- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784409180051
作品紹介・あらすじ
絵本に興味のある学生だけでなく、じっさいに子供に接する親た
ち、図書館司書、読み聞かせグループ、幼稚園や保育の現場の人た
ちに向けた優しい語り口の絵本入門。
「絵本は、子どもが生まれてはじめて出会う文学であり、芸術で
ある」――現実に飛び込むまえに世界を知る入口であるということ
をスタートに、絵本のしくみ、眼で見て、触って、聞いて楽しむと
いうユニークな特徴、それを活かしたメッセージの理解に力点をお
いている。また同時に、絵本は「大人が再び出会う文学であり、芸
術である」とし、より深く絵本を楽しむためのポイントや、絵本作
家の創作の秘密にも迫っている。
(目次)
Ⅰ 絵本のしくみ
絵本の基本的要素/絵本の「色」「形」「線」など/ことばで語り、絵で語る/絵本のストーリー/結末の結び方
Ⅱ 絵本作家たち
青春時代の苦悩と修行―アンソニー・ブラウンの歩み/心から平
和を願った画家――ロバート・マックロスキーの絵本作り/「自
分って何?」自分探しの旅に生きた芸術家レオ・レオニ/子ども
の幸せを願って――エリック・カールと絵本作り/コールデコッ
トみたいに――絵で語るモーリス・センダック
感想・レビュー・書評
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絵本にみられる技法上の工夫などについて、絵の描き方や物語の観点から紹介されている。
後半は何人かの作家に焦点をあて、それぞれの方のおいたちや考え方、技法などが紹介されていた。
物語の中でも昔話ではいくつかのパターンがあり、末っ子が活躍する話(やまなしもぎ 等)は小さい子供が感情移入しやすいという箇所には納得。
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上島逸子先生 おすすめ
1【専門】019.5-T
★ブックリストのコメント
絵本の表現手法がわかりやすく書かれています。絵本とは何か。絵本のしくみを知ると、様々な楽しみ方ができますよ。 -
齊木恭子先生 おすすめ
1【専門】019.5-F
★ブックリストのコメント
絵本の表現手法がわかりやすく書かれています。絵本とは何か。絵本のしくみを知ると、様々な楽しみ方ができますよ。 -
絵本論の入門にぴったり。絵本のしくみの説明も図が多く言葉も分かりやすい。絵本の良さをより深く理解する手助けになると思います。
絵本に関わる活動をしている人だけでなく、子どもと絵本を楽しんでいる大人なら、どなたにでもにおすすめです。