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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784409160916
感想・レビュー・書評
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2011/5/1購入
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「朝鮮人について書くことが重要なのではない。朝鮮人のふりをして書くことが大切なのだ。そしてさらに重要なのは、その虚構をただちにあからさまに暴露し、「朝鮮」という言葉を日本語のなかで、真偽を超えた永遠の未決定状態に置くことである。そのとき日本語ははじめて、在日朝鮮人という存在が今日にいたるまで歴史的に強いられている、自己同一性の曖昧さに拮抗できる強度をもつことができるだろう。朝鮮をめぐる差別語を非難糾弾し、その使用を禁じるだけでは充分ではない。寺山の採った戦略とは、それを可能なかぎり白日のもとに晒し、徹底したカタログ化を通して、そこから罵倒と差別の共示的意味を抜き取ってしまうことにあった。これはある意味で、罵倒における脱構築の実践ともいえる」
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