- 本 ・マンガ (118ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408640372
作品紹介・あらすじ
老夫婦、女子高生、主婦、男子小学生、バイト青年、子ねこ…
ふとしたきっかけでつながっていく小さな街の小さな幸せ。
SNSで人気沸騰の話題作を連作短編化して全ページ加筆修正!
どのエピソードも、やさしくて、せつなくて、いとおしい。
特別じゃない日、なんでもないはずの日に起きる無数のきらめきが、ここにすくいとられていました。
――宮下奈都(作家)推薦文より
感想・レビュー・書評
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最高に癒される漫画に巡りあってしまった!
登場人物すべてが愛おしく感じる。
嫌な人が出てこないってのが、気持ちが良い。
残したいもの〜のおじいちゃんとおばあちゃんのなんと愛らしいこと。
仲が良いってことが、それだけで充分に魅力的なんだなぁと。
バレンタインチョコ売り場の店員さん〜に登場するお父さんも可愛くて優しい。
知らないきみ〜純加ちゃんと吉田くん、なかなか良い感じ。嫌な客に吉田くんの優しいアドバイスが最高だわ。
なりたい自分〜子育て頑張ってるおかあさんにさりげなく手伝いをしながら優しい眼差しで見つめるおばあちゃんが素敵。
子どもの髪をセットするおかあさんの髪をまたおばあちゃんがセットする姿になんともいえない感情が…。
理想のかんけい〜おもちゃに飽きるというより好きなものが増えたんじゃんっていうおとうさんて凄いなぁ。
猫〜吉田くんが猫ちゃんを拾う。SNSでこうしたらいいとかこれはダメとかたくさんの情報が。
新しい家族できた と兄に報告。
うそでしょ
俺よりさきに?
(猫の写真)
すげえかわいい嫁じゃん
雄だよ
名前は?
シャケ
嘘でしょ
この流れ良いな。
大事な誰かの顔を思い浮かべてもらえたら…とあった。
確かに身近な何人かを思い浮かべたり…。
良い時間を過ごせた。
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こういうのが好きだ
現実を鋭く突いたものも心打たれるけれど
こういうのがいいな
暮らしってなにげないことの積み重ね
ちょっとしたぬくもりが大切なんだよねえ
つくづくそう思う
このコミックの老夫婦のように
私はなれているかなあ
「これお母さん好きだよ」
って貸してくれた娘に感謝
帯の裏の宮下奈都さんの文もよかった
≪ 特別じゃ ない日のしあわせ ほらここに ≫ -
新聞の広告欄に載っていてつい買ってしまいました。出てくる人がとても優しい。
でもそれはそれぞれが、優しい気持ちになれるように自分なりに工夫してるんだなーって。
最近、ギスギスした社会になってきていますので、何気ない日常を大切にしなければいけないなって改めて思えた作品でした。
みんながそう思える日々があるように、イライラした時は自分の考えに固執しないように、ちょっと一呼吸って思いました。 -
既視感がある絵…知ってる漫画家さんかな?と思ってたら前作でお世話になった童話バトル漫画を描いていた人か!どうりで絵がそっくりだと。内容としてとても感動する話や癒し系の話が殆どで、コミックエッセイであまり感動する系とかは苦手なんですが、作者様のこの作品は最後までじっくりと読めました!それと、絵上手すぎます!読み終わるときには、体がポカポカするくらい温かくなります!大好きです!シリーズ本、全て買います!
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とっても期待して読みました。
2話目の短いお話は、オチがあり、いいな、と思いました。
でも、他のお話はちょっとぼやけてしまっているような気がします。
タイトルもそんな感じだから、いいのかな?
ちょっと人物の描き分けがが、これ誰だっけ?という感じですんなり入ってこなかったです。 -
誰か、や、何か、に対する
「愛しい」という気持ちのあたたかさ。
その小さな心根が
順送りのようにつながった短編集でした。
絵柄もストーリーにピッタリ。
かっちりしてるけど
やさしいタッチでいいね。 -
何気ない日常の幸せに、ウルっとくる1冊でした。
1年の終わりの今の時期に読むと、
今年一年の日々の幸せを振り返るきっかけになると思います。
大切な人と読んで、感想を分かち合えたらさらに素敵! -
日常の小さな出来事を切り取った作品集。
ありがちな物語だからこそ、安心する。
意外とない空気感。 -
現代の何気ない日常の中に、現代の小さな幸せがたくさんあることを再認識させてもらえた。。。
難しく考えなくてよくて、続いてく毎日や今日はなんもなかったなあーと思う日にこそ人は生かされてるのかもしれないなあ。
最近とてつもなく重い文豪作品読みすぎて、人の生死とか生きる意味とか考えてズドンとなる事が多かったのだけど
絵もお話もかわいくてすごく癒されました。
星50個はつけたい!!!!!!
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すべて、よくありそうな日常だけどジーンとくる漫画…良かった、とてもいい。なんだろう、とにかく読んでみてほしい!と思う。優しい気持ちになる。
著者プロフィール
稲空穂の作品





