フーコーの美学: 生と芸術のあいだで

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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409030820

作品紹介・あらすじ

フーコーの生政治論にはそれと表裏一体をなす「生存の美学」という理念が存在する。自己への働きかけによる自己自身の変形、そして自らの生をひとつの芸術作品にするということ。いまだ論じられることの少ないこのテーマは、美学的な主題を多く扱ったフーコーの前期と、主体や権力を扱った後期を内在的に結ぶ糸となる。蝶番となるキーワードは「外」。本書では、フーコーの主要な著作・講義録はもちろん、ドゥルーズが主体化の新たな様態を指し示す「アクチュアルなもの」の問題系を見出したインタビューや対談なども含めて、細やかに探究する。イタリア現代思想の成果をも取り込みつつ、主体、権力と抵抗、統治、真理などフーコーの主要概念の再検討をくぐり抜け、その思想の全体をひとつの「美学」として丹念に、そして鮮やかに描き出す新鋭の成果。

感想・レビュー・書評

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  • 美学、、、つまりエエカッコの仕方やね。。。

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    「他なる生存のあり方へ――
    美学的な思考に潜む、硬直的な生への対抗

    フーコー思想の全体を「生と美学」の観点から、内在的に一貫したものとして読み解く。

    フーコーの生政治論にはそれと表裏一体をなす「生存の美学」という理念が存在する。自己への働きかけによる自己自身の変形、そして自らの生をひとつの芸術作品にするということ。いまだ論じられることの少ないこのテーマは、美学的な主題を多く扱ったフーコーの前期と、主体や権力を扱った後期を内在的に結ぶ糸となる。蝶番となるキーワードは「外」。本書では、フーコーの主要な著作・講義録はもちろん、ドゥルーズが主体化の新たな様態を指し示す「アクチュアルなもの」の問題系を見出したインタビューや対談なども含めて、細やかに探究する。イタリア現代思想の成果をも取り込みつつ、主体、権力と抵抗、統治、真理などフーコーの主要概念の再検討をくぐり抜け、その思想の全体をひとつの「美学」として丹念に、そして鮮やかに描き出す新鋭の成果。」

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著者プロフィール

1980年、愛知県生まれ。。京都大学文学部卒業。リール第三大学哲学科修士課程修了。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。現在、日本学術振興会特別研究員。専門は哲学・美学。 共訳書にエスポジト『三人称の哲学』(講談社メチエ、2011年)がある。

「2014年 『フーコーの美学 生と芸術のあいだで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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