嗤う淑女 二人 (実業之日本社文庫)

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  • 実業之日本社 (2024年7月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784408558981

作品紹介・あらすじ

最恐悪女が最凶タッグ!? これはテロか、怨恨か――人気シリーズ第3弾、待望の文庫化!

高級ホテルの宴会場で17名の毒殺事件が発生。犠牲者の一人、国会議員・日坂浩一の手には〈1〉と記された紙片が。そして現場映像を解析した結果、衝撃の事実が判明する。世間を震撼させた連続猟奇殺人に関与、医療刑務所を脱走し指名手配中の「有働さゆり」が映っていたのだ。
大型バス爆破、中学校舎放火殺人と、凶悪事件が続発。犯行現場には必ず、謎の番号札と、有働さゆりの痕跡が残されている。さゆりは「ある女」に指示された手段で凶行に及んでいたが、捜査本部はそのことを知る由もなく、死者は増え続ける一方で、犠牲者は49人を数えるのだった……。

巻末には、人気漫画家・松田洋子氏による、当シリーズ恒例の文庫版限定あとがき漫画「嗤う女神 二柱」も収録。合わせてお楽しみください!

みんなの感想まとめ

凶悪な悪女たちが織りなす緊迫した物語が展開される本作では、シリーズの主人公・蒲生美智留と連続殺人鬼・有働さゆりがタッグを組み、無差別殺人を繰り広げます。高級ホテルでの毒殺事件を皮切りに、大型バスの爆破...

感想・レビュー・書評

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  • 「淑女」シリーズ第三弾!
    ダークヒロイン蒲生美智留の物語。
    しかし、本作では淑女二人ということで、カエル男に出てくる有働さゆりが参戦!
    美智留とさゆりのストーリ展開です!

    今までの淑女シリーズは、巧みに人を操って死に至らしめるというパターンだったと思うのですが、本作ではテロの様にバッタバッタと人が死んでいきます(笑)

    短編連作のようなストーリ展開で
     ホテルの同窓会で大量毒殺
     大型バスの爆破
     中学校の放火
     フィットネスクラブの爆破
    それぞれの実行犯にさゆりの影がちらつきます。
    それぞれの事件の目的は?

    そしてラスト、美知留VSさゆり
    という展開です。楽しめました。

    これ、淑女シリーズの前作2作も読んでおく必要あるし、カエル男シリーズの2作も読んでおく必要あります。
    御子柴シリーズも1冊ぐらいは読んでおいた方がいい。
    面倒くさいな(笑)

    けれど、それぞれ読んでから読んだ方が楽しみが増します!

    お勧めです!

  • 久々にやってきました、いつものツタバ♪

    今日の目的は本書『嗤う淑女 二人』です。
    NORAxxさんのおかげで前作までのシリーズを続け読みしましたが、そうなるとやっぱり気になりますよね?
    シリーズ最新作!

    でも、自分の積読本は前作まで。
    明日は図書館に返却本を持って行くんですが…
    待てなかった^^;
    でも、待たなくて大正解です!
    (☆5つでもよかったけど、4.4で^^;)

    ツタバに在庫があるのかは、ある意味で賭けでしたが、まぁなければないで他に読みたい本はある(笑)

    なので休日に早起きしてやって来ましたが、ちゃんとありました✩.*˚

    あっ、本書に「あいつψ(`∇´)ψ」の出番はありませんので…^^;

    純粋に読み物として面白い(=^▽^=)

    ???
    ヽ( ̄  ̄*)チョイマチ
    人がいっぱい殺される無差別殺人だったよなぁ…
    それを面白いと表現するσ(・ω・`)

    やっぱ狂ってる~ σ( ̄▽ ̄;)

    まぁ、でも私の中には「あいつ」がいるので仕方ないか^^;

    この作品は、前作『嗤う淑女』の続編であり、再び二人のサイコパスな女性が中心となります。
    物語は、高級ホテルでの同窓会で17名が毒殺される事件から始まり、その後も大型バスの爆破事件や中学校での放火殺人など、次々と凶悪な事件が発生します。
    これらの事件には、逃亡中の殺人犯・有働さゆりが関わっていることが判明し、捜査は混迷を極めます。

    この作品の魅力は、何と言っても複雑な人間関係と心理描写です。
    中山七里は、登場人物たちの内面を巧みに描き出し、読者に深い共感と恐怖を与えます。特に、二人の女性の心理戦は圧巻で、彼女たちの行動や思考に引き込まれます。
    彼女たちの冷酷さと計算高さは、読者に強烈な印象を残します。

    また、物語の展開も非常にスリリングです。次々と起こる事件と、それに対する捜査の過程は、読者を飽きさせません。
    特に、犯人の動機や背景が徐々に明らかになる過程は、読者にとって大きな魅力です。中山七里の筆致は緻密であり、細部にまでこだわった描写が物語に深みを与えています。

    一方で、この作品は非常にダークなテーマを扱っているため、読む人によっては重く感じるかもしれません。
    凶悪な犯罪や冷酷なキャラクターたちの描写は、時に読者に強い不快感を与えることもあります。
    しかし、それこそがこの作品の魅力でもあり、読者に深い印象を残す要因となっています。

    『嗤う淑女 二人』は、ミステリー好きにはたまらない一冊です。
    中山七里の巧みなストーリーテリングと、複雑なキャラクター描写が見事に融合し、読者を最後まで引き込む力を持っています。
    ダークなテーマとスリリングな展開が好きな方には、ぜひおすすめしたい作品です。

    でもって、続編くるのかぁ?
    信じて待ってよっと(っ ॑꒳ ॑c)マッテル

    <あらすじ>
    本書は連続殺人事件を描いたダークヒロイン・ミステリーで、二人のサイコパスな女性が中心となります。

    物語は、高級ホテルでの同窓会で17名が毒殺される事件から始まります。その後も、大型バスの爆破事件や中学校での放火殺人など、次々と凶悪な事件が発生します。これらの事件には、逃亡中の殺人犯・有働さゆりが関わっていることが判明し、捜査は混迷を極めます。

    この作品は、前作『嗤う淑女』から続くシリーズの一部で、複雑な人間関係や心理描写が魅力です。興味があれば、ぜひ読んでみてください!



    本の概要
    最恐悪女が最凶タッグ!? これはテロか、怨恨か――人気シリーズ第3弾、待望の文庫化!

    高級ホテルの宴会場で17名の毒殺事件が発生。犠牲者の一人、国会議員・日坂浩一の手には〈1〉と記された紙片が。そして現場映像を解析した結果、衝撃の事実が判明する。世間を震撼させた連続猟奇殺人に関与、医療刑務所を脱走し指名手配中の「有働さゆり」が映っていたのだ。
    大型バス爆破、中学校舎放火殺人と、凶悪事件が続発。犯行現場には必ず、謎の番号札と、有働さゆりの痕跡が残されている。さゆりは「ある女」に指示された手段で凶行に及んでいたが、捜査本部はそのことを知る由もなく、死者は増え続ける一方で、犠牲者は49人を数えるのだった……。

    巻末には、人気漫画家・松田洋子氏による、当シリーズ恒例の文庫版限定あとがき漫画「嗤う女神 二柱」も収録。合わせてお楽しみください!

    • ヒボさん
      「ブラックひぼ」は登場しませんでしたので、大丈夫かな^^;

      個人的にはおすすめしたいシリーズです♪
      「ブラックひぼ」は登場しませんでしたので、大丈夫かな^^;

      個人的にはおすすめしたいシリーズです♪
      2024/11/09
    • かなさん
      やっぱ、狂ってるっ!!に、
      ウケました(*^▽^*)
      このシリーズ、なんか惹かれます!!
      ちなみに、続編も出そうな結末ですか??
      やっぱ、狂ってるっ!!に、
      ウケました(*^▽^*)
      このシリーズ、なんか惹かれます!!
      ちなみに、続編も出そうな結末ですか??
      2024/11/11
    • ヒボさん
      あ~あ、かなさんもσ(・ω・`)が狂ってるのを認めちゃった^^;

      続編あっていいと思います!
      いや、待ってます(*^^*)
      あ~あ、かなさんもσ(・ω・`)が狂ってるのを認めちゃった^^;

      続編あっていいと思います!
      いや、待ってます(*^^*)
      2024/11/11
  • シリーズ第3弾!

    うわ〜!
    凄い〜!
    事件の度に、人バンバン死んでいく〜!

    淑女2人は、
     淑女シリーズの主人公 「蒲生 美智留」
     連続殺人鬼カエル男 「有働 さゆり」

    御子柴弁護士も、
    古手川刑事も登場
    (ちょい役やけど)

    美智留さんは、知能犯というか、自分で直接、手を下さず、手駒を動かすタイプ。
    ゆかりさんは、直接、実行するタイプ。
    …さん付け要らんか…(^◇^;)

    2人共、人を殺める事を何の躊躇もなく、実行。ほんまに、蚊とか、蝿をやっつけるような感じで!

    どんなだけ、死んで行くの?
    こいつら、死刑10回、いやいや、100回ぐらいはいきそう!
    39条の壁はあるにしても…

    事件あらまし
    ホテルで(17名死亡)→
    バスで(26名死亡) →
    学校で(1名死亡) →
    フィットネスクラブで(5名死亡) →
    最後は…

    それも、1人の為に、ついでにいっぱい殺しとこか〜♪ルン
    みたいな…

    こんだけ、躊躇なく、バンバンやると逆に清々しいわ〜!w
    ないない(−_−;)

    エグいけど、何故か、スイスイ読める〜♬

    • yukimisakeさん
      僕もマキさんの本だと音速で思いました笑
      僕もマキさんの本だと音速で思いました笑
      2024/09/02
    • ultraman719さん
      ユッキーさんも読んでね!
      ユッキーさんも読んでね!
      2024/09/03
    • bmakiさん
      音速で!!ありがとうございますm(_ _)m
      嬉しいです!!(๑>◡<๑)
      音速で!!ありがとうございますm(_ _)m
      嬉しいです!!(๑>◡<๑)
      2024/09/03
  • 中山七里『嗤う淑女 二人』実業之日本社文庫。

    シリーズ第3弾。フジテレビ系でテレビドラマ化されるようだ。

    またまた巻末に漫画家の松田洋子による文庫版限定あとがき漫画『嗤う女神 二柱』が収録されているが、全く面白くない。

    最恐の悪女2人がタッグを組み、無差別殺人殺人を繰り返す。実行犯は連続猟奇殺人に関与し、医療刑務所を脱走して指名手配中の有働さゆり。そして、有働さゆりを操るのは、あの蒲生美智留であった。

    有り得ない設定でありながら、最近の日本で頻発する凶悪犯罪を思いながら読んでいると現実味が増して来る。

    本作は、全部で5つのパートで構成されており、それぞれのパートに犠牲者となる人物の名前が記されている。最後のパートには有働さゆりの名前が記されているのだが……

    最初のパート。高級ホテルの宴会場開催された同窓会で毒殺事件が発生し、17名が死亡し、3名だけが生き残る。犠牲者の1人である国会議員の日坂浩一の手には『1』と記された紙片が握らされていた。

    2番目のパート。大型観光バスの爆破事件。犠牲となったガイドのバッグの中から『2』と刻まれた真鍮が見付かる。

    3番目のパート。中学校舎放火事件の現場から他殺体が発見され、その手には『3』と刻まれた真鍮が握らされていた。

    4番目のパート。フィットネスクラブで起きた爆破事件。被害者の1人の自転車に括り付けられた『4』と刻まれた真鍮が見付かる。

    49人もの犠牲者を数える連続殺人事件の犯行現場にちらつく有働さゆりの姿。

    5番目のパート。有働さゆりの名前が記されているが……

    本体価格760円
    ★★★★★

  • 蒲生美智留のファンになりつつあるので、シリーズ3弾を読んだ。
    有働さゆりって言葉をなんだか聞いた事ある…と思って読み終わったが、皆さんの感想を読んでカエル男のことを思い出した。
    最後がもっと血が流れる結末なのかと思っていたが、これから先も続きそうな雰囲気。
    蒲生美智留ファンとしては、続きも読みたい。

    • fufufuyokoさん
      いいねをありがとう。私もこの本読んでますが蒲生美智留のファン⁈ついつい3巻とも読んでるから私もファン?(笑)
      いいねをありがとう。私もこの本読んでますが蒲生美智留のファン⁈ついつい3巻とも読んでるから私もファン?(笑)
      2026/03/15
    • ちゃんこさん
      コメントありがとうございます!
      私ももう認めざるを得ないところまできました!
      妖艶で、サイコパスで、何故か惹き付けられます!
      コメントありがとうございます!
      私ももう認めざるを得ないところまできました!
      妖艶で、サイコパスで、何故か惹き付けられます!
      2026/03/15
  • 読書備忘録1010号。
    ★★★★。

    カエル完結編が4部作だと騙されたので頑張っているSKR読書週間。
    これでカエルに戻れる!

    ★ネタバレです★
    でたぁ!有働さゆり!
    出てきました。
    今回美知留の無差別的愉快テロの実行犯として大活躍!

    ①国民党日坂浩一の中学校同窓会。秋川第一中学校の同窓会。
    あれ?日坂って一番初めに出て来たよね?
    確か蒲生美知留が学生時代に。
    ホテルの宴会場。
    乾杯!ぐえぇぇぇ!青酸化合物テロ。
    有働さゆりが会場を去っていく・・・。

    ②格安バスツアー。
    サービスエリアでトイレ休憩。
    戻って来ない女性参加者。
    時間切れでバスは出発!
    バスは有機ナフサ爆弾で木っ端みじん!
    有働さゆりがSAを去っていく・・・。

    ③秋川第一中学校!
    わいせつ事件前科ありのクズ教師が深夜に学校に忍び込み・・・。
    有機ナフサ爆弾で学校は木っ端みじん!
    おっさんは真っ黒こげ。
    ただ、おっさんは焼かれる前に刺されて死んでいた。プスッ!
    有働さゆりの真骨頂!接近戦で相手を倒す!
    久しぶりに楽しかったわ!と、さゆり談。

    ④銭湯を改装してフィットネスクラブに。
    全然流行らん!大赤字や。
    こうなったら保険金詐欺狙いで小火出したろ!
    どっかーん!フィットネスクラブは木っ端みじん。
    え!なんでこんな凄まじい爆発すんの!
    有機ナフサ爆弾やんか!
    有働さゆりがボイラーにちょいちょいと仕掛けを・・・。

    ⑤新幹線爆破を計画する美知留。
    実行犯は有働さゆり。
    そしてさゆりと美知留の直接対決が!

    ありゃ?シリーズ終わってないやん。
    まだ続くんかいな・・・。しんど。

    まあ、御子柴弁護士も登場したし、古手川くんも登場したし、警視庁の捜査陣麻生、桐島、宮間、宮藤、葛城もまだまだ頑張るだろうし。
    今回はテロでしたけど明確に美知留の動機がありましたね。
    読めたら読もう。

    まずはカエル完結編に戻る!

    • shintak5555さん
      友人か・・・。
      そこ読み飛ばした。ビールの影響だな。間違いない!
      友人か・・・。
      そこ読み飛ばした。ビールの影響だな。間違いない!
      2026/08/03
    • どんぐりさん
      カエルが4部作ってなんのこと?
      と思ってたら
      嗤う淑女の感想見逃してましたヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

      あー私もこんなこと言われたら読みた...
      カエルが4部作ってなんのこと?
      と思ってたら
      嗤う淑女の感想見逃してましたヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

      あー私もこんなこと言われたら読みたくなっちゃう!

      にしても、長くて
      心の準備が必要!
      2026/08/03
    • shintak5555さん
      ぐりさま〜(  ૢ⁼̴̤̆ ꇴ ⁼̴̤̆ ૢ)~ෆ

      800人を超えるブクロガーさん達をフォローされてるんですよね!
      シンタローの備忘録なん...
      ぐりさま〜(  ૢ⁼̴̤̆ ꇴ ⁼̴̤̆ ૢ)~ෆ

      800人を超えるブクロガーさん達をフォローされてるんですよね!
      シンタローの備忘録なんて見落とし、未読スルーで全然オッケーですよん。( •̀ᴗ•́ )و

      “漏れなく”なんてやってたらブクログが重荷になって本末転倒です。自由にいきましょう!
      2026/08/06
  • カエル男の最後の本を読む前にこれを読めって書いてあったから、慌てて買って読んだけど。
    有働さゆりが出てくるから読みなさいってことだったのか。
    このあと、このシリーズを始めから集めて読もう。

    しかし、お二人は悪いわね。
    脳みそどうなってるんだろ? 

  • 「嗤う淑女」シリーズ3作目。
    稀代の悪女、蒲生美智留と有働さゆりのタッグ。

    「カエル男完結編」のために読んできたシリーズ3作、これで読み終えました。
    いよいよ「カエル男」シリーズのさゆりが絡んでくるのかとドキドキでしたが、いやもう本当に最凶のタッグでスケールが大きくなってしまって大変なことに…
    ストーリー的にはなるほど続きがあるなという終わり方でした。
    前作のときも書いたけど、もはや淑女でも何でもなくただのサイコパス。本人なりの理由があるにせよ残虐なテロリストになってしまったなと思いました。

    中山さん作品オールキャストっていう感じで、ファンにとっては楽しい一冊。

  •  パーティ会場で多数の参加者を殺める企てが実行される。一見すると至福を肥やしモラルを気にしない議員の抹殺に思えた。華やかな宴席が乾杯直後の瞬間から地獄絵図に変貌。無差別の大量殺人事件とわかりテロが疑われた。
     そう、蒲生美智留 そんな名前だったことを思い出した。情けのカケラも有しないサイコキラーと再会した。前巻を忘れてしまって有働さゆりとの関係を思い出せませんでした。だとしても犯行は2人の相乗効果でより卑劣さが増している。
     バスの事案も実際に発生した過去の事故とも重なるかたちでもあったので凄惨さがイメージできてしまう。
     遺留品として意図的に残す物は連続殺人を思わせる。被害者は関連性が薄く警察の捜査は混迷を極める。過去に苦渋を味わった経験者にはその筋がクッキリと見えていた。しかし、その時はもう・・・有働さゆりの行方は次巻への期待となる。

  • 蒲生美智留のシリーズ3作目だが、実は「カエル男」と関連している。「連続殺人鬼カエル男 ふたたび」を読んだ次は本作を読まなければカエル男シリーズ最終作の「完結編」と繋がらない。誠にややこしい次第だ。
    タイトルの「二人」の内の一人はもちろん蒲生美智留だが、最後のクライマックスまでほとんど出てこない。実行犯として登場するのは八刑を脱走した有働さゆりであり、遂に彼女は大量殺人犯のテロリストとなってしまう。(この前提があって「カエル男」の完結編へと話が繋がる)
    各シリーズ主役の蒲生美智留と有働さゆりのタッグに加えて、有働さゆりと濃い接点があった人物として古手川刑事と御子柴礼司まで登場する本作は、まさにシリーズ横断してキャラクターが活躍する中山七里の本領発揮と言っていいだろう。
    この殺人を屁とも思わない稀代の悪女二人。「カエル男」は完結編が世に出ているが、蒲生美智留のこの後の作品はまだ出ていない。さて、淑女の次回作はいつになるのか楽しみだ。

  • 嗤う淑女シリーズ第3弾!

    蒲生美智留と「カエル男」の有働さゆりという最恐悪女が最凶タッグ!?

    そんな裏表紙通りに最悪の犯罪ばかり。
    カエル男ほどのグロテスクは無くて残虐な殺人事件ばかりで、そこは嗤う淑女なので美智留が主って感じ。
    登場するのはさゆりが多いけど、最後はもう怖すぎ!
    相変わらずハラハラドキドキで、あっという間に読了。
    まだまだ続きが欲しいです!

  • 嗤う淑女シリーズ第三弾。今回は最恐コンビの登場で、毒殺に爆破、放火と手段を選ばず人が次々と死んでいく展開に息をのんだ。
    有働さゆりの単なる駒で終わらない芯の強さ、すべてを掌で転がす蒲生美智留の冷徹さ。二人の悪女、いや、どこか人間離れしたサイコパスぶりにゾッとしながらも、目が離せなかった。
    まさかのラストには驚かされたけれど、これで終わりじゃないような気もする。またどこかで、この二人に出会える日を楽しみにしている。

  • 連続殺人サスペンス小説。
    ホテル宴会場での大量毒殺を皮切りに非道な事件が相次いで発生する。現場には番号札が残され、防犯カメラには医療刑務所を脱走した女の姿が。果たして、この女が犯人なのか、犯行の目的は何なのか?そして表題にある二人の淑女とは?

    普通に面白いサスペンスでした。普通です。
    犯人視点で描かれるシーンが多く、主人公は犯人ですね。警察を嘲笑うかのように物証をほとんど残さず尻尾を掴ませない犯行の連続で、どのように逮捕されるのかを気にしつつ読み進めますが、予想していなかった流れが待っていました。

    「嗤う淑女シリーズ」と「カエル男シリーズ」が交差する位置づけの作品で、それぞれの次作を匂わせる締め方をしているので、あくまで繋ぎという印象を否めず、どうしても消化不良感が残りました。

  • 終盤は物語が加速し、続編が気になる内容。
    カエル男に続いて読み応えのある本。

  • 高級ホテルの宴会場で17名の毒殺事件が発生。犠牲者の一人、国会議員・日坂浩一の手には〈1〉と記された紙片が。そして現場映像を解析した結果、衝撃の事実が判明する。世間を震撼させた連続猟奇殺人に関与、医療刑務所を脱走し指名手配中の「有働さゆり」が映っていたのだ。
    大型バス爆破、中学校舎放火殺人と、凶悪事件が続発。犯行現場には必ず、謎の番号札と、有働さゆりの痕跡が残されている。さゆりは「ある女」に指示された手段で凶行に及んでいたが、捜査本部はそのことを知る由もなく、死者は増え続ける一方で、犠牲者は49人を数えるのだった……。





    久しぶりの中山七里さんの作品
    久しぶり過ぎて 前作2冊の内容がイマイチ思い出せない
    だけど読んでいるうちに 『蒲生美智留』『有働さゆり』の名前を思い出してきた!
    そして、御子柴弁護士や小手川刑事の名前も…ちらっと犬養刑事の名前もあったような…
    人が死に過ぎて…
    そういえば『蒲生美智留』は怖すぎる女だったこと思い出したわ!

  • 『カエル男 完結編』をわくわく読んでたら、71ページ目にホテルやバスでの事件についての記述が、、、そんな事件なかったよね?えっ、3作目じゃないの?って不安になり調べたら、、、時系列で行くと4冊目らしい。

     この完結編の最後に読む順番が書いてありました。『連続殺人鬼カエル男』→『カエル男 ふたたび』→『嗤う淑女 二人』(多分別のシリーズ)→『カエル男 完結編』の順番で読んでねって。。。冒頭に書いて欲しかった。

     慌てて図書館で取り寄せて『嗤う淑女 二人』を読みました。章題が人名なのが怖いよ。
    1.日坂浩一
    2.高濱幸見
    3.大塚久博
    4.古見千佳
    5.有働さゆり

     カエル男シリーズの犯人 有働さゆりが出てきました。(古手川さんもちょっとだけ)読み始めるまではドタバタしましたが、内容はとっても面白くてあっという間に読んじゃった。

    中山七里さん恒例?の難読漢字
    にっちもさっちも
    二進も三進も
    漢字だったんだと驚きました。

     もう一回読む順番を調べたら、『嗤う淑女二人』は嗤う淑女シリーズ3冊目だった、、、。今度『嗤う淑女』『ふたたび嗤う淑女』も読んでみよう。

  • サクサク人が大量に死んでいく(^_^;)

    今回はミチルの登場シーン少なめで
    若干物足りなさはあったけど、
    ストーリーがサクサク進んでいくので飽きずに読みやすかった!

    それにしてもミチルはかなり根に持つタイプだなァ、、、

    大昔の気に入らんかった奴を殺すために周りにいる人も巻き添えにしーちゃお⭐︎って感じで爆弾仕掛けて大量に殺しちゃう。今までの嗤う淑女シリーズ全て読んでるが、こんなに大量に殺してるのは初じゃないかな?

    やっぱ、嗤う淑女シリーズは1冊目を超えることは無いな。でも面白かったです!一気読みでした!

  • カエル男シリーズを2つ読んで、嗤う淑女シリーズー3作読んで、カエル男3作目を読むのが良い順番のようです。

  • 現時点のシリーズ最終作!四作目はwebで今連載中とのこと。シリーズ通して普通に面白く読ませていただきました。カエル男の登場人物とも深く関わるのでそこもまた繋がっていて良かったです。ありがとうございました。

  • 悪魔があのカエル男!を利用して無差別大勢殺人を繰り返す話
    自分はシナリオを描くだけ、手を下すのはカエル男。シナリオの完了を嗤う(楽しむ)悪魔は間違いなくレベル悪化。残念ながら2人は捕まらず、恐ろしや~

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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