• Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408594118

作品紹介・あらすじ

どうしてこんなに愛しいのか。個性派作家たちをも翻弄する猫の魅力。珠玉の"猫"エッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 小説編に続き、エッセイ編も読んでみました。

    猫との日常を描いたエッセイでおもしろかったのは、やはり夏目漱石です。
    「吾輩は猫である」の作者であることから、で猫好きなのだろうな~と思いきや、実は漱石、猫好きではないらしいのです。
    好きではないけれど、書かずにはいられないくらい、猫は漱石の生活に寄り添っていたということなのかな…と思いながら読んでいました。

    また、日本各地の猫にまつわる伝承を考察した柳田國男の「猫の島」や、猫がまたたびに惹かれる訳を動物心理学者流に検証する黒田亮の「猫にマタタビの誘惑」も興味深かったです。

    人と猫との絶妙な距離感が好きです。
    読後、猫のいる空間の居心地のよさを思い出し、実家の猫たちが恋しくなりました。
    私のそばにも1匹居てほしい…。

  • 古今東西の猫エッセイをあつめたアンソロジー。動物学者や柳田國男が入っていたりと単なる猫愛好に留まらないラインナップ。もちろん漱石の「猫の墓」も入っている。私が気に入ったのは熊井明子さんの「私の猫がいない日々」。猫好き故に猫を飼わないと決めた日々、でも猫に飢えて方々の猫を訪ね歩き、猫を飼わないという決心は氷解する。猫はよその猫でもかわいい。でも自分の家の猫はひときわかわいい。

  • 文学

  • 2015 3/11

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】914.68||Y||エッセイ編【資料ID】91140758

  • 『猫は神さまの贈り物』というインパクトのあるタイトル。私は犬と爬虫類派名なのだが手に取ってみた。猫にまつわるエッセイのアンソロジー。猫について熱く語る作家たち。猫の魅力や猫の生態というものを見せてもらった。やはり、猫は不思議な生き物だ。猫好きな方にはたまらないのではないだろうか。続けて小説編を読んでみる。

  • おおー

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    「読書家垂涎の執筆陣による猫随筆アンソロジーが待望の復刊! 谷崎潤一郎、大佛二郎、夏目漱石、奥野信太郎、木村荘八、柳田国男ほか。」

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著者プロフィール

明治十九年(一八八六)、東京日本橋に生まれる。旧制府立一中、第一高等学校を経て東京帝国大学国文科に入学するも、のち中退。明治四十三年、小山内薫らと第二次「新思潮」を創刊、「刺青」「麒麟」などを発表。「三田文学」誌上で永井荷風に激賞され、文壇的地位を確立した。『痴人の愛』『卍(まんじ)』『春琴抄』『細雪』『少将滋幹の母』『鍵』など、豊麗な官能美と陰翳ある古典美の世界を展開して常に文壇の最高峰を歩みつづけ、昭和四十年(一九六五)七月没。この間、『細雪』により毎日出版文化賞及び朝日文化賞を、『瘋癲老人日記』で毎日芸術大賞を、また昭和二十四年には、第八回文化勲章を受けた。昭和三十九年、日本人としてはじめて全米芸術院・米国文学芸術アカデミー名誉会員に選ばれた。

「2018年 『父より娘へ 谷崎潤一郎書簡集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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