ラグビーの教科書 ラグビー観戦が120%おもしろくなる! (パーフェクトレッスンブック)
- 実業之日本社 (2023年8月31日発売)
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感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784408650524
作品紹介・あらすじ
基本的な知識さえあれば
ラグビー観戦を120%楽しめる!
2019年にラグビーワールドカップが日本で開催され、
ホスト国の日本代表チームがベスト8と活躍したこともあり、
ラグビーへの注目度が一気に上がりました。
この大会をきっかけに、ラグビーファンになった方もいると思います。
テレビで観ても競技場で応援しても、刺激的でエキサイトするラグビーですが
ルールや選手の役割、ゲームの進め方などがよくわからないまま
観戦している方も少なくないのではないでしょうか。
実はこの点にこそ、ラグビー観戦を何倍も楽しくするポイントがあるのです!
一見複雑に思えるラグビーですが、基本的な知識さえ知っていれば
ゲームのおもしろさが何倍にも増えるスポーツであることは間違いありません!
そこで本書は「ルール」「専門用語」「ポジションと役割」
「攻守の原則」「戦術」「駆け引き」などを中心にわかりやすく解説するとともに、
ラグビーの歴史や世界勢力図なども紹介。
本書を片手にラグビーを観戦すれば、楽しい時間がより充実します!
【コンテンツ】
第1章 ラグビーの基礎知識を知ろう
第2章 観戦前におさらいしたい!ラグビーのルール
第3章 攻撃のツボはどこにある?
第4章 ディフェンス戦術をひもとく
第5章 攻守。駆け引きのおもしろさ
みんなの感想まとめ
ラグビー観戦をより深く楽しむための知識が得られる一冊です。基本的なルールや専門用語、ポジションの役割についてわかりやすく解説されており、観戦時の理解が格段に深まります。特に、プレーのデータや戦術の背景...
感想・レビュー・書評
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インプレー時間は40分弱、セットピースからのトライが60%と、今まで感覚で見ていたプレーの一つ一つが、数字と結びつけられてとても爽快。
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最近ラグビーにハマった私にピッタリの、分かりやすい本でした。もっとラグビーのこと知りたい。
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「20年前に読みたかった…。」というのが率直な感想。
本書の構造としては、まず初めにラグビーというスポーツの原則と構造の理解。
次にアタック、ディフェンスそれぞれの戦略戦術についての解説となっている。
仕事にも通ずるところだが、戦術という打ち手を作業的にただこなすだけではなく、そもそもこのラグビーというスポーツがどういった歴史的背景のなかで誕生したか、どのような原則によって成り立っているのか、どうすれば勝利する確率を上げられるかといった根本的な本質を理解することが大切だ。
ラグビーの本質は「陣取り合戦」であり、相手の本丸(トライゾーン)に侵入しボールをグラウンディングすれば得点することができる。
逆に自軍の本丸が落とされそうになっている場合は、とにかく窮地を脱することを最優先に考える。
要は「エリアマネジメントの徹底」が最優先事項である。
陣取り合戦の最中には戦場(フィールド)の各所で合戦(コリジョン、ブレイクダウン)が発生し、その一つ一つの勝敗がモメンタムを生む。
自軍には様々な身体的特徴や資質、特殊なスキルを持ったメンバーが揃っており、各々の持ち場で自分の強みを生かして自分の勝利に貢献する。
単騎駆けをすると大きな戦果(ゲイン)を得られる可能性がある代わりに、孤立して一気に戦況をひっくり返されて不利になる(ターンオーバー)リスクがある。
エリアマネジメントに次いで重要なのが、タイムマネジメントだ。
ラグビーは前半40分、ハーフタイム15分、後半40分で勝敗を争うスポーツ。
本書では、前半と後半それぞれをさらに半分に分け4分割のタイムマネジメントを推奨している。
一本調子で80分通して同じ戦い方をするのではなく、自軍が今の時点で勝っているのか負けているのか、点差はどれほど開いているか、残り時間がどれぐらいあるか、相手の戦術は変化したか、自軍の残りの戦力はいかばかりか、どのような天候(晴天か、雨天か、風が吹いているのであれば風向き、風速)といった様々な変数を考慮しながらその都度的確な判断を下さなければならない。
また、80分という長い試合時間ではあるが、1試合に1.2回程度、クリティカルモーメントが訪れる。
いわゆる「分水嶺」で、その瞬間をものにすることができれば、一気に自軍に強力なモメンタムをもたらすことができる。
戦いの前には各自が覚悟を決めてマインドセットを確立し、自軍の勝利のために命を賭けて規律(ディシプリン)に則って死力を尽くす。
味方の援護を信頼しているからこそ、身体を張って危険な領域に突っ込んでいける。
危機に瀕している味方がいればいち早く駆け寄り、窮地を救う。
ここまで書いていてあらためて感じたのは、「ラグビーの本質は戦争だ」ということ。
他のスポーツは試合のことを「ゲーム」というが、ラグビーは「バトル」の方がしっくりくる。
そして今日においても、誰しもが多かれ少なかれ何かしらの戦いに臨んでいるのではないだろうか。
目標の達成のために、メンバーとビジョンを共有し、各自が強固なマインドセットを確立してディシプリンを遵守し、仲間との信頼関係を築いてハードワークする。
戦略や戦術は時代とともに進化を続けていく。
しかし本書に書いてある通り、最も効果的なのは気を衒ったトリックプレーではなく、原則に沿ったシンプルなプレーなのだ。
なんというか、まさに人生そのものといっても過言ではないのではなかろうか。
私はラグビーを真剣に辞めたいと思ったことが何回あった。
ラグビーはそれほどまでに過酷なスポーツだった。
だからこそ当時のチームメイトとと顔を合わせれば一瞬にしてあの時の感覚が蘇る。
ラグビーを通じて得られる大切なものはたくさんあるが、なかでも一番大きなものは戦友かもしれない。
命を賭けてともに戦った思い出は決して色褪せず、いつまでも私の支えとなっている。
三人の息子がこんな私に憧れてくれて、楕円球を追っている。
彼らもこれから痛い思いや苦しい思い、チームメイトとの衝突や理不尽な経験など、辛い経験ををたくさんすることだろう。
でも、それでいいのだ。
というより、だからこそいいのだ。
なぜなら、ラグビーは学校の勉強では決して学べない教訓を彼らに授け、少年を大人の男に育ててくれるから。
愛する息子たちとラグビーができる私はなんて幸せな男なんだろうと思う、今日この頃である。
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ラグビー観戦のための本ということで、なぜその戦術をとるのか、ということがわかりやすく書いてあった。そして、ラグビーはまだまだ戦術が成熟していないということ。これからも戦い方が変わっていく可能性があるというのは興味深い。
