風を紡ぐ 針と剣 縫箔屋事件帖 (実業之日本社文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 実業之日本社 (2025年4月4日発売)
3.58
  • (7)
  • (7)
  • (15)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 152
感想 : 8
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784408559377

作品紹介・あらすじ

消えた花嫁衣裳と竹刀
不可解な盗人の正体とは――
深川の縫箔(刺繡)屋・丸仙の娘、おちえの竹刀が盗まれた。おちえの父が、ある大店のため縫い上げた花嫁衣裳にも不穏な影が忍び寄る。剣の達人であった職人・一居でさえも、その気配に気づくことができなかった賊の意外な正体とは。一方、おちえにも突然求婚者が現れて――大人気時代青春ミステリー〈針と剣〉、風雲急を告げるシリーズ第3弾!

みんなの感想まとめ

明るい雰囲気が漂うこの物語は、深川の縫箔屋の娘おちえを中心に展開される青春ミステリーです。竹刀が盗まれる事件をきっかけに、剣道の達人であるおちえや彼女の父が手がけた花嫁衣裳にまつわる不穏な出来事が繰り...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あさのさんの作品の中では、珍しく明るさのある作品。今回も道場の師範代の源之丞と夫婦漫才のようなやり取り、母親との家事の手伝いとのやり取りなど満載でホッコリさせられる。
    また、捕物に絡む事件帖なのだが悲惨な殺人等が少ないので安心して読める。今回は他の人には価値が低い品物のコソ泥のような事件がキッカケ。剣道が達人の域に近いおちえも、寝ている内に枕元の竹刀を盗まれた。おちえ以上に腕利きの一居も気づかない伝説の泥棒か?
    それが、おちえの父親の最高傑作である刺繍の縫箔が、納入先で盗難に会う事件に結びつく。さらに、ある日、その縫箔が死体に掛けられて見つかる。誰が何の目的で実施したのか。おちえと一居と岡っ引の仙五朗親分で真相に迫って行くいつものパターン。
    おちえの縁談話しも絡み、楽しく読ませて貰った。

    • 浩太さん
      いつもありがとうございます。
      しばらく読んでいませんが、池波正太郎、藤沢周平、司馬遼太郎は外せません。
      亡くなってしまいましたが、上田秀人、...
      いつもありがとうございます。
      しばらく読んでいませんが、池波正太郎、藤沢周平、司馬遼太郎は外せません。
      亡くなってしまいましたが、上田秀人、今井絵美子、このへんは8割方読んだと思います。
      最近では高田郁、佐々木裕一といったところでしょうか。
      2025/06/04
    • fufufuyokoさん
      高田郁さんは未読だわ。今度チャレンジしますね
      高田郁さんは未読だわ。今度チャレンジしますね
      2025/06/04
    • 浩太さん
      みおつくしシリーズとあきない正傳シリーズの2つのシリーズの他に銀ニ貫、あい、とか寡作ですが、心に残る内容の時代小説がありますので、ぜひ読んで...
      みおつくしシリーズとあきない正傳シリーズの2つのシリーズの他に銀ニ貫、あい、とか寡作ですが、心に残る内容の時代小説がありますので、ぜひ読んでみてください。
      2025/06/04
  • うっかり 又 同じ本を読んでしまいました。
    新鮮な気持ちで。
    やれやれです。
    おちえの武術のかん
    一居の武術のかん
    それを上回る 賊の正体
    武術の経験もないのに おちえを見初めて道場にやってきた陽太郎
    なぜか メキメキと上達する。
    みんなからんで面白い物語になりました。
    又 忘れた頃 読んでしまいそうです。

  • シリーズ3作目。念願かなって道場が再出発。そこへ陽太郎が入門する。大店の長男で、いきなりおちえに一目惚れしたと言い、剣を始めれば目を見張る急成長。一方でおちえの周りで不可解なこそ泥が続く
    おちえたちの会話は面白いのだけれど、時代劇としては少々違和感。でも「大人気時代青春小説ミステリー」ですものね、おばばは許します(笑)

  • 切餅。つまり、二十五両の包みだ。

    「切餅、つまり、二十五両の包みだ」という表現は、江戸時代の「包金銀」という貨幣の包みを指しています。これは、一分銀100枚(小判25両相当)を紙で包んだもので、形がのし餅を四角く切った状態に似ていたため、両替商の間で「切餅」という愛称で呼ばれていました。

    大和屋』のおゆりさんとの関わりもね。あ、もし何なら、おゆりさんも一緒に茶を楽しんだらどうでやす。襖の陰は暗いし、冷てえでしょう」

    消えた花嫁衣裳と竹刀
    不可解な盗人の正体とは――
    深川の縫箔(刺繍)屋・丸仙の娘、おちえの竹刀が盗まれた。
    おちえの父が、ある大店のため縫い上げた花嫁衣裳にも不穏な影が忍び寄る。
    剣の達人であった職人・一居でさえも、その気配に気づくことができなかった賊の意外な正体とは。
    一方、おちえにも突然求婚者が現れて――大人気時代青春ミステリー〈針と剣〉、風雲急を告げるシリーズ第3弾!

  • シリーズ第3弾

    おちえが剣道の達人という設定はこのままいくのだろうか
    子供の頃であれば、女子の方が優れていても、大人になれば、体系や体力など、さすがに源之亟と互角というのは無理がある気がする
    どこかで女としての限界を痛感させられ、違う形で剣道を続けていく方が個人的にはスッキリする
    一居との関係も複線をはるかのように書かれているが、一居には職人としてのみの関係で、おちえとは結ばれない方が好み

    今回の事件、著者の「弥勒シリーズ」の小暮信次郎が探ってたら面白そうな気がした

  • 盗人が最後にこうも繋がるとは面白かった。おちえがどうこれから自分の人生を切り開いて行くのか、誰と夫婦になるのか、一とは結ばれるのか楽しみ。だけど、本当に恋模様は全くない。

  • おちえが視野が狭く猪突猛進であるのは相変わらず。とはいえ自分の駄目なところに気づけるようになっているのでちょっと成長を感じます。
    皆勢いよく真っ直ぐに進んでいくからどんどん変化して行っていてそれもまた楽しい。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

あさの あつこ:1954(昭和29)年、岡山県生れ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師ののち、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーII』で日本児童文学者協会賞、『バッテリーI~VI』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。著書は『福音の少年』『No.6』シリーズ、『弥勒の月』『アーセナルにおいでよ』など多数。

「2025年 『あなただけの物語のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あさのあつこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×