大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽

  • 実業之日本社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408612553

感想・レビュー・書評

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  • 書評で絶賛されていただけあります。インタビュアーはよく調べています。よく調べているので、気持ちよく答えています。カリオストロの城は、宮崎ありきではないんですね。この業界は、かけもちが前提なんですね。

  • 請求記号・778.77/Ot  資料ID・100047793
    平成23年10月「インタビュー/対談本」にも展示

  • 実はこれ、老後本で、すでに終わった人が日本アニメというか宮崎・高畑の歴史を語ってる非常に重要な本です。これまでもその周辺は当事者間でたくさん語られているし、大塚氏自身の著書もありますが、本書はまた少し趣が違う。大塚氏ってもう75歳なんだよね。もう、この枯れ方と許し方っていうのか。
    この75歳が、いかに自分が絵が上手くて周りと揉めたか、いかに宮崎らの演出に負けたのかを語りつくす(当時の名場面スタッフ帳としての機能もあり)。なにか、時代に翻弄された侍のごとくであります。

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著者プロフィール

1931年7月11日島根県生まれ。
1956年、東映動画(現 東映アニメーション)に第1期生アニメーターとして入社。『白蛇伝』(1958年)『わんぱく王子の大蛇退治』(1963年)などの原画を担当。『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年)で作画監督を務めた。
1968年、東京ムービー(現 トムス・エンタテインメント)傘下のAプロダクション(現 シンエイ動画)に移籍。テレビシリーズ『ムーミン』(1969年)『ルパン三世』(1971年)の作画監督を担当。
1977年、日本アニメーションに出向し『未来少年コナン』(1978年)の作画監督を担当。
1978年、東京ムービー新社傘下のテレコム・アニメーション フィルムに移籍。映画『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)『じゃりン子チエ』(1981年)の作画監督を歴任。

「2023年 『道楽もの雑記帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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