ホップステップホーム!

  • 有楽出版社 (2014年1月28日発売)
2.72
  • (1)
  • (1)
  • (11)
  • (2)
  • (3)
本棚登録 : 41
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784408594064

みんなの感想まとめ

日常生活の中にあるささやかな喜びや笑いを描いたエッセー集で、特に共感を呼ぶのは同世代の視点からの温かいエピソードです。著者の大阪での一人暮らしや、夫との生活、犬とのふれあいが織り交ぜられ、親しみやすい...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子供が自立したのをきっかけに、家の内(奥)にこもり家族のために尽力する「奥さま」ではなく、家の外でへ出て自分のために時間を使う「外さま」に、と一大決心した玉岡さんの大阪一人暮らし記。

    えーと、ごめんなさい。先にお断りしておきます。
    ダメだったことしか書いてません。レビューするかどうか迷いましたが、率直に書こうと決めているので。
    玉岡さんファンの方、この本を楽しく読まれた(読もうとしている)方は、このレビューはスルーしてくださいますようお願いしますm(__)m
    ということで、ネタバレには関係ないのですがネタバレマスクしておきます。



    奥さまに対して「外さま」という言葉に面白さを感じて読んでみたものの……うーん。玉岡さん、もともと割と「外さま」だよね。
    難しい年頃に本当に難しくなった娘さんたちはもちろん、姑さんのお世話も隣保の役員も檀那寺のなんやらも、ちゃんとやってらっしゃって「すごいなぁ、お忙しいだろうに」と思うのですが、がっ、なんだかずっと「外さま」感漂いまくりなんです……。
    大阪一人暮らし記が中心だけど、長い期間のあちこちに書いていた短文を混ぜて一冊にしたのがよくなかったのかも。

    奥さま・外さまは置いておいて、ちょっとローカルなお話。
    同じ播州人として親近感を持って読み始めたのに、ガラも言葉も悪い・田舎とばかりで、ええとこをちっとも出してくださらなかったのが、とても残念。
    確かにそれは悪いところだけど、それだけじゃないよとイメージアップになるようなことを、こういう方こそ書いてくださるといいのに、と思っていたので本当に残念。
    自分で自分とこは褒めへんのやよという京都的謙遜とも違って、ご自分の生まれた三木市・身近に感じるとかの神戸、一人暮らしした大阪の都心地に関しては良いところを書いてらっしゃる。
    三木市の便利なところ(駅近?)にご実家があるようで自称「街の子」育ち、較べて高砂・加古川を車がないと何もできない田舎とおっしゃってますが、加古川も姫路も(というか、ある程度の大きさならほとんどの街は)駅近なら車いらないくらい便利ですよ……。さらに誤解受けるようなこと書いてくださるなよ……。(高砂は駅前を知らないのでフォローできませぬ・汗)

    宮様主催のパーティ、コンシェルジュ常駐のタワーマンション、幾度ものヨーロッパ旅行や、お子さんとのイタリア旅行で現地の押し売りが面倒でミサンガに10万リラとか、庶民の私はどこにも共感できず、だからといって知らない世界や体験できないことを覗かせてもらったという面白みを感じるエピソードでもない。
    クスリと笑えるような面白そうなエピソードもあるのだけど、文章が合わないのかちっとも笑えない。
    例えば、レディースハンデをほぼ無限で奪い取ってまで優勝を手にしたゴルフ大会。優勝者が翌年の主催なのに、翌年にはゴルフに飽きたと放置。仲間にせっつかれて2、3年後に渋々腰をあげたものの、各種手配や調整が苦手でご主人に丸投げ、とか……きっとあの方やこの方が書かれたなら笑えるお話のはず。なのに、笑えない。知り合いにいたら嫌だなぁと思ってしまう。

    娘さんたちのことを「テポドン1号・2号」や「テポドンズ姉妹」と呼ぶのも、最後までどうにも受け付けませんでした……。

    読み終わって、著者プロフィールを見て気付く。
    自分より、母親に近い年代の方なので反抗心が湧いちゃったのかしら。

  •  世間話の楽しさ。
     時々混じる真面目さ。
     家族の個性。

     と、作家のエッセイの必須要素(?)は入っています。

     突き抜けていく愉快さはありません。
     でも、ラジオから聞こえてくるような安心感はあります。

     

  • エッセー集なんですが、面白かったよぉ~~♪
    同世代の方なんよねぇ。。。
    処女作なんかを予約したり・・・
    あんなこんな出、図書館の予約が増えてゆき、秋の夜長が待ち遠しくなる。

  • 大阪別宅一人暮らし生活を軸に描いた雑文。
    さらり。

    【図書館・初読・7/20読了】

  • エッセイです。特に感想なし。

  • 図書館でふと手に取った本です。玉岡さんの小説を読んだことはありません。コメンテーターをテレビで見たこともありませんでした。日本経済新聞の夕刊に連載されていた短いエッセイです。夫さんと、犬との自宅暮らしから、大坂に仕事場を持とう、と決心し、引っ越しして暮らしはじめるのですが・・・。
    最後になって、タイトルの意味がわかりました(笑)
    さらっと読んでしまいましたが、関西のかただからでしょうか、くすっとした笑いをサービス。
    所々に見られる夫や犬とのくだりは、熟年夫婦の機微ですね。同年代のかたなら楽しめるかもしれません。

  • 作家さんはエッセイみたいのは、書かないほうがいい人もいます。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

◎玉岡 かおる(たまおか・かおる)作家、大阪芸術大学教授。兵庫県三木市生まれ、神戸女学院大学卒業。15万部のベストセラーとなった『夢食い魚のブルー・グッドバイ』(新潮社)で‘89年、文壇デビュー。著書には『銀のみち一条』、『負けんとき ヴォーリズ満喜子の種蒔く日々』(以上新潮社)、『虹うどうべし 別所一族ご無念御留』(幻冬舎)などの歴史大河小説をはじめ、現代小説、紀行など。舞台化、ドラマ化された『お家さん』(新潮社)で第25回織田作之助賞受賞。『姫君の賦 千姫流流』(PHP研究所)は、2021年、兵庫県姫路市文化コンベンションセンター記念オペラ「千姫」として上演。2022年5月『帆神』で新田次郎文学賞受賞。

「2022年 『春いちばん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

玉岡かおるの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×