説があった。
「会いたい」――雲ひとつない快晴の日、オレンジ色に染まる夕焼けの中、ベンチに座り、二度と会えるはずのない故人との再会を強く願えば、やがて到着した列車から愛するその人が降りてきて……!?

書店員さん大絶賛作、新たに書き下ろし一篇を加えて待望の文庫化!
奇跡のストーリーに、心の奥深くから熱い涙が溢れ出す!

泣けるヒューマンファンタジーの名手・いぬじゅんが贈る、激泣必至の1冊!

みんなの感想まとめ

切なくも温かい再会の物語が描かれた作品は、浜名湖の無人駅を舞台に、今は会えない大切な人との最後の思いを伝える短編が連なっています。各章の主人公たちが夕焼けの中で願いを込め、奇跡的な再会を果たす様子は、...

感想・レビュー・書評

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  • 会社のよく一緒に飲みに行く、仲良しの同じ歳の同僚から貸して頂いた。
    彼女は普段読書より、断然映像派なのだが、この本は彼女のお母様が購入されたらしい。

    というのも、この本の舞台は彼女の自宅の近所。
    浜名湖の北側、天竜浜名湖鉄道の寸座駅なのだ。
    土地勘があるだけに、物語を読むとその場所の映像が目に浮かぶ。

    彼女がこの本を私に紹介してくれた時、

    『短編だから、まきちゃんはあんまり好きじゃないかもしれないけど、私はこの本、外で読めなかったよ。
    とにかく1話1話全部泣けて。
    涙が出てきちゃうから、家でしか読めなかった。』

    ですと。。。

    短編だから、借りないつもりだったのに、そんなこと言われちゃうと借りたくなっちゃう(笑)
    たまには泣きたい!感動したい!!


    そして大の苦手の短編を読み始めた。

    うん。間違いなく苦手だ(笑)
    例えるなら、コーヒーが冷めないうちに
    みたいな感じ。

    刺さらねぇーーー。
    見事に刺さらねぇーーー。゚(゚´ω`゚)゚。

    泣くどころか、冷めた目で読み終わってしまった。。。

    この本を貸してくれた彼女は、いつもとても優しい人なのだが、この本で号泣できるということは、本当に心が綺麗な優しい人なんだろうなぁと思った。

    私はちょっと心が薄汚れてきているな(^◇^;)

    • bmakiさん
      一休さん

      ありがとうございます。
      ゴシゴシお願いします。
      ダークな部分全部流れ落ちるように。。。

      誰が真っ黒やねん!(๑•ૅㅁ•๑)
      一休さん

      ありがとうございます。
      ゴシゴシお願いします。
      ダークな部分全部流れ落ちるように。。。

      誰が真っ黒やねん!(๑•ૅㅁ•๑)
      2024/06/19
    • 1Q84O1さん
      そりゃ、もちろんmakiさんやねん!w
      そりゃ、もちろんmakiさんやねん!w
      2024/06/19
    • bmakiさん
      真っ白ですねん(ㆀ˘・з・˘)
      真っ白ですねん(ㆀ˘・з・˘)
      2024/06/20
  • あー2年前に手に取って気になってて、携帯小説ってどうなのかで買わなくてて、そんなつまらないこだわりでなんと器の小さいのだと逃したチャンスを悔やみます。んで結果読んでとてもよかった。文体なんかどーでもいいし知識量の浅い自分にはわかる訳がない世界では。1話目が好きかな 浜名湖の美しさ 寸座駅のベンチ 悲しい別れと再生と あの奇跡もだしゴローが三浦さんなのって所と あと寸座駅って行ってみたいな

  • 夕日の見える日の無人駅で起こる奇跡の物語。

    1話完結の短編集の形式で、各章の主人公が今は会えない大切な人に最後の思いを伝えると言うものでした。

    今自分の周りにいる、大切な人ととの一瞬一瞬を日々噛み締めて、日頃の感謝や思い等、伝えたい事は素直に伝えて生きて行きたい。そう思わせてくれる本でした。

  • ゆるキャンの関係で利用したことのある鉄道が舞台になっていたので気になり購入。
    6つの短編集で、亡くなった人ともう一度だけ会える奇跡、がテーマだった。
    5つ目の話が個人的に好きな話だった。
    じっくり本を読むタイプの人にオススメ。
    海とか、電車とか、夕焼け、が好きならいろいろイメージができて楽しく読めます。


    少し星が少ないのは、作者の好きが溢れ出すぎていて、胃もたれを軽く起こしていたから。

  • 全話、泣いた笑

    お母さんに会って、めっちゃ怒られたけど、めっちゃ褒められたっていう女子中学生のセリフが琴線に触れた。
    きっとお母さんってそんなもんなんだろうなーって。泣ける泣ける。

  • 自分にとってかけがえのない存在の人ともう一度会えるとしたら。この世にはもういなくなってしまった人にたった1度だけ会えるとしたら、自分は誰と会いたくて何を話したいのだろうかと考えた。
    そんな奇跡みたいなことが実際に起こるとしたら、、
    いくつかあるエピソードの中でも、陽太とその母との話が心に刺さった。人は言葉にして伝えないと相手に思いは伝わらないが、その伝え方によっては相手を簡単に傷つけてしまう。言葉の持つ力の強さに少し怖さを感じた。相手のことを思って言っていることが、知らぬ間に相手を追い込んでいたとしたら、、
    自分はそんなことを誰かにしてしまっていないだろうかと不安になるし、そう思えば思うほど言葉を発するのが怖くなる。
    ただ、その言葉により救われる人もいるので、安易に思ったことを発するのではなく、相手のことを思いやって話すことが大事だと感じた。
    この話は亡くなった人と一度だけ会えると言う話であったが、この話を読んで、人の命はいつどうなるか分からないと感じた。今、自分のそばにいる大切な人のことを大事にしようと思った。

  • 一度だけの願いが叶うとして
    どのタイミングで
    どんな願いにするかは
    とても難しいところ。
    迷わず選択できるとしたら
    本当にすごいことだと思う。

  • 二度と会えない大切な人に、もう一度会うための夕焼け列車。どの話も泣きそうになりました。本当に感動。二度と会えない大切な大切な人に会えるなんて、なんて幸せなのだろうか。

    大切な人と最後だと分かっていて会うのは、悲しくて、苦しいことだと思う。でも、もう一度話したいという気持ちが強くなると私は思う。現実にも、このような物があったらいいな。もう一度話したい人は、誰にでも、いるとは思うからだ

  • 背ラベル:913.6-イ

  • 「私の友達」
    最期の電話の後に。
    もしもなんて考え始めたら終わりがないとはいえ、間接的に死に関わってしまったら自分を責めてしまうだろうな。

    「悲しみなんて、昨日に置いてきた」
    過去を忘れられず。
    別れを告げる時間すらなかったからこそ、余計に心の中は整理出来ず次への一歩なんて踏み出せずにいたのだろう。

    「明日へと続くレール」
    喧嘩する度に来る。
    二人の兄弟から大きな愛情をもらってきたからこそ、自暴自棄になることもなく今も幸せだと伝えられたのだろう。

    「曖昧な十月」
    書いた手紙を出す。
    はっきりと物事を言わないのは悪いところではあるが、明確な答えを聞きもせずに勝手に了承と捉えるのも違うな。

    「君が残した宿題」
    渡されたリストに。
    もしかしたら長生き出来るかもしれない、と僅かな希望に縋るのも選択肢の一つとはいえ決めるのは当人だからな。

    「太陽が見ているから」
    信じてはいるけど。
    自ら勇気を出して決断したことなのだから応援するのは当たり前だが、それが自らの枷になるなんて思わないだろ。

  • 出てくる駅名とかが現実に存在するものだからちょっと信じてしまうしでも自分も世界に入り込んでしまう感じが良い。

  • 世の中に不思議なことは起きるとも思っている。偶然とか奇跡とかいう言葉では片付けられないような出来事も、きっとその人に必要だから起きること。悲しみを抱えた人に、もう一度生きる勇気を与えるために夕焼け列車は訪れる。第5話の君が残した宿題は泣いた。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00660276

    親友、恋人、父や母……
    二度と会えないあの人に、もう一度だけ会えるとしたら。
    ――あなたは、夕焼け列車の奇跡を信じますか?
    切なくも温かい「最後の再会の物語」。
    静岡県は浜名湖に臨む静かな無人駅。
    そこには、不思議な伝説があった。
    「会いたい」――雲ひとつない快晴の日、オレンジ色に染まる夕焼けの中、ベンチに座り、二度と会えるはずのない故人との再会を強く願えば、やがて到着した列車から愛するその人が降りてきて……!?(出版社HPより)

  • 浜松の寸座駅が舞台
    きっと景色が素晴らしいんだろうな
    こういう作品が、「聖地巡礼」を
    生むんだろうな
    あまりにも容易に人が亡くなる。
    「文章が幼稚」って聞いたことがあるけど
    自分にはこれがそういうことなのかと思った作品。
    好きな土地を舞台にした物語が書きたいっていう気持ちは応援したいから、これからに期待。

  • いぬじゅんさんは何でこんなに切ない話が書けるんだろうってくらいに切なくてあたたかいお話です。

  • 短編で、パターンは同じ。恋愛ものばかりではないけど、死んじゃってる系。

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著者プロフィール

奈良県出身、静岡県在住。2014年『いつか、眠りにつく日』で日本ケータイ小説大賞を受賞、スターツ出版文庫にてデビュー。『この恋は、とどかない』(集英社オレンジ文庫)、『猫のにゃ温泉~復讐屋はじめました~』(スターツ出版)など、著書多数。

「2026年 『夜明け食堂 四季を行く人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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