お江戸八百八町三百六十五日 (じっぴコンパクト新書)

著者 :
  • 実業之日本社
3.60
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408612782

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • TVドラマ『JIN-仁ー』や『天皇の料理番』の時代考証家、山田順子氏の著書。この方、NHKの『クイズ面白ゼミナール』の歴史クイズの出題・構成も担当されていたそうです。知らないところで、楽しく勉強させてもらっていました。

    まずお江戸での褒め言葉といえば「粋」が思い浮かびますが、粋とはもともと女性に対する褒め言葉だったそうです。
    女性が「粋」。男性はなにかというと、「張り」なんだそう。
    「張り」とは見栄や意地を張り合うことで、江戸の反骨精神が現れた言葉と言われます。
    三社祭の派手な神輿などがまさに「張り」の気合いが表れたものだそうです。

    また、江戸では白米飯を食べたため、田舎から上京した人は脚気になって「江戸わずらい」と呼ばれましたが、江戸の人たちは現代の3倍以上も白米を食べていたそうです。
    今は、お米を食べなくなったと言われる時代ですが、そんなわけで、現在は「玄米じゃなくて白米だから脚気になるかも」と心配する必要はないようです。

    ドラマ『JIN-仁ー』の遊郭シーンのロケは、外観と吉原以外は、国立博物館内の応挙館で撮影したんだそう。今度訪れた時によく観察しようと思います。

    花魁(おいらん)は、かむろが「おいらのねえさん」と呼んだのが語源。
    吉原の花魁と一晩過ごすためにおいくらかかるのか。気になるそのお値段は、値引きなしの十両(百万円)だそうです。まさに高根の花だったんですね。

    楽しく読めてためになる本です。

  • 山田 順子の講座を受講するかもしれないので、下調べがてら読んでみる。
    TV番組の時代考証や番組のエピソードも有り、読みやすい。
    「真面目な歴史書と思ってはいけない」と、著者が同等に書いているように、気楽に読むもの。
    それでも、「URLはこちら http://edoken.shopro.co.jp/ 『江戸文化歴史検定』 : 」とかには、役に立つかも!

    最後に、安政の大地震が徳川幕府崩壊を早めた一因だということ。
    そして 3.11 東日本大震災が日本の今後にどう影響していくのか 見守りたいと書かれているのが印象的でした。

    2014/08/14 予約 8/20 借りて読み始める。 8/28 読み終わる。

    内容と著者は

    内容 :
    暑さ対策の必需品は蚊帳、参拝客で賑わう寺社の共通点、江戸の町は左側通行…。
    江戸を知り尽くした時代考証家が、風俗や暮らしのエピソードを、独自の視点で楽しく、わかりやすく解説。
    『漫画サンデー』連載をもとに単行本化。

    著者 :
    時代考証家・放送作家。1953年広島県生まれ。専修大学文学部人文学科卒業。
    CMディレクター、放送作家を経て、時代考証家となる
     → URLはこちら http://www.spacemy.ecnet.jp/ 『時代考証家 山田順子オフィシャルサイト』 : 

  • JIN-仁-の時代考証を担当された著者ということで購入。江戸の風俗は日向子師匠にだいぶ教授されていたと思っていたが、やはり奥が深い。JINの裏話も読むことができ満足だ。さくさく読めた。

  • 江戸の風俗の紹介。ドラマの時代考証を担当される方の著書です。

  • たいへん楽しゅうございました。ペコリ。

    江戸の食生活・風俗をJINの時代考証家が解説してくれる本。知っている事が3分の2くらい。もう少し深堀りしたのを読みたかったな。「漫画サンデー」に連載したものをまとめたものらしいから、しょうがないか。

    でも、軽いタッチでユーモアに、そして読者に分かりやすい様、身近な現代社会で置き換えて描くなど、著者の人の良さが伺える。

  • ≪目次≫
    はじめに
    第1章  憧れの花魁に辿りつくまでの長~い道のり!?
    第2章  三河万歳に始まり、門松・注連縄飾りで終わる江戸の一年
    第3章  人気ドラマ「JIN-仁ー」にみる江戸の風俗あれこれ
    第4章  脚気急増、意外に不健康だった!?江戸食事事情
    第5章  目明し、岡っ引きは端から逃げ腰…大江戸版踊る捜査線
    第6章  江戸から明治へ…地震、黒船が早めた徳川幕府崩壊

    ≪内容≫
    「JIN-仁ー」で有名な、時代考証家である山田順子さんの著書。夏休みに著者の講演を聴いたので、内容的には朝かぶりながら安心して読めました。過半数の事柄は知ってましたが…。
    花魁と野過ごし方の逐次や岡っ引きの実態など、時代劇と本当の江戸時代の違いなど、興味のある人にはうってつけだと思います。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

時代考証家。1953年広島県生まれ。専修大学文学部人文学科卒業。CMディレクター、放送作家を経て時代考証家となる。1982年から『クイズ面白ゼミナール』(NHK)の歴史クイズの出題・構成を担当。大人気ドラマ『JIN-仁-』『天皇の料理番』『この世界の片隅に』など、江戸時代から昭和まで、幅広い時代の時代考証や所作指導を担当。また、連載漫画、丸亀製麺などのCM、江戸東京博物館のイベントの時代考証など幅広く活躍。自らも歴史情報番組『尾上松也の謎解き歴史ミステリー』などのテレビやラジオに出演、講演会などでも歴史解説を行う。著書は『江戸グルメ誕生』(講談社)、『お江戸八百八町三百六十五日』『海賊がつくった日本史』(ともに実業之日本社)、『絵解き「江戸名所百人美女」江戸美人の粋なくらし』(淡交社)、『時代考証家のきもの指南』(徳間書店)など多数。時代考証家山田順子オフィシャルサイトhttp://www.spacemy.ecnet.jp/

「2022年 『時代考証家が行く 瀬戸内海の島探訪「せとうち津々浦々」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田順子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×