終着駅で待つ君へ (実業之日本社文庫)

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  • 実業之日本社 (2025年2月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784408559315

作品紹介・あらすじ

もうすぐ死んでしまうとしたら、あなたは誰に、何を伝えますか?
残された時間を、大切な「あの人」と……。

その改札を抜けたら、もう一度だけ、愛する人に会える。
そこは「奇跡」が起きる駅。

絶対最泣――心揺さぶる、4つの《奇跡》の物語!!


「大切な人のことを頭に浮かべながら改札口を抜けてください。あなたを待っている人がいます」
――天竜浜名湖鉄道の終点・掛川駅には、知る人ぞ知る『終着駅の伝説』がある。
案内人は、二塔と名乗る謎めいた駅員。
今日もまた、もう会えないはずの「あの人」の姿を探して乗客がひとり、駅に降り立つ…。

ヒューマンストーリーの名手・いぬじゅんが人生という旅を描く、静岡発「奇跡の物語」。
癒やしと再生、号泣ファンタジーの名作誕生!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

大切な人との再会をテーマにした物語が描かれ、心に深く響く感動的なストーリーが展開されます。改札を抜けることで訪れる「奇跡」の瞬間が、様々な形で表現されており、会えた喜びや会えない悲しみが交錯します。登...

感想・レビュー・書評

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  • 色々あった。会えた話・会わない話などetc.。
    じっくりあじわってほしい。

  • 自分の地元の話だったので、のめり込んで読み、そして泣きました。
    いつも使ってる天浜線が特別のように感じました。

  • 「思い出列車に乗って」
    変わっていく姿に。
    病気のせいだとわかっていても、自分のよく知っている人で無くなっていく様子を見ているのは辛いし嫌だろうな。

    「君を失う、その前に」
    傍にいるからこそ。
    小さいものだとしても、必死にSOSを出しているというのに見当違いな返事ばかりだったら逃げ出すしかないな。

    「帰る場所はひとつ」
    愛されたかったが。
    こんな風な言葉を残して消えられたら、トラウマどころか常に自分の中でぐるぐると渦巻いて縛り付けられるだろ。

    「名探偵への挑戦状」
    終わりが来る瞬間。
    苦しい闘いであっただろうが、互いに大切な人を想う心があったからこそ二人で最期の時まで過ごせたのだろうな。

  • 大切な人を思い浮かべながら、終着の掛川駅の改札口を抜けるとその人に会える、という『終着駅の伝説』が語り継がれる天竜浜名湖鉄道。その伝説を信じ、天浜線に乗って大切な人に会いに行った人たちを描く連作短編集。
    まず設定が秀逸。人生は旅と表現されるけど、電車旅だとしたら終着駅は旅の終わり。旅の終わりはつまり死出の旅の始まり。会える人の条件として、相手が死の間際で、お互いに会いたいと思っていないといけないというのも、死出の旅の前に、これからも生きていく大切な人に会うために待っているということで、巧く設定されている。
    なかなか短編の中で登場人物たちに感情移入していくのが難しいけど、境遇が似ている人なんかはすごく刺さるんじゃないかと思った。もう気持ちを伝える機会がないと分かっているからこそ言える。作者のあとがきにもあったが、現実は唐突な別れっていうのがあり、伝えたくても伝えられないことがままある。この話の中では、認知症やALSなどで言葉でのコミュニケーションが取れない状態の人に、元気な時の状態で会えるという設定だが、現実ではこんなことはない。伝えたいことは伝えておこうよということ(なかなかできないけど…)。
    個人的にはせっかくの天竜浜名湖線という舞台なので、もう少し情景描写が欲しいなと思った。

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著者プロフィール

奈良県出身、静岡県在住。2014年『いつか、眠りにつく日』で日本ケータイ小説大賞を受賞、スターツ出版文庫にてデビュー。『この恋は、とどかない』(集英社オレンジ文庫)、『猫のにゃ温泉~復讐屋はじめました~』(スターツ出版)など、著書多数。

「2026年 『夜明け食堂 四季を行く人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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