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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408605098
感想・レビュー・書評
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竹之内春彦シリーズ。
葛飾北斎にからめた殺人事件。
今回は、京都のきょの字も出てこない。
それが残念だったが、小布施、横須賀、津和野と、知っている場所が所々で出てきているので、土地勘があり、面白く読めた。
また、葛飾北斎について、富嶽三十六景しか知らなかってので、新たに色々と知って、驚くやら感心するやら。
推理小説を読みながら、美術史の勉強をしているよう。
ただ、殺人の初めの方が、浅見光彦を思い出すような展開だと思えてしまった。
まあ、一般人がここまで殺人捜査に出てくるあたり、浅見光彦シリーズに似てるんだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北斎の謎解きをからめた殺人事件ですが、最初の北斎を追うためのきっかけがちょっと強引だったかなという気もします。北斎自体の謎解きは、北斎を知っている人であればあんまり驚きはないです。卍についても、なんですぐ分からない?という気もしますね。ただ、推理小説という意味では、真犯人は最後の数ページを読むまでは分かりませんでした。その点ではおもしろかったです。
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