ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版 (実業之日本社文庫)

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  • 実業之日本社 (2023年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784408558455

作品紹介・あらすじ

『天久鷹央の推理カルテ』テレビアニメ化決定!!
原作/知念実希人 キャラクター原案/いとうのいぢ

©知念実希人・いとうのいぢ/ストレートエッジ・天久鷹央の推理カルテ製作委員会
(2024年4月現在)

病棟に現れた「天使」
謎めく事件の真相は?

書き下ろし掌編を追加した完全版‼

小児科病棟で相次いで起こった急変。同じ病室の男子三名が、原因不明の嘔吐、喘息発作、不整脈を起こした。さらに、この病棟で「天使を見た」と語る小学生まで現れ……。魅力的な「謎」があるにも拘らず、事件解決に動かない天久鷹央。なぜ? そして事件に秘められた「病」とは? 現役医師が描く医療ミステリー、シリーズ屈指の感動作! 書き下ろし掌編「ソフトボールと真鶴」収録。

<目次>
プロローグ
Karte.01 甘い毒
Karte.02 吸血鬼症候群
Karte.03 天使が舞い降りる夜
エピローグ
書き下ろし掌編 ソフトボールと真鶴

みんなの感想まとめ

医療ミステリーの魅力が詰まった本作は、短編形式でありながら、深い感動を呼び起こすストーリーが展開されます。特に「天使の舞い降りる夜」では、小児科病棟での不可解な現象を通じて、主人公・天久鷹央の人間らし...

感想・レビュー・書評

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  • 天久鷹央シリーズ2作目
    今回の作品も天久鷹央の推理が鋭くて、とても
    面白いストーリーでした。
    短編のいいところとして、一つ一つの作品が
    独立しているので、もう一回リセットして読めるところです。長編でしたら、もう一度ページを
    戻して頭の中を整理してから読まないといけないのです。
    今作は、天久鷹央の裏の顔と言うのか、前作では、表現されなかった感情が見えます。
    泣ける一冊になると思います。

  • 破天荒かつ博覧強記の天才女医・天久鷹央と、彼女と同じ統括診断部で働く内科医見習い・小鳥遊優が不可解な事件に挑む、大人気メディカル・ミステリー。
    『推理カルテ』→『吸血鬼の原罪』の順に読み、本作『ファントムの病棟』へ。

    『推理カルテ』と同じく、3つのエピソードが楽しめる短編集。印象に残った話はやはり『天使の舞い降りる夜』だろうか。
    小児科に入院している少年たちの完治したと思われた症状が再発。その隣の病室に入院している別の少年は『天使を見た』と証言しており、この奇怪な問題に統括診断部が挑むというもの。
    ページ数的にも本作のメインとなる話で、普段は傍若無人な鷹央の意外な一面を知ることができた回だった。
    他の知念氏の作品と同じく、読み応えがありつつもスラリと一気読みできる読みやすい文体は言わずもがなで、ミステリ初心者にもオススメしたい。

  • 人のことを思う気持ちを感じることが出来る小説。

    すごく人との繋がりを感じる回で、最後の「天使の舞い降りる夜」はよかった。
    朝から感動してしまいました。

    親、友達、知人のために自分ができることを考えさせられました。
    でも、良かれと思ってやった1つの行動で病を発症したりと医学が恐ろしくも感じました。
    少しでも医療について最低限の知識を学びたいと考えさせられます。

    主人公の天久鷹央の人間らしさや弱い部分があり、より一層魅力的に感じた回でした。

  • 天久鷹央シリーズ屈指の感動作と呼び声高い1冊。

    超人的頭脳と変人っぷりが同居し、面白そうな“謎”には嬉々として首を突っ込む鷹央先生が、今回はある事情から珍しくキレの悪さを見せる。

    医師としての苦悩や、自身の特性に対する葛藤に悩み、なかなか一歩を踏み出せずにいた鷹央先生が、部下でよき理解者(被害者でもある)小鳥遊にも助けられつつ、自身の“弱さ”を克服するラストが熱く、前評判に違わない感動を与えてくれた。

    いつも通り、ワチャワチャしたコミカルな部分と、シリアスな部分がよい感じのバランスで同居していて、サクサク読める。
    重厚なミステリーもいいが、こういう軽く読めてシンプルに「あーおもしろかった♪」と思える作品もやっぱりいいなと。

  • 『天久鷹央の推理カルテ 完全版』。超越した医療知識を持ちながら、コミュニケーション能力に難があり、他人の気持ちを想像できない天久 鷹央の人間性が窺い知れる貴重なエピソードが収録された、シリーズ第2巻。

    前作と比較すると、医療絡みのミステリーばかりでテンポ良くハラハラドキドキしながら読み終えることが出来ました♫

    印象的なエピソードは、『Karte03 天使の舞い降りる夜』です❗いくら卓越した医療知識を持っていても、無力であることを知った鷹央は、これから1段上のステージの医師になると信じて続きのシリーズを追っていきたいと思います✨

    書き下ろし掌編の『ソフトボールと真鶴』は、哀しい話しの潤滑油となる笑いの絶えない話しでした♫

  • シリーズ2作目。こんなに何個も謎を生み出せるってすごい。作者にはどれだけの医療知識があるの?と思ったけど本当にお医者さんなのねー。

    今回は鷹央先生の意外な一面に触れられる。小鳥先生も扱い方が分かってきたりと相棒として成長してるなー。

  • 本作のテーマは『大切な人を守るために犯した罪』といったところでしょうか。

    最終章「天使の舞い降りる夜」のラストでは、医師としての試練を乗り越えた鷹央先生の姿に号泣でした。

    アニメ化おめでとうございます!

  • 軽く読めるし、とても面白い。キャラが魅力的。20冊あるので、これからゆっくり楽しみたい。ワクワクです。

  • 天久シリーズ二作目。
    今回の3部の犯人の心の優しさを感じる作品でしたね。医療の知識がないので、トリックというか種明かしの部分はそういう薬があるんだ、くらいの感想になってしまうのが、自分の知識の無さも含めて少し残念。知識のある方が読んだら全く違った感想なのだろうか。

    余談ですけが、最近自分の涙腺ポイントが他の人と違うなと思う事がよくある。今回は鷹央と健太のの絡みでなく、悪ガキ三人が健太の母親に謝罪して母親が涙ながらにそれを受けるというたった数行のシーンにやられた。マイノリティなのかな。

  • 2024/09/14読了

  • 面白かった。
    医療関係の闇をきちんと取り入れつつ、患者さんと医療従事者の交流とかを押さえつつ、ミステリとしても短編ながらちゃんと成立してて面白かった。
    作中に自分と同じ持病が出てきたので、おおっと思ってしまった。

  • シリーズになる物語の何処が良いのか!個人的には登場人物の個性が読めば読むほど医療・医学の事ではあるが身近に感じられ、微笑ましくもありイライラもするが、個性豊かな登場人物がどんどん好きになっていく!今までの物語の中でも特に著書では、愛着と言う言葉を強く感じ楽しめた。ストーリーに関しても日常ありえるような運転手さんの話しから、どうする事も出来ない命に関わる医学の核心のような物語を楽しむ事が出来た。どうしても金田一少年の事件簿を連想してしまう。また、アニメ化決定の見出しを見るたびに面白いだろうな!と妙に安心してしまう。次の作品も楽しみに読ませていただきたい。

  • 「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ2

    小鳥遊が赴任して4ヶ月〜半年くらいの話。
    コーラに仕込まれた毒の謎、
    病院に現れた吸血鬼の謎、
    小児科病棟に舞い降りた天使の謎、
    3つの謎を天久&小鳥遊コンビが解き明かしていく。

    今作は子どもの気持ちがキーワード。子どもたちの優しさ、想いが謎に大きく絡んでくる!

  • 完全版ができたので再読。
    鷹央と健太のエピソードは知っていても感動する。相手の心情を読めない自分のことが分かっていて苦しむ鷹央。健太に会いに行きたいが、余計なことを言ってしまって彼を傷つけてしまうことを恐れているのがよく伝わってくる展開であった。
    アニメ化、ドラマ化でもこのエピソードは採用されている様子。原作を再度読んでから観ようと思っていたのでこれからゆっくり映像化を楽しんでみようと思う

  • 鷹央の子供に対する思いが知れて、よかった
    小説に出てきたあの子にはとても優しい【子供の先生】で最後まで自分を卑怯者といいながらも最後は会いに行ってあげてとても優しいと思った
    自分よりも若いしかも子供が亡くなる姿って誰しもが悲しくなるし特に医者とかは対面するんだろうなって改めて知れた
    本当にお医者さんはすごいと思う

  • 天久鷹央の推理カルテシリーズ 第2弾。
    炭酸飲料とトラック運転手の話「甘い毒」、
    療養型病院に現れる吸血鬼の話「吸血鬼症候群」、
    小児科病棟で相次ぐ急変と天使の話「天使が舞い降りる夜」の3話。
    アニメで映像化された
    天使が舞い降りる夜が切なかった!
    鷹央が医師としての苦悩、葛藤、
    また成長が見えたお話だった!

  • 二作目。色々な患者さんの症状を楽しく読み進めたもののやはり子供の患者は少しうるっと来た。鷹央の新しい顔が見られて良かった。

  • 小児科病棟で相次いで起こった急変。同じ病室の男子三名が、原因不明の嘔吐、喘息発作、不整脈を起こした。さらに、この病棟で「天使を見た」と語る小学生まで現れ…。魅力的な「謎」があるにも拘らず、事件解決に動かない天久鷹央。なぜ?そして事件に秘められた「病」とは?現役医師が描く医療ミステリー、シリーズ屈指の感動作!書き下ろし掌編「ソフトボールと真鶴」収録。(e-hon)

  • 「天久鷹央の推理カルテ」第2作。
    ベストセラーだけあって、安定の面白さ。
    天使が舞い降りる夜では鷹央の意外な一面が見れた。
    シリーズを順次読んでみようと思った。

  • 病気に対しての勉強にもなりますし、謎解きも面白い。
    子供との別れは涙が溢れました。

    ありがとうございました。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。
2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に『天久鷹央』シリーズがある。
『崩れる脳を抱きしめて』、『ひとつむぎの手』、『ムゲンのi(上・下)』、『硝子の塔の殺人』、『放課後ミステリクラブ』で本屋大賞にノミネートされる。
その他著書に『仮面病棟』、『ブラッドライン』、『優しい死神の飼い方』、『機械仕掛けの太陽』、『祈りのカルテ』等がある。

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