いちばん危険なトイレといちばんの星空: 世界9万5000km自転車ひとり旅2

  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408611303

感想・レビュー・書評

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  • チャリダー(自転車旅行者)の石田ゆうすけ氏が7年半かけて自転車で世界一周(87ヵ国を訪れる)を行う
    その旅の中で、著者が選ぶさまざまな「独断による世界一」をエピソードで綴りながら書かれたエッセイ


    例えば、
    世界一危険なトイレは、西アフリカのブルキナファソの豚トイレ
    トイレに排泄用の穴はなく、イノシシのように鋭い牙を持った豚がウ○チをしているとケツをめがけてブヒブヒと壁から顔を出してくる


    世界一笑えるお札は、偽札を除けばタンザニアの1000シリング札
    肖像画のところが、○○○の顔なのだw
    とぼけた感がおかしくて、見た瞬間、ぷっと吹き出しそうになるw
    (気になる人は検索してみてください)
    けど、いかにもこの国を代表する偉人といった気配で、堂々と構え、高貴な雰囲気を醸し出している…、とも言えなくもないw


    世界一美人の多い国は、中南米の3C(コスタリカ、コロンビア、チリ)が有名
    だが、著者の個人的体験から「見渡す限り美人だらけ」というイメージの国はエストニアだそうだ
    さまざまな民族が混じり合って独特のエキゾチックな雰囲気があり、北欧系のブロンドから、黒髪の南イタリア系の女性まで、とにかく息を呑むような美女がそこらじゅうを歩き回っているそうだ


    その他、世界一キツイ便所、世界一の遺跡、世界一メシがうまい国まずい国、世界一好きな場所などなど、実際に体験した著者にしかわからない「世界一」が面白い作品です!

    • なおなおさん
      えっ!?豚トイレェエ工!?(`⊙д๏)!!
      田舎の祖母の家のぼ○と○トイレが一番危険と思っていたのですが、覆されました〜〜(-_-;)
      えっ!?豚トイレェエ工!?(`⊙д๏)!!
      田舎の祖母の家のぼ○と○トイレが一番危険と思っていたのですが、覆されました〜〜(-_-;)
      2023/07/03
    • 1Q84O1さん
      ぼっとんトイレ!
      (はっきりと言っちゃいましたw)
      お尻を狙ってやってくる豚トイレと排泄物が闇の中で湖のように広がるぼっとんトイレ!
      これは...
      ぼっとんトイレ!
      (はっきりと言っちゃいましたw)
      お尻を狙ってやってくる豚トイレと排泄物が闇の中で湖のように広がるぼっとんトイレ!
      これはいい勝負かもしれませんw
      2023/07/03
    • 1Q84O1さん
      エコ!?
      確かに!
      今の時代にあったトイレかもしれませんねw
      ほん3さん、リフォームをする際にぜひどうですか?w
      エコ!?
      確かに!
      今の時代にあったトイレかもしれませんねw
      ほん3さん、リフォームをする際にぜひどうですか?w
      2023/07/05
  • 文章の書き方が純粋で気取った感じがなく、普通に1対1で話している感じがした。だから感動もリアルに伝わってきたし、筆者の人柄なども知れて楽しく読めた。
    筆者はあくまでも、自分の主観を強調している。
    定義つけないスタイルが良い。そこが読者を惹きつけるところで、自分が同じ場所に行ったらどう感じるのか?どんなところに感動を覚えるのか?行ってみたいなーと思わせてくれる。

  • 月並みだけど「世界が広がった」ような気がした。日本にいるだけじゃわからないことがたくさん書かれていた。世界は日本だけじゃない、頭ではもちろんわかっているけど実際の生活はの中でそれを実感することってあまりない。でも日本というのは広い地球の中のちっぽけな一つの国にすぎず、世界には全く異なる文化や人間たちが暮らしているのだ。そしてそれはニュースや新聞で見ることと、実際に自分の目で、肌で感じることとは全くの別物なのだろう

    何より印象に残ったのは現地の人たちとのふれあい。一晩泊めてもらったり、酒を飲み交わしたり、片言とボディランゲージで盛り上がったり。こんなことは日本じゃ絶対ないだろうなぁ、というようなことがたくさんあった

    「自分の国は常識ではない」つくづくそう思った

  • 読書会で紹介された本のシリーズ第2段。
    1作目も良かったのですが、こっちの方が個人的には良かった。
    笑いあり、涙あり。
    読書会で紹介されたのは続くシリーズ3冊目なので、楽しみです♪

  • 世界には素敵な場所がたくさんあって、いろんな人がいろんな場所で生きていると改めて思わせてくれる本。旅に出るなら田舎ってのもいいんだなと思った。しかしとにかく、自分で行かなきゃね。

  • なんて文達者なのだろう。とても素人とは思えない。その辺の小説家やコラムニストは本当に裸足で逃げ出すだろう。内容がドキュメントだから輪をかけて面白い。難点は、ところどころ一作目と内容がかぶっているところをみると、そろそろネタ切れかという寂しさ。かといってネタ作りをもう一度するには困難だろう、やはり。日本一周もう一回本書く前提で回ってほしい。

  • いろんな国に行きたくなった。
    あと、自転車で旅したくなりますw

  • うーんやっぱり前作よりは劣ってしまいますね。
    世界一不気味な宿がおもしろかった。

  • 借りてきた本のもう一方。
    この手の本は厚みに比べると行間行数が少ないので
    ぱぱっと一日で見終える。

    チャリダーの世界一周本
    「行かずに死ねるか」
    の続編
    より限定して著者の一番をピックアップした本です。

    とりあえず前作をかなり前に読んだので
    これも押さえておこうと思ってね。

    アフリカの生活はかなり激しいなぁということがわかります。
    南米もだけど、
    比べるといいところもあれば悪いところもあるということですね。

  • ちょっとした旅に出かけた気分になれた。
    期待と感動は反比例するというのは納得。
    七年とか時間を使ってこれくらいの経験だとしたら、日本で何かに挑戦してみたほうがいろんな達成感は得られるだろうなとは思った。ただ、達成感とかじゃなくて、価値観とか文化とか、新しいものに触れるという経験が楽しいんだろう。

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著者プロフィール

1969年和歌山県生まれ。旅行エッセイスト。大学卒業後、自転車で世界一周を達成し、その体験を綴った初の著書『行かずに死ねるか!』
(実業之日本社)がベストセラーに。世界一周自転車ひとり旅シリーズの3部作は中国、台湾、韓国でも翻訳出版され、
国内外で累計30万部を超える。現在は旅、自転車、食を中心に執筆活動を行なっている。
著作はほかに『洗面器でヤギごはん』(幻冬舎文庫)『大事なことは自転車が教えてくれた: 旅、冒険、出会い、そしてハプニング!』
(小学館)など。

「2020年 『自転車お宝ラーメン紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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