絵本をひらく 現代絵本の研究

  • 人文書院 (2006年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784409180020

みんなの感想まとめ

絵本の魅力を深く探求する内容で、現代を代表する絵本作家約30名の代表作を取り上げ、それぞれの作品をどう読むかを論じています。短評形式でありながら、各作品の本質に迫る努力が感じられ、絵本の読み方や楽しさ...

感想・レビュー・書評

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  • 上島逸子先生 おすすめ
    6【専門】019.5-T

    ★ブックリストのコメント
    現代を代表する絵本作家約30名について、その代表作をどう読む(見る)のかを論じている本です。絵本について考える楽しさをぜひ知ってください。

  • 取り上げられている作品は約30。1作品あたりは7ページ。よって短評というかたちだが、本質を突こうする努力は全編感じられる。より濃度のある評論を読んでみたくなった。

    ・はじめに:絵本は子どもだけのものではありませんが、その中心に子どもという難しい読者がいるからこそ、かえって力をえているのではないでしょうか?
    ・内田りんたろう:絵がなければ立つことのない文と、文がなければ立つことのできない絵が互いに相手を必要としながら、創る表現世界
    ・石井直太:ナンセンスは、いまここのルールとは別のルールをあれこれと示すことで、わたしたちをやわらかくしてくれる。この『はたらき』の絵本の第一人者は、たぶん長新太だろう。
    ・韓国人にとって絵本をつくると言うことは、自分の子ども達に固有の文化を伝えたいと言うことと同時に、自分たちの精神的基盤を確認し、未来のあり方を探る道程でもあった。
    ・昔話で、語りの特徴(こちらから向こうへ)と絵本の特徴(ヨコ動き)。絵本の文章は語りと異なり、区切りがある。そして、このめくることで生まれる言葉の間合いに、絵がどのように関わるかによって、絵本としての効果がまるで異なってくる。
    ・はらぺこあおむし:生きることはまず食べること。これは命あるものに定められた鉄則。
    ・アンジュール:最初。酷薄きわまりない世界。最後も愛の成立について留保。これが現代人の共感を呼ぶ。
    ・あおくんときいろちゃん:レオーニ:非常に奇妙な話しですが、幼い子どもがこれを本だと思わずに、一個の人間見たいと思っている例が実際にある。
    ・ブルーナ:絵を単純なものにすると、子どもたちにイマジネーションの働く余地が大きく残される。
    ・うさこちゃん:正面向きの顔。目が二つある大切さ。

  • 新品同様
    プラスチックカバー付

  • こういう、
    無駄なくらい絵本を深読みするの好きです。

    初期のうさこちゃんに衝撃をうけました。
    が、思いの外一般的に知られてるようで。

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著者プロフィール

子どもの本の翻訳者、白百合女子大学講師。国際基督教大学卒。英国のローハンプトン大学院で、児童文学を学ぶ。絵本がすきで、「お料理すること」「食べること」がとくい。さいきん、こっているのは、くだものをスープにすること。著書に『あいうえおのえほん』『ラブレターを書こう』(玉川大学出版部)、『絵本翻訳教室へようこそ』(研究社)など。翻訳書に『ABCのえほん』(玉川大学出版部)、『ケルトの白馬』(ほるぷ出版)など多数

「2013年 『かんじのえほん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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