ポスト・ヒューマニズムの政治

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  • 人文書院 (2020年1月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784409031070

作品紹介・あらすじ

現代思想が導く、国際政治の最前線

急激な気候変動を背景とする人新世の政治では、もはや人間中心主義(ヒューマニズム)は限界を迎えている。地球温暖化、ポピュリズムの台頭、資本主義による格差拡大…。これらはすべて繋がっているのか。現代思想を導き手に、国際政治の最前線に迫る迫真の論攷。

人新世や思弁的実在論など、近年登場した思想的テーマは、脱人間中心主義ともいうべき傾向をもっている。そうした議論や概念は人文学の世界だけではなく、実は現実社会を考える場面でも有効に機能する。つまり、人間以外の存在を考慮に入れる脱ヒューマニズムと、社会の分断を煽る反ヒューマニズム的言動が同時に勃興する現代の分析として。人間中心主義とリベラルアプローチによる政治が隘路に入り込んだかのようにみえるいま、資本、動物、食、科学技術、負債、地政学、宗教、ジェンダーなど緊迫する数々の問題に、豊富な思想的ツールを動員し分析する。

〇目次
序論 ポスト・ヒューマニティをめぐる政治――種を超える/類を分割する

第Ⅰ部 人間中心主義の隘路

 第1章 人新世/資本新世の政治
 第2章 動物論的転回の倫理と政治
 第3章 食のポリティカル・エコノミー
 第4章 制御不能のハイブリッド・モンスターという問題――3・11再考

第Ⅱ部 反ヒューマニズムの政治

 第5章 負債の生政治
 第6章 地政学的言説のバックラッシュ
 第7章 システム危機の表象としてのスペクター(右翼ポピュリズム)
 第8章 ポスト世俗化時代のジェンダー・ポリティクス

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  • 東2法経図・6F開架:319A/To71p//K

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著者プロフィール

【著者】土佐 弘之(とさ・ひろゆき)
1959 年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。現在、神戸大学名誉教授、ノートルダム清心女子大学[岡山]嘱託教授。専門は国際関係論・政治社会学。著書に『グローバル/ジェンダー・ポリティクス』(世界思想社、2000 年)、『安全保障という逆説』(青土社、2003 年)、『アナーキカル・ガヴァナンス』(御茶の水書房、2006 年)、『野生のデモクラシー』(青土社、2012 年)、『境界と暴力の政治学』(岩波書店、2016 年)、『ポスト・ヒューマニズムの政治』(人文書院、2020 年)、編著に『グローバル政治理論』(人文書院、2011 年)、監訳書に『長い20 世紀』(G・アリギ著、作品社、2009 年)など。

「2026年 『政治的エコロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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