神秘のセラピスト 天久鷹央の推理カルテ 完全版 (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社 (2024年2月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784408558677

作品紹介・あらすじ

『天久鷹央の推理カルテ』テレビアニメ化決定!!
原作/知念実希人 キャラクター原案/いとうのいぢ

©知念実希人・いとうのいぢ/ストレートエッジ・天久鷹央の推理カルテ製作委員会
(2024年4月現在)

医師の言葉が信じられない。
患者を救えるのは、誰か。

鍼灸師から「若返り」の治療を受け、外見が二十歳以上も変わった女性。白血病が再発し骨髄移植でしか助かる見込みがない中で、聖痕を持つ「預言者」に縋った少女。医療行為とは異なる奇蹟を求める患者に対し、天医会総合病院の天才医師・天久鷹央は「神秘」に潜む真実を明らかにする。現役医師が描く医療ミステリー! 書き下ろし掌編「詐欺師と小鳥遊」収録。

みんなの感想まとめ

医療の現実と人間の信仰心が交錯する中で、患者を救うために奮闘する天才医師の姿が描かれています。天久鷹央は、奇跡を求める患者たちの心の闇を解きほぐし、病気と向き合わせることで希望を見出す役割を果たします...

感想・レビュー・書評

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  • 信仰している人を説き伏せるにはかなりの作戦が必要。信仰をなくしたあとの絶望感を救うのが天久鷹央だった。いかなる奇跡も病気とすぐに診断できるのはすごい

  • 現実の向き合う大切さ、自分と向き合えているか・・・

    今回もハラハラ、ワクワクしながら読めました。
    推理カルテなので短編の話ですが、全ての謎(病)と物語がよかったです。
    自分なりに推理して読みますが、医療の世界は面白なって思います。

    今回の「聖者の刻印」を良い話でした。
    自分自身と向き合って前進する難しさと大切さを改めて知れた気がします。

    最後の書き下ろしも「詐欺師と小鳥遊」もいい塩梅で面白かったです。
    このシリーズは全てが満足できますね

  • なんやかんやで味方が増えてきたな。詐欺師のお姉さんはまた登場しそう。

    小鳥先生は今回も可哀想な役回り。いつも盾になって痛い思いしたり失恋したりしてる気がする…

  • 人混みに紛れると腐っていく手指、若返りの秘術、そして全てを赦す預言者ー。
    等、今作もドキドキするストーリーが盛り沢山!
    そして、またひとつ成長していく鷹央先生の姿も見られました。

    やっぱりこのシリーズ、大好きです!

  • プロローグ、エピローグと短編/中編3本に
    オマケページまでついた
    お得感満載な本作

    杠さんが、今回は味方として
    結構登場していて楽しませてくれます

    鷹央先生が
    オカルト、詐欺などの問題を
    相変わらず次々と解決して
    スカッとしますね

    オマケページもよかった

  • 医療と宗教との間に生ずる摩擦についてのお話。いつもながらの鷹央先生と小鳥遊先生のコンビが謎を解き、事件を解決させる。シリーズをずっと読んでいると、この流れがとても心地よい。次のお話も自然と期待してしまう。

  • 2024/09/21読了

  • 詐欺師をギャフンと言わせる天久鷹央。たのし〜。タカオとコトリの会話も楽しい。

  • 1文1文が短く、テンポよく読める本。
    今作のテーマは若返り、難病を治せると言う預言者
    魅力的な話題に騙されてしまった患者を救う医師の話。
    特に第二章、若返りの話では、医師の許可をもって処方できる薬の恐ろしい一面、適量について書かれていて興味深いものがあった。

  • 再読
    面白かったです。

  • 「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ7

    小鳥遊が赴任して7-10ヶ月
    おおよそ「透明人間による密室殺人」の後くらいの話。
    人混みに入ると身体が腐敗していく謎、
    年老いた女性がみるみる若返りをする謎、
    血の涙を流したり、聖痕を浮かびあがらせる預言者の謎、
    この3つの真相を鷹央が白日の下に晒していく!

    今回は短編集のため、読む間隔が空いても大丈夫!
    読書苦手な人にもオススメです!

  • 今回の3例もしっかりと現実の疾患と結びつけて解決していく。再読だったのでおおよその展開は覚えていたが随所の細かい点は忘れていたので初見のように楽しむことができた。
    人の心の機微が分からないとされている鷹央も小鳥遊とのコンビにより徐々に元々の優しさが発揮されている。
    今回完全版を改めて再読しているとその過程がよく分かってよりこのコンビに愛着が湧いてくる。
    白血病患児の羽村里奈とやりとりをしていた時や炎命の正体を暴いた後、母親:佐智に語りかける鷹央からは優しさがにじみ出ていたのが書面からもよく分かる。
    未だ数冊再読するエピソードがあるが、そんな鷹央の成長を感じられるので楽しめると思う

  • 身体が腐る病、若返る気、預言者。相変わらず面白い三本だて!そして再度登場した詐欺師、凄く好き。また出て来るといいな。

  • 第一話だけで、おもしろいです。
    第二話からも期待大!

    読後。
    医療もの好き。
    ミステリ好き。
    まとめて、知念実希人先生がお相手します笑!

  • まあ、普通に面白いですね。
    医療系の話しで不思議を演出してミステリにする。

    3103冊
    今年2冊目

  • 以前出てきた登場人物、いつかまた出てくるだろうなあと思っていたら、やっぱり出てきた。満を持してという感じで読み進める。詐欺師ではあるが、下手すると主人公よりは常識的だったり、倫理観もしっかりしていたりするのがなかなかに粋である。まあ、そうじゃない出てくる詐欺師はボッコボコにされているのが、このシリーズの小気味良いところ。
    宗教ネタをギリギリにせめているなあという印象。今回は、新興宗教ではなく大手どころなので、余計にそう感じたかもしれない。本棚の並びのまま読んでいるので、これも順番としてはちょっと前後している気がしている。そろそろ順番通りに読み直したい。

  • 天久鷹央シリーズ

    プロローグと本編の違いを読み比べるのも面白い。

    「雑踏の腐敗」腐敗というのは何なのかと思いながら読む。自分であれば腐敗とはまた違う勘違いをするかもしれない。
    「永遠に美しく」そんな二十歳以上も外見が若返るのか?とそちらに不思議さがあったが、この話は逆に怖さを感じた。
    「聖者の刻印」縋りたくなったときの信仰の怖さとともに人の心の動きが面白く感じた。ここに出てきたとある人物がまた出てくるかもしれない期待感も残る。

  • 刑事との絡みが増えてきたな
    謎解きの危険度が増してきてる?
    聖痕はなんとなく予想がついたけど、血の涙は分からなかったなー。そんなことあるんだ。

  • 天久鷹央シリーズ第七弾。

    「聖者の刻印」では、小鳥遊だけでなく、
    盲腸から復活した鴻ノ池も、なぜか詐欺師の杠までもが鷹央にこきつかわれていて、
    大変そうだった。
    対決したのは、カルトではなくカトリック教会、
    しかもバチカンとは大物だなーと思ったら、偽物だったとは。

    最初の「雑踏の腐敗」は謎解き(症状?)の部分も面白かったし、
    渋谷という知っている場所が登場したのが面白かった。
    患者の姉はOLとして働いているのに、
    渋谷のマンションに住んでいる?というところから、
    どこら辺という設定なのか気になった。

    マンションから歩いて渋谷センター街まで15分ぐらい、
    その後スクランブル交差点に行っていることから、
    駅の北西側、
    寂れた感じの住宅街でスーパーがあるとなれば、富ヶ谷?
    でも、そこまで行けば代々木八幡駅があるから、
    最寄り駅が渋谷駅だけじゃないし。
    まあ、そこらへんは突っ込んではいけないところかも。

  • 死を何が扱うか
    医療とは何のためにあるか
    人は必ず死ぬ中で
    生きるために何をできるか
    提案することはできるし
    確率を示すことはできるけど
    絶対に大丈夫を断言することはできない
    でも
    不安な時って
    「絶対」を言ってほしくなるのだけど
    医者には「絶対」を言い切ることはできない
    その中で
    気持ちに寄り添いながら
    当事者と話し合いしながら
    気持ちのその先に
    たどり着くために

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。
2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に『天久鷹央』シリーズがある。
『崩れる脳を抱きしめて』、『ひとつむぎの手』、『ムゲンのi(上・下)』、『硝子の塔の殺人』、『放課後ミステリクラブ』で本屋大賞にノミネートされる。
その他著書に『仮面病棟』、『ブラッドライン』、『優しい死神の飼い方』、『機械仕掛けの太陽』、『祈りのカルテ』等がある。

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