京都大原殺人物語 (ジョイ・ノベルス)

著者 :
  • 有楽出版社
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本棚登録 : 22
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408604701

感想・レビュー・書評

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  • 実家の火事で母親を亡くして以来、夫とうまくいかなくなり離婚した桐村美玖は、家政婦として大原にある小さな料亭に働きに行くことになった。
    条件は、そこの主人雀部是孝の動向を逐一報告すること。
    奇妙な依頼にとまどいながらも働きはじめた美玖だが、1ヶ月ほど経った頃から得体の知れない視線を感じるようになった。
    その視線の背後には、有名料亭をめぐる一族の確執があるらしい。
    そして、是孝の幼なじみが大原の花尻の森で殺され……。
    大原に伝わる哀しい伝説になぞらえた殺人の謎を、民俗学者竹之内春彦が解き明かす。
    (アマゾンより引用)

    読みながらシリーズ物じゃないかと思ったらやっぱそうやった(゜Д゜;)
    何かイマイチ…だったな
    事件に人を複雑に絡め過ぎてる感じ。
    あと、話のテンポが遅く感じた(゜Д゜;)

  • 竹ノ内春彦シリーズ。
    今回は大原が舞台。
    この作者の本は、本当に地理に忠実でなーと感じる。
    作中に出てくるカフェや、ご飯屋さんは、京都のガイドブックに載っていないが、地元の人が知っている素敵なお店ばかり。
    今回の本の中でも、いくつか「今度、京都にいく時には寄ってみよう」と、メモらせてもらった。
    京都のガイドブックのような本でもある。

    今回の作品は、今まで読んだ作品と目線が違っており、春彦さんは、脇役のような感じになっているような印象。
    それが少し残念だったが。

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著者プロフィール

作家

「2020年 『海のまほろば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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