生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ 完全版 (実業之日本社文庫)

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  • 実業之日本社 (2024年4月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (338ページ) / ISBN・EAN: 9784408558806

作品紹介・あらすじ

『天久鷹央の推理カルテ』テレビアニメ化決定!!
原作/知念実希人 キャラクター原案/いとうのいぢ

©知念実希人・いとうのいぢ/ストレートエッジ・天久鷹央の推理カルテ製作委員会
(2024年4月現在)

強奪された「心臓」
誰が、何の目的で?

臓器移植。不幸にも命を失った人間の善意が別の患者を助ける、命のリレー。そんな死者の崇高な遺志を踏みにじる「連続臓器強奪事件」が発生する。心臓を運ぶコーディネーターへの襲撃を皮切りに、次々と奪われる命の灯。その被害は天医会総合病院にも及び……。生命を略奪する犯人の正体は? 現役医師が描く本格医療ミステリー! 書き下ろし掌編「生命の摂食者」収録。

みんなの感想まとめ

臓器移植をテーマにした本作は、命を繋ぐ崇高な行為が踏みにじられる「連続臓器強奪事件」を描いています。心臓を運ぶコーディネーターが襲撃される中、犯人の目的やその背後にある人間ドラマが徐々に明らかになって...

感想・レビュー・書評

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  • 臓器移植、それは命を繋ぐリレー・・・なのに心臓を運ぶコーディネーターが襲撃される。連続臓器強奪事件の犯人の目的は・・・

    今回は不思議な謎って感じではない内容かと思いましたが、しっかり不思議な謎がありました。しかし、今までのワクワクするような謎ではなかったです。

    人それぞれの事情があると思うと悲しいくもあり傲慢な事件だった気がします。
    本格的に3人で行動するようになった気がするので今後も楽しみではあります。

    気になったのは本書にチラッと匂わせる「ナイトミュージアム事件」です。
    アニメで見れますが、小説にはないとのことです。

    書き下ろしの「生命の摂食者」はやはり3人になって面白さがアップした気がします。

  • 連続臓器強奪事件を追う今作。
    鷹央と小鳥遊のバディに加えて、鴻ノ池もいい活躍をしていました。書き下ろしの掌編も面白く読ませていただきました。

  • 臓器移植についての知識が無さすぎて用語や情報を調べながら読んだのでいつもより集中して読めなかった。

    小説を読んでいるはずなのに色んな知識が学べてちょっとやりきれない感はあったけれど今回も良かったー。

  • 移植用の臓器という、生命のリレーを繋ぐバトンを次々と奪っていく組織。
    その目的は、果たして違法売買のためなのか?
    犯人の不可思議な手口の謎を、今回も天久鷹央が鮮やかに解いていく!

    完全版ならではの後日談も、面白かったです!

  • 臓器移植の話。臓器売るのね、ぎゃー、嘘でしょ。ひどいー。とか、思いながら、読み進む。鷹央の謎解き、スッキリ〜。そこは2度読みした。いつもの鷹央とコトリのコンビもいい感じ。エピソードでのコウノイケの打ち上げ料理も楽しかった。トリオのお仕事、面白かった!

  • 今回は「命のリレー」である臓器移植がテーマ。その移植臓器を狙う連続襲撃事件が発生するという、重くてリアルな題材なのに、あっという間に読み終えてしまいました。

    現役医師でもある著者だからこその医療描写の説得力。そして天久鷹央の冷静な頭脳と、小鳥遊、鴻池らの連携が光る。緊張感を保ったままテンポよく進むストーリーに引き込まれ、気づけば夢中でページをめくっていました。

    中盤からは「なぜこんなことを?」という怒りと疑問が湧き上がり、第三章の対決シーンではその感情が一気に爆発。まさに読者としてのカタルシスを味わえました。

    シリーズの中でも医療と倫理、感情の動きがバランスよく詰まった一冊。考えさせられつつも、しっかり楽しめる医療ミステリーでした。鷹央シリーズが好きなので楽しめました。

  • 祝、アニメ放送開始

    鷹央先生は、表紙などで
    ビジュアルはわかっていましたが、
    小鳥先生や舞ちゃんはあんな感じですかね。

    小鳥先生は、もう少し男前で想像してました。

    本書ですが、
    相変わらずの桜井刑事に加え、
    成瀬刑事も少しずつこちら側よりになり
    今後が楽しみです

    謎的にも、一回解決したと見せかけて
    続きがあるとは。

    次作も楽しみです

  • 魅力的なキャラクターたちと巧妙なミステリーが組み合わさった、非常に楽しめる一冊でした。
    特に、主人公の天久鷹央、小鳥遊優、鴻池舞の個性が光っており、物語に引き込まれました。

    天久鷹央は、圧倒的な記憶力と鋭い推理力を持つ天才医師で、まるで写真のように物事を記憶できる能力が印象的です。
    その一方で、空気を読むことが苦手で、人間的な感情に乏しいというギャップがあり、そこに人間味を感じて好感が持てました。
    彼女の独特な言動には目が離せません。

    小鳥遊優は、そんな天久の暴走を止め、物語の流れを整えるバランサー的な存在です。
    彼の冷静で穏やかな性格は、強烈な個性のキャラクターが多い中で、安心感を与えてくれます。
    鴻池舞もまた、物語に彩りを添える存在で、それぞれのキャラクターが魅力的に描かれていました。

    ミステリーとしても非常に優れており、特にどのようにして謎を解いていくのかにワクワクしながら読み進めることができました。
    最初に登場する臓器強奪犯は、「ケメティズム」という難解な思想を持っており、なかなか共感しづらい部分もありました。
    また、臓器強奪事件が複数発生し、同一犯人と思わせながらも実は無関係な2人による別々の犯行だったという展開には驚かされ、推理の難しさと面白さを同時に味わうことができました。

    今月、このシリーズものがTVドラマとして放送されるので、映像化されることでキャラクターたちがどのように描かれるのか、今からとても楽しみです。

  • 2024/12/30読了

  • 天久先生シリーズ、3つ目にしてここを読んでみた。どのシリーズからよんでもやっぱり楽しめる。
    特に事件を解決したかと思われたのにまだページ数がけっこうある!?と思い、さらにまた謎を解き明かしていく楽しさといったら…残りのページ数がもう一つの謎を解くには足りない感じなのに読み終わったあとの充足感。臓器強奪というテーマから宗教感まで様々なことを感じさせる。そして天久先生と部下たちのやりとりがやはり絶妙。

  • 「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ14

    臓器移植による命のリレー。死者の崇高な遺志により誰かの命が助かるはずだった…

    心臓の強奪を筆頭に次々と奪われる移植されるはずの臓器。犯人の目的は一体なんなのか。
    鷹央、小鳥遊に鴻ノ池も加わり、その真相を明らかにしていく!
    その中で小鳥遊の鷹央へ対する保護者みが深まっていくところも見どころです。

    エジプトの古代文明や臓器移植について勉強になりました!

    時系列が気になる人へ…
    小鳥遊が赴任して一年以上。ようやく鴻ノ池が研修医として統括診断部にやってきた。
    ナイトミュージアム事件、火焔の凶器、幻影の手術室、魔弾の射手より後の話。

  • ⭐︎4でもいい気がしたが、最後のところが個人的にだれてしまったように感じた。話の3分の2が終わったところで、いったん事件が解決したが、その裏に本当の犯人がいたというものだが、そこが少しややこしく感じて、その前で終わってほしかったと思ってしまった。
    しかし、ミイラのところとか、あまり見たことのない内容で、すごく興味をひかれた。

    話のテーマ、「生命の略奪」というのは、興味深いテーマで、考えさせられる内容だった。

  • 相変わらず意外な犯人で予想は当たらず。鷹央の成長を感じられた作品。小話では鴻ノ池ちゃんがしてやられてて面白かった!

  • かーなーり犯人が胸糞。
    故に、ボッコボコにしてくれたことに、とてもすっきりした。読後感の良さって大事だよなあと……しみじみ思った。
    今回はトリックというよりは、現実にあり得る様々な問題が事態を見えにくくしているという感じだった。
    作中にまだまだ未読の事件についての言及があり、これから読むのが楽しみになっている。
    未読の既刊も残すところ後2冊『猛毒のプリズン』と『鏡面のエリクサー』……読むのが楽しみな反面、もったいない気もしている。

  • 面白い!

  • 小話のみ。
    臓器の事件の後にホルモン鍋笑 この人たちほんと変人。そして鴻池ちゃんの方が最終的に引くっていう笑

  • やはり天久先生はすごいし
    小鳥先生もすごい

  • 何時もはスムーズに解決に行くが、今回は1転2転と展開は面白かったです。しかし犯人と動機が個人的に許せなさすぎて解決してもまだ許せないモヤモヤが残ってしまったのと解決に結びつく証拠が若干その場しのぎ感が否めず引っかかりました。

  • 臓器移植をテーマに二転三転する展開が面白くて最後まで一気に読めた。

  • 命のバトンであるドナー。そんなドナーが強奪される移植用臓器強奪事件が発生。一体その犯人、そして何の目的の為にそのようなことを行ったのか。「臓器移植ブローカー」「エジプトの太陽神」など様々な要素が絡み合った難事件を鷹央先生は解決できるのか...!

    書き下ろし掌編 生命の摂食者

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。
2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に『天久鷹央』シリーズがある。
『崩れる脳を抱きしめて』、『ひとつむぎの手』、『ムゲンのi(上・下)』、『硝子の塔の殺人』、『放課後ミステリクラブ』で本屋大賞にノミネートされる。
その他著書に『仮面病棟』、『ブラッドライン』、『優しい死神の飼い方』、『機械仕掛けの太陽』、『祈りのカルテ』等がある。

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