雪煙チェイス 新装版 (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社
3.75
  • (14)
  • (26)
  • (25)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 797
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408558400

作品紹介・あらすじ

無実の証人を捜せ! 追跡者が来る前に
殺人容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。
彼のアリバイを証明できる唯一の人物は、偶然出会った正体不明の美人スノーボーダーだけ。
竜実は、彼女を捜すため日本屈指のスキー場に向かった。
それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄署の刑事・小杉。
僅かな手がかりを頼りに救いの女神を見付け出し、無実を証明することはできるのか!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • スピード感溢れるストーリーで一気に読むことが出来ました。
    冤罪をテーマにしており、自分の身に起きたらメチャクチャ怖いって思いながら読みました。

  • どの女性がアリバイの人か!?
    っていう展開と共に刑事に追われる容疑者と、その刑事の目線から語れる話
    小杉たちが話のわかる人でよかった

  • 容疑者の疑いにかけられた主人公。友人と証人を探すためにゲレンデに向かう。刑事と主人公達の逃走劇がおもしろい。もう一度読み返したい作品である。

  • 偶然、殺人の容疑をかけられた大学生が、自分の無実を証明できる「女神」を探すため、スキー場を探し回るお話。
    犯人探しは付録程度。でも、スキーかスノボをした事がある人なら、スキー場での追跡・逃亡劇は結構リアルで、一気に読めると思う。
    ストーリーに多少出来過ぎ感はあるが、そこを読ませてしまう筆力はさすが。

  • とても素晴らしかった。です。
    スキー、スノボー経験者なら尚の事楽しく読めると思います。
    白銀ジャック、疾風ロンド、雪煙チェイスと3作を順に読むべし。
    さらに恋のゴンドラを最初に読むともっと楽しい事間違い無し!
    続編、、出して欲しい。

  • スピード感あふれる展開でドキドキがとまらず一気に読み終えました。
    雪山に行きたくなる人もいるかも!?

  • 日本最大級のスキー場を舞台にしたミステリー。
    女神に辿り着くまでの次々と変わる展開に、スノボーで滑るようにどんどん読み続け、すぐ読み終わった。
    ミステリーの展開もだが、友情、恋愛もふんだんに盛り込んだ構成はさすが東野圭吾さん。
    今回のような話を読むと警察組織の悪い風習が早くなくなってほしいとつくづく思う。
    小説やドラマだけであってほしい。

    そして、今年はスノボー行きたいな。

  • 長野県民には、とても親しみやすい作品だった。
    犯人に意外性はなかったが、女神を取り巻く人々の人間性が気持ちよく、爽快な後味だった。

  • タイトルからどんなストーリーなのだろうと読み始めたが、まさに雪煙チェイスだった。
    「鬼ごっこに勝つ方法」という一文がとても印象に残った。
    東野圭吾の作品はいつも最後に全てを語ってくれなくて気になるが、そこが良いのかもしれない。

  • 相変わらず面白い

全24件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

東野圭吾の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×