雪煙チェイス 新装版 (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社 (2023年10月6日発売)
3.76
  • (35)
  • (86)
  • (61)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 1508
感想 : 67
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784408558400

作品紹介・あらすじ

無実の証人を捜せ! 追跡者が来る前に
殺人容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。
彼のアリバイを証明できる唯一の人物は、偶然出会った正体不明の美人スノーボーダーだけ。
竜実は、彼女を捜すため日本屈指のスキー場に向かった。
それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄署の刑事・小杉。
僅かな手がかりを頼りに救いの女神を見付け出し、無実を証明することはできるのか!

みんなの感想まとめ

無実の証人を捜し出すため、追跡者から逃げる大学生の緊迫した物語が展開します。主人公の脇坂竜実は、偶然出会った美人スノーボーダーを探し出すために雪山へ向かい、彼女を見つけることで自身の無実を証明しようと...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 五分の魂もないのかよ!刑事の小杉さん、かっこよかった!!新年のスペシャルドラマ見逃したんだよね。。ムロさんでしょ?好きだから観たかったなぁ。。絶対かっこいいだろうな。。そして根津さんと千晶さんめでたい⭐︎くっついて欲しいと思いながら読んでたから幸せな気持ちでいっぱいです!

  • 東野圭吾、面白くないわけがない。その上で、展開は時間の流れに沿ってるし、伏線がちりばめられてるわけでもないし、とても読みやすく、あっという間に読了。タイトル通りスピーディーな感じも良かった。
    お正月のドラマ、録画したっきり見てないので見てみよう。映像楽しみ!

  •  シリーズものではないですが雪山シリーズは滑降のスピード感に似て非なる早い展開で楽しませていただいた。人が亡くなっている事件なのだが捜査を取り巻く捜査員も追われる側も何故かコミカルな雰囲気を醸し出す。
     学生の友人達の何とも敏感なセンスを持った有識者達はチームワークの良さと伝達のスピード感は今の時代を無意識に認識させられた。危機意識をもった検知の速さが情報保護により親友を退避させる迅速さも秒単位の変化が捜査のプロを欺く。今時の若者の反応からも想定を上回るスピード感なのと追従できなくなる危機感を覚えた。
     無音の白銀パウダーな絶景でも瞬時に粉雪が上気する程の出会いが一瞬で煙を残して過ぎ去り、あっという間に滑降する特徴的な紅白模様は鮮明にメモリーに刻まれ無実の証拠になる。辿り着きそうで的が外れて、しつこく追求してもまた外れ、最後まで焦らしますね。欲を抑制できない美しきボーダーはややこしい事態をつくります。

  • スピード感溢れるストーリーで一気に読むことが出来ました。
    冤罪をテーマにしており、自分の身に起きたらメチャクチャ怖いって思いながら読みました。

  • 前にこのシリーズの説明を調べた時に「話自体は繋がってないからどこから読んでもOK」みたいに書いてあったんだけど、これはちゃんと順番通りに読まないとこの読後の気持ちはわかないなと思った。
    いや本当に順番大事だよこのシリーズ。


    という訳で雪山シリーズ3作目です。
    今回は前回のコミカルな感じはだいぶ減って「無実の罪で追われる学生VS彼を追う刑事」の追いかけっこが描かれます。
    私基本的にこういう追って追われてって話苦手なんですけど(ゴールデンスランバーを読み終わるのに2週間くらいかかったレベル)、この話はスルスル読めました。
    と言うのも大抵こういう話って無実の罪で逃げる主人公って孤独で誰とも連絡取れなくて不安で不安で仕方ない、みたいな描写多いじゃないですか。
    この話は何と逃げる時に優秀すぎる参謀がついてきます。
    もはや彼について行けば何とかなるなと思わせるレベルの参謀なのであんまりその不安感とかがないんですよね。
    それに加えて追ってきた刑事がこれがまぁ話の分かる人だこと。
    それもあって程よいバランスでの逃走劇になるのであまり読んでて辛くなかったのも理由だと思います。


    でも主人公には悪いんだけど、個人的なこの話の主軸は主人公達以外の周りの大人達の恋愛模様だったんですよねー。
    最初の出会いからずっと関係性を見てきた根津と千晶もそうだし、小杉刑事と女将さんもそうだし。
    もうさ……みんな幸せになっちゃえよ!と言いたくなるくらい恋愛ストーリーなんですよ!
    その中を逃げ回らないといけない主人公よく考えたらめちゃくちゃ可哀想だよね……なんかもう色々蚊帳の外すぎてね……。
    うん、主人公に幸あれ。
    そして頑張れ小杉刑事。

  • 20261.3 NHKスペシャル ムロツヨシ
    白井 琴音役 恒松 祐里、「ゲレンデの女神」を演じるのは、スノーボーダー・千晶役の武田玲奈

    無実の証人を捜せ! 追跡者が来る前に
    殺人容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。
    彼のアリバイを証明できる唯一の人物は、偶然出会った正体不明の美人スノーボーダーだけ。
    竜実は、彼女を捜すため日本屈指のスキー場に向かった。
    それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄署の刑事・小杉。
    僅かな手がかりを頼りに救いの女神を見付け出し、無実を証明することはできるのか!

  • ドラマ化されるという帯を見て購入。
    ただ気づくのがちょっと遅かった。小説を読み始めた時に、
    2026年お正月にNHKで2夜連続放送。先にドラマを見てしまった。脚本最高!役者さんもハマリ役!そして雪煙の映像もすばらしい。見ているだけでスピード感が味わえる。
    犯人までわかってしまったので、小説を読む時にはドキドキ感はなかったが(小説のせいではなく、私の順番のせい)それでも、改めて原作の構成の緻密さとそれを生かした脚本の面白さを実感した。多少脚色はしてあったものの、ミステリーでありながらクスっと笑える場面を取り入れてあり、小説とドラマそれぞれ楽しむことができた。

  • どの女性がアリバイの人か!?
    っていう展開と共に刑事に追われる容疑者と、その刑事の目線から語れる話
    小杉たちが話のわかる人でよかった

  • 日本最大級のスキー場を舞台にしたミステリー。
    女神に辿り着くまでの次々と変わる展開に、スノボーで滑るようにどんどん読み続け、すぐ読み終わった。
    ミステリーの展開もだが、友情、恋愛もふんだんに盛り込んだ構成はさすが東野圭吾さん。
    今回のような話を読むと警察組織の悪い風習が早くなくなってほしいとつくづく思う。
    小説やドラマだけであってほしい。

    そして、今年はスノボー行きたいな。

  • 容疑者の疑いにかけられた主人公。友人と証人を探すためにゲレンデに向かう。刑事と主人公達の逃走劇がおもしろい。もう一度読み返したい作品である。

  • 夏にゲレンデの話しは、涼しくなるよ。
    展開は、早いからあっという間に読めるよ。

    • 2304066番目の読書家さん
      え!これは夏にありですね!
      候補です!!!
      え!これは夏にありですね!
      候補です!!!
      2025/06/27
    • 八尾読書クラブさん
      雪山行ったことないやろ!
      雪山行ったことないやろ!
      2025/06/27
    • 2304066番目の読書家さん
      スキーは行ったことありますし想像ですよ!!!!!!!笑
      スキーは行ったことありますし想像ですよ!!!!!!!笑
      2025/07/02
  • ドラマもみよ〜っと

  • ドラマ化と聞いてずっと積んだままになっていた小説を読んでみた。大学生である脇坂竜実が、殺人事件の容疑をかけられ、アリバイを証明してくれる女性を捜すためにスキー場に向かうのだが、ほとんどの登場人物がありえない行動を取るので呆れてしまった。まず、「犯人」である脇坂竜実の話を鵜吞みにして、波川省吾をはじめとする友人たちが全員協力的である。その時点でありえない。本当に犯人だったらどうするのか。犯人隠避は犯罪である。幼馴染などならともかく、たかだか大学で親しい程度の相手に対して、人生を棒に振りかねないような行動を取るだろうか。かりにその場ではいったんは協力的であっても、誰かがすぐに良心の呵責に耐えられなくなって警察に自白するだろう。まるで甘言に乗せられて「闇バイト」で人生を台無しにしてしまう若者のようである。そもそも逃げるという発想も信じがたい。波川がいろいろと理窟を述べてはいるが、スキー場に行ったところで逢えるのは天文学的確率であろう。逢えても相手がよく憶えていない可能性もある。いくら緊急事態で冷静ではないとはいえ、その状況でふつうはスキー場行きにゴー・サインを出さないと思われる。スキー場でもありえないことばかりである。20年近くぶりに滑ったはずの小杉敦彦刑事は当初悪戦苦闘しつつも、ブランクが信じられないほどに転ばずに移動できているし、異常に物わかりがよい女将の川端由希子は夫を亡くして旅館や居酒屋を1人で切り盛りしているはずなのに、昼間から仕事もせずに小杉に全面協力。スキー場のスタッフもありえないことだらけで、高野誠也は脇坂たちに立入禁止エリアを教えてしまう。のちに家族全員がスキー場の関係者であることが明かされるが、もし立入禁止エリアに入ったことで事故でも起こったら、営業停止になったり、最悪の場合はそのまま廃業に至ったりする可能性すらある。家族全員が路頭に迷ってしまうリスクを冒してまで、なぜ教える必要があるのか。成宮葉月は妊娠中にスキーをするどころか、リスクが高い立入禁止エリアに平気で入っている。そもそも元アスリートという設定のはずだが、それなのにそういうエリアに入るなんて、スポーツマンシップはどこに行ったのか。引退したらなくなってしまうとでもいうのか。とうとうアリバイを聞かされた小杉刑事は、なんとあっさりと脇坂の主張を鵜吞みにしてしまう。あらゆる発言を疑うのが刑事の務めではないのか。この時点で真犯人が捕まっているわけではなく、脇坂が精巧なウソを吐いているだけだったらどうするのか。刑事失格である。このように、行動に粗がない登場人物を捜すほうが難しい摩訶不思議な小説である。東野圭吾でなければ話題にもならずドラマ化もされなかったであろう。そもそも出版できたかどうかも怪しい。

  • 偶然、殺人の容疑をかけられた大学生が、自分の無実を証明できる「女神」を探すため、スキー場を探し回るお話。
    犯人探しは付録程度。でも、スキーかスノボをした事がある人なら、スキー場での追跡・逃亡劇は結構リアルで、一気に読めると思う。
    ストーリーに多少出来過ぎ感はあるが、そこを読ませてしまう筆力はさすが。

  • とても素晴らしかった。です。
    スキー、スノボー経験者なら尚の事楽しく読めると思います。
    白銀ジャック、疾風ロンド、雪煙チェイスと3作を順に読むべし。
    さらに恋のゴンドラを最初に読むともっと楽しい事間違い無し!
    続編、、出して欲しい。

  • スピード感あふれる展開でドキドキがとまらず一気に読み終えました。
    雪山に行きたくなる人もいるかも!?

  • 東野圭吾の書き下ろしミステリー。主人公がスノボーをしに行った時に、写真を撮ってあげた女性を探さなければならない!何故ならば、主人公が殺人事件の容疑者荷物がなってしまったのだ。友人の協力により女性を探すが、空振りばかり。最後の望みをかけたものの肩透かし…。しかし、最後のどんでん返しがいい。警察の中にも融通が効く人が居るのも、新鮮であった。あっという間に読んでしまった。

  • 2026.04.10読了

  • 2026/3/5-3/8
    自分のぶれない軸を持って生きたいと思った

全53件中 1 - 20件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

東野圭吾の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×