ホスピタリティ・マーケティングの教科書 伝説のホテルマンが教える最高のサービスを生み出すマネジメント
- 実業之日本社 (2014年1月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784408594002
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高級ホテル、リゾートホテルの経営哲学。自らの成功体験(ハウステンボスの5つ?のホテル、ウィンザー洞爺ホテル)を事例としてあげ「ホスピタリティマーケティング」について説明している。
さて、「ホスピタリティマーケティング」とは:
・ハードウェア:ソフトウェア:の上に乗っかる概念で「ヒューマンウェア」と表現される。
・日本人の「おもてなし」のこころがホスピタリーマーケッティングに必要。ただし、「おもてなし」の心意気だけではなく、提示の仕方、損益勘定、お客様環境の認知などテクニックが必要。
・顧客を生涯顧客へと変換させるためには、その企業/従業員/商品の哲学に共感していただく必要があり、哲学に共感すると、その商品・サービスを購入すること自体が顧客の自己表現となる。哲学を表現するためにホスピタリティマーケティングを活用する。
概念は感覚としては理解できる。言語化しようとすると難しいのは、理解しきれてないからか。いっぱい本書の中にキーワードが出ているのだが、覚えてないです。
現代のコモディティ化が行き着いたその先の商品開発の方向性として、個客化とか、パーソナライズ化とか、差別化開発のキーワードの一つであると思う。この考え方は共感できるとしても、いかにお客様の嗜好を入手して商品提案に反映できるかは、難しいところ。ホテル、レストラン、住宅、保険、学習塾なんかは反映しやすいんじゃないかと思います。
タイトルに教科書とあるが、まさにそんな感じ。事例により単なる概念でなく、どう実務に落とすかを示しているのが良い。一方、○○とは1.xxx、2.xxx3.xxx・・・とキッチリ、整理され、説明していく構成は、ともすると読み物としての面白さ、ユニークさに欠ける。個人的には、外国リゾートホテルの存在と比較し、日本人の「消費に対する背徳感」の指摘や、フランスのパン屋で日本人が匠の技を習得しているさま。日本的終身雇用のよさを見直すべきといった、”日本人”の気質・価値観の指摘が興味深く、このトピックがもっと盛り込まれていると嬉しい。
著者プロフィール
窪山哲雄の作品
