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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784409030875
作品紹介・あらすじ
2015没後20年、2016生誕110年
倫理の根源を問うた孤高の哲学者による、
ユダヤの経典タルムードの叡智を伝える四つの講話(1963~67年)
[1987年国文社刊行の新版]
感想・レビュー・書評
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ユダヤ教徒とは聖書に書かれている事を紙面四角に読み取り、それを盾にパレスチナでの行為を正当化するような考えばかりだと思っていましたが、それとは異なるユダヤの別の側面に触れる事ができました。
タルムードは聖書の中で普通は読み飛ばしてしまうような文言すらも引用で注釈を重ね、テキストの別の意味や隠された意味を見出していく行為と理解しましたが、このような方法での思考の深め方は、確かにユダヤ教以外ではあまり聞いた事がありません。
この行為は神と対話するための行為と言うより、人間理解の普遍的な行為としてこのような行為がなされているように感じましたし、聖書の文言をそのまま取らずに、神と自分と他者とその時々の関係において最良の選択を諦めないための思考なのではないでしょうか?
歴史の中で多くの学者たちがテクストから思考し続け、綿々と受け継がれてきた考えの深さがあるのだと思いますが、だからと言って何か結論があるわけではなく、永遠に思考し続ける事を義務付けられたような、ちょっと目眩がするような感覚になりました。
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著者プロフィール
エマニュエル・レヴィナスの作品
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