「パノラマ島奇譚」殺人事件: 江戸川乱歩の事件簿4 (ジョイ・ノベルス)
- 有楽出版社 (2003年8月1日発売)
本棚登録 : 13人
感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408602301
感想・レビュー・書評
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残念のひとこと。
『パノラマ島奇譚』を読んだ直後に読んだのがいけないのでしょうか。
ただの虎の威を借る駄作、という印象。
同作の美しさを、引用で自作に乗せようというのも失礼な話です。すっかりもとの良さが消され、踏みしだかれています。
登場人物の魅力も皆無。
乱歩と横溝がその人である必然性は全く感じられない上、人間性が薄っぺらい。
主役も含めて全員人間性の描写に乏しく、愛着も共感も意外さも感じる下地がない。
謎も謎として成立してない。ただ不明点があるだけ。
謎解きもあっけなければ、背景に深みもない。
ましてや、結末が原作のパクリってどうなんですか。
物書きとしてのプライドすら感じられない。
小説として三流です。
期待しただけに残念。
原作を超えるくらいの意気込みがないなら、パロディなんて書いて欲しくないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終話かしらね。
一番おもろかった。 -
ただの妄想者(創造者)な主人公が、死ぬまで己の美術的センスを発揮しますっっ!
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