ゾンビの美学 植民地主義・ジェンダー・ポストヒューマン

  • 人文書院 (2024年3月22日発売)
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (266ページ) / ISBN・EAN: 9784409031315

作品紹介・あらすじ

『恐怖城(ホワイト・ゾンビ)』『私はゾンビと歩いた!』から、ジョージ・A・ロメロを経て『バイオハザード』『ワールド・ウォー・Z』まで、ヴードゥー呪術、噛みつき、ウィルス感染など、多様な原因で人間ならざるものへと変化し、およそ100年にもわたり増殖し続けるゾンビと作品の数々。恐怖の対象として類を見ないその存在に託されたものは何か。本書では、ゾンビの歴史を通覧し、おもに植民地主義、ジェンダー、ポストヒューマニズムの視点から重要作に映るものを仔細に分析する。アガンベンの生権力論を援用し、ゾンビに現代および近未来の人間像をみる力作。



「だが現在、または近い未来において、人間に「似ているにすぎないもの」として作り出されたゾンビの方に、人間が「似て」くるだろう。」(本書より)



◎目次

序章



第一章 『恐怖城(ホワイト・ゾンビ)』とゾンビの誕生

 1 『ホワイト・ゾンビ』とアメリカ

 2 「ゾンビ」発生前夜

 3 ゾンビの分裂と人種表象

 4 『ホワイト・ゾンビ』における目線の交差



第二章 『私はゾンビと歩いた!』と呪われた人形

 1 ハリウッドをさまようヴードゥーの人形

 2 分裂したヒロイン

 3 重なり合うゾンビと人形

 4 代理の身体



第三章 近代におけるゾンビ――グロテスクなものか「人に似たもの」か

 1 隣のゾンビ

 2 奴隷から隣人の表現へ

 3 ロメロにおけるゾンビの多様性

 4 『死霊のえじき』以降のゾンビたち

 5 感染と発症の間――「モダン・ゾンビ」から「走るゾンビ」へ



第四章 ゾンビ映画におけるヒロインと女ゾンビ

 1 ゾンビの性別

 2 『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』におけるヒロイン

 3 ゾンビ映画における女とロメロ作品における男

 4 『28日後…』、『28週後…』における眼差しと感染



第五章 『ワールド・ウォー・Z』における新しいゾンビ

 1 目潰しとポストヒューマンなゾンビ

 2 『ワールド・ウォー・Z』における身体を持たないゾンビ

 3 ポストヒューマニズム

 4 「剝き出しの生」としてのゾンビ

 5 生き延びる身体と免疫



終章



あとがき



参考文献



索引

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 福田 安佐子 | 教員紹介| 国際ファッション専門職大学
    https://www.piif.ac.jp/about/faculty_member/fukuda_asako/

    福田 安佐子 (Fukuda Asako) - マイポータル - researchmap
    https://researchmap.jp/asako-fukuda

    ゾンビの美学 - 株式会社 人文書院
    http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b639666.html

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      【記者書評】福田安佐子著「ゾンビの美学」 描かれ続けるモチーフ:山陽新聞デジタル|さんデジ(会員限定2024年06月03日)
      https:/...
      【記者書評】福田安佐子著「ゾンビの美学」 描かれ続けるモチーフ:山陽新聞デジタル|さんデジ(会員限定2024年06月03日)
      https://www.sanyonews.jp/article/1561777?rct=tokushin_gakugei
      2024/06/04
  • 【本学OPACへのリンク☟】
    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/717023

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

【著者】福田 安佐子(ふくだ・あさこ)
1988 年生。国際ファッション専門職大学国際ファッション学部助教。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。専門はホラー映画史、表象文化論、身体論。共著に『ヒューマン・スタディーズ:世界で語る/世界に語る』(集広舎)、『モダンの身体:マシーン・アート・メディア』(小鳥遊書房)、共訳書にブライドッティ『ポストヒューマン』(フィルムアート社)、クロンブ『ゾンビの小哲学』(人文書院)がある。

「2024年 『ゾンビの美学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

福田安佐子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×