白銀ジャック 新装版 (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社 (2023年10月6日発売)
3.58
  • (28)
  • (78)
  • (71)
  • (16)
  • (2)
本棚登録 : 1676
感想 : 46
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784408558387

作品紹介・あらすじ

ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――
「我々は、いつどこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に爆弾を仕掛けたと脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、トリッキーな身代金強奪。ゲレンデを乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命懸けのレースが始まる!

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれるストーリーが展開されるこの作品は、スキー場を舞台にした緊急事態を描いています。登場人物たちの行動に思わずツッコミを入れたくなる瞬間が多々ありながらも、その展開が物語を引き立てていることが...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 何と言うかなー、結果的には良かったけれども、読みながら、何度登場人物に「余計なことを…!」「何でそんなこと言い出すの」「何やってんの、あんた」みたいなツッコミをしながら読んだかわからない。まぁそれがなかったら物語も破綻してしまうのだけれども。
    後半からラストは一気読み。

  • 久々に東野圭吾さん♡やっぱり読みやすい。ストーリー展開が良い。
    私はスキーもスノーボードもやったことないのでゲレンデを見たことがないんだけど、山だもんね。。そりゃ広いよね。どこに爆弾あるかなんて分からないよね。人がたくさん滑ってるのに一大事だ!!ってハラハラしながら読みました。犯人にも驚き。入江さんの奥様の犯人にも驚き。最後の藤崎絵留に驚き‼︎

  • VS権力、という構図が心地よく、サクッと楽しく読めました。

    根津さんの、スキー場や仕事にかける想いはかっけーなーと。

    自分で勝手に「悪意」や「白夜行」と比べてしまった…
    もっと深くてクタクタになりながら読める作品を求めてしまう私がいました。

  • いやー面白かったー!
    文章なのに疾走感がとにかく凄いお話でした。
    個人的にめちゃくちゃ映像向き作品だと思います、と思ったらテレビドラマ化されてたんだね。


    という事で今回は白銀ジャックです。
    何回か頭の中でよく似た別の映画のタイトルと混同しちゃって「どっちだっけ?」ってなってたんだけどこれは白銀ジャックです。はい。だがしかしあちらのタイトルでも何か合いそうな気はしている。


    雪山が舞台のお話ですね。
    シーズン真っ盛りのスキー場にある日突然「爆弾を仕掛けた」という脅迫状が届き、そこから巻き起こるあれやこれやが描かれます。
    東野圭吾作品にしては絡む登場人物は少なめかな?
    そしてクローズドサークルものではないのに一切警察が登場しないってタイプの作品は割と珍しい気がしますね。
    この話、筋は何となく読めたのに最後の最後でひっくり返されちゃったの本当に悔しい!そこまでは思いつかなかった!
    くそぅ、絞り込む人物は間違ってなかったのになぁ。


    でも何と言ってもこの話、読んでる時ずーっと自分がスノボやらスキーやらをやってる感覚になれるのが一番楽しい所なのでは。
    個人的にはウィンタースポーツにそんなに慣れ親しんでないし、何ならオリンピックの中継を眺めるくらいしかしないんですけど、そんな私でも疾走感だったりゲレンデの綺麗さを感じることが出来るんだもん。
    やっぱり小説って世界に入り込めるのが最高に楽しいと個人的に思ってるのでこの作品当たりでしたね。
    一応「雪山シリーズ」って括りで他作品もあるみたいなんだけど……どうやら登場人物があんまり被ってないらしい?
    私は根津と千晶のその後が知りたいんだがそれ書いてありますかね???

  • スピーディな展開であっという間に読み終えてしまいました。最後にまとめて謎も解決して、なんだかんだのハッピーエンド。次のシリーズ作も早く読みたいです。

  • いい本ないかなーっと本屋さんをブラブラ歩いていると東野圭吾の新しい作品が3冊出ていてこれが一番初めの本らしいので読んでみました!
    やはり安定して面白く、最後は予想もつかない展開になってとてもびっくりしました!
    私の一番お気に入りの場面は、登場人物たちが必死に犯人を探して色々なひとが巻き込まれていくところです!
    期待を裏切らない作品なのでぜひ読んでみてください!

  • 今回は殺人は起きなくて
    スキー場に爆弾が仕掛けられてしまい
    犯人を追っていくお話し✩︎⡱

    珍しく半分くらいまではなかなかハマれず、、
    後半くらいから徐々に引き込まれていく感じ。

    それまで伏線も特になくて、事件の真相も
    なんかそんな事?て少しモヤモヤ( ›ω‹ )

    専門的なゲレンデのコースレイアウトとか
    ウィンタースポーツに詳しいと
    より楽しめるかも?

    面白かったけど
    個人的には少し物足りなかったᐠ( ᐝ̱ )ᐟ

  • 人の名前を覚えるのが苦手なので、登場人物が多く序盤は悶絶しながら読みました。相関図を書くと興醒めするというか下手したら先をメタ読みしがちなので何とか頑張って読むんですが…。

    東野圭吾作品は総じて面白い!あれやこれやは予想内でしたが最後に全てのピースがカチッとハマった時の視界がクリアになる感じは爽快ですね。

  • 期待を裏切らない展開で面白かった。東野圭吾作品の中では、読みやすいと感じました。もう少し厚みがあっても良かったかな…。

  • スキー場が舞台

  • 2024 1/11 読破
    東野圭吾の作品と知って、何となく本屋さんで手に取った一冊。
    今まで読んだ中で上位に入るくらい結末が面白かった。

  • 犯人は誰か、予想しながら読むが、最後にはいつも度肝を抜かれる。そして、全てがつながり、幸せな気持ちも込み上げてくる。
    本作はシリーズって事で、続きが早く読みたい。

  • スキー場の話
    ・倉田玲司 → 広世観光の新月高原スキー場
           索道部マネージャー
    ・根津昇平 → スキー場パトロール
    ・藤崎絵留 → スキー場パトロール

    踵がスキー板から離れる
    自衛隊の人が履いているようなスキー
    テレマークスキーっていうのか..
    確かに雪道歩くのには
    すごく良さそう
    ターンする時
    片方の膝をつく滑り方
    見てみたい

    スキー場運営会社に脅迫状
     木を切り倒し 
     地球温暖化を起こしたもの達へ
     の慰謝料
    スキー場に爆弾を埋めたと
    要求を飲まなければ
    爆発..沢山のスキー客が
    怪我する
    要求額は3千万 ✖️ 数回
    ・瀬利千晶 → 20代ボーダー
    ・幸太   → 千晶の従兄弟 大学2年
    ・怪斗   →幸太の兄   大学4年

    会社の上司達が
    兎に角腹立たしい

    この上司達と
     (雪崩を起こして 街のリフトを壊し
      そのエリアを切り離して売却
      しようとした)
    スキーの町の町長の息子達
     (それを阻止しようとした)
    両方が犯人
    最後は
    皆んなそれなりに納得のいく
    ハッピーエンド

    今年から
    又スキー場へ
    行きだしたので
    スキーの話が
    より面白く感じた
    スキーしてる気持ちになる

  • 自分がウィンタースポーツをやらない、雪が好きなわけではない、という位の理由でこれだけ好きな東野圭吾さんの雪山シリーズを手に取ってこなかった。
    分かり切っていたことではあるが、大きな大きな間違いだった。
    この先は程なく残りの3冊にも手を出すだろう。
    あまり雪山の知識はないものの、細かな描写やスキーやスノボが登場する物語らしく疾走感溢れる作品だった。
    殺人事件がない、犯人も具体的に中々姿を見せない中で、様々な登場人物があっとつながる展開は驚きでしかなかった。
    二つ印象に残った点、ひとつは「この人が犯人であってほしくない」という人物が犯人でなかった、良かった。
    もうひとつ、重要な登場人物のうちの二人がほのぼのと結ばれていたこと、良かった。

  • 東野圭吾の作品はどれもおもしろいが、雪山のシリーズは他作品と比べると少々見劣りするかな。爆弾はないかもしれないがスキー場経営で実際にありえそうな問題。

  • スキー場に「タイマー付きの爆発物を仕掛けた。遠隔操作によって、いつどこからでもタイマーを作動させることができる。」と脅迫上が届く。利用客の安全確保を最優先すべきだが、スキー場経営を考えると騒ぎが大きくなり営業に支障が出ることへの懸念から警察へ通報できずにいた。そんな状況を知ってか、犯人からは身代金の要求が相次義ぎ、ゲレンデ上での身代金の受け渡しが進められていく。スキー場の安全管理を担う倉田は、仕掛けられた爆発物の場所を特定すべく犯人との駆け引きを進める中で、事件への違和感を覚え始める。“犯人の目的は何なのか”
    一方、事件発生と時を同じくして、1年前にゲレンデで起きた事故の遺族(親子)がスキー場に滞在していた。ルール違反のスノーボーダーの追突により母親を亡くした事故と向き合うために事件現場を訪れていたのだ。
    気分の良い結末ではなく、犯人の思惑に振り回される倉田の他、スキー場スタッフに同情した。が、救世主のような存在に真摯に働くスタッフが報われたのは良かった。

  • スラスラ読めて面白かったけど、がっつりミステリーが読みたい人は満足出来ないかも…。

    あと登場人物覚えられない

  • 予想を超えるオチと個性的な登場人物達。
    最後は胸糞からのスッキリ爽快感のあるエンディング。

  • 「新装版」として本屋に並んでいたのをみて、3冊の中から直感でチョイス。雪山もスキーも全く縁のない私だが、十分に楽しめる要素が満載だ。冬のゲレンデで繰り広げられる”命がけ”のドラマに、ハラハラドキドキ。スキーとスノボの違いや、それらに情熱を注ぐ人々の人生感、そして経営者の思惑など、知らない世界を垣間見るワクワク感に包まれる。爆弾をしかけるという犯罪行為ではあるが、白銀という世界とスピート感のあるストーリーによって読み応えのあるサスペンスになっている。いつものように最後は一気読み。ラストシーンが心地よい。

  •  一年前の死亡事故が暗い影を落とす新月高原スキー場に届いた一通の脅迫状。環境破壊の慰謝料として三日以内に三千万円を用意しろ、従わなければゲレンデに仕掛けた爆発物を作動させる、という内容が書かれている。索道部マネージャーの倉田はお客さんの安全を第一に考えるが、上層部の理解は得られない。果たしてこの脅迫状は本物か悪戯か。『犯人』の真の目的は。一年前の事故は今回の件に関係あるのか――。

     ということで本書は一刻の猶予もない緊急事態の中、焦れる現場の人間と煮え切らない態度を示す上層部の対立構造が随所に挟まれるタイムリミットサスペンスになっているのですが、真相が明かされるとともにそれまで見えていた景色がまったく違って見える作品になっています。動機が明らかになると同時に、なんちゅーことを考える奴が……、という気持ちになってしまいました。ネタバラシにならないためにぼかした言い方になるのですが、後半、ある思いを抱えてある行動を起こす人物がいまして、その行動の真意が明らかになるところなど、読後の余韻がとても良い作品になっています。

全39件中 1 - 20件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

東野圭吾の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×