希望の書店論

  • 人文書院 (2007年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784409240779

作品紹介・あらすじ

1999年から2006年までの連載をテーマ別に再構成し、書下ろしを付す。2000坪という日本最大規模の書店のレジに立ち続ける書店人から届いた、書店と出版をめぐる鋭いエッセイの数々。書店現場へのコンピュータの導入や、インターネットの普及、ネット書店、電子出版の登場など、本をめぐる環境が激変する時代の希望とは? 本と出版に興味をもつ人必読の一冊。「書物というのは、とても魅力的な商品である。だからこそ、書物を販売する書店人という職業は魅力的なのだ。」(本書より)

みんなの感想まとめ

本書は、1999年から2006年までのウェブ連載をもとに、書店と出版の変遷を鋭く描いたエッセイ集です。大規模書店の意義や、書店人としての魅力を深く掘り下げ、現代の書店業界における希望を示しています。読...

感想・レビュー・書評

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  • 本当に面白い本って何だ 名物書店員、「売れる本を売る」からの脱却:朝日新聞デジタル(有料記事)
    https://www.asahi.com/articles/ASR585RXDR37UPQJ008.html

    福嶋聡 - dZERO
    https://dze.ro/dzero_authors/akirafukushima

    希望の書店論 - 株式会社 人文書院
    http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b66575.html

  • ウェブ連載「本屋とコンピュータ」1999年から2006年までまとめたもの。

  • 書店の現場から。

  • ジュンク堂がなぜ大きな店舗を構えるのか
    そこに本当に感激した
    ちゃんと意味があったんだ
    がんばれ がんばれ

  • 今回もたくさんの付箋を張り付けた。
    2007年の刊行ながら、今にも通じる事がたくさん書かれていた。
    多くの引用を用いて、書店の仕事のあるべき姿を示してある。
    多くの事を勉強させて頂きました。
    終章まで読み進んで「ここにも付箋を貼る事になるとは…」と変な所に唸ってしまった。

  • 2011年9月24日「閉店後の本屋さんナイトウォーカー」(http://www.1455634.jp/fsusvles.php?ini=20)の関連図書。教室となったジュンク堂書店の方の著書です。

  • 2011 8/22読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
    ジュンク堂書店員がネットで連載していたエッセイをまとめた本。
    名前は聞いたことがあったので気晴らしがてら借りてみた。
    この本を読んだことで他に読みたいという本が何冊も出てきたので、なるほど書店員とは販売員なのであるなあ。

  • 著者の本に対する想いは深く共感できました。読書の面白さは読んでみないとわからない。本を読んでその面白さに目覚めた人は、そうでない人に比べて、人生が何倍にも素晴らしいものになると思います。

  • 井上氏「本の並べ方一つで、次の世界へと人を導いていく仕掛けを提供することが可能なのだ。並べられた本同士が共鳴しあうわけである」「よい古書店では、棚を眺めているだけで発見がある。棚にさしてある本自身が、新しい世界への扉をひらく一種の「索引」に見えてしようがないのは、私ひとりではあるまい」
    エルンスト・カッシーラーがヴァールブルクの書庫を訪れたとき、「カッシーラーは、自分が研究する象徴・シンボルの領域を、未知の人物ヴァールブルクが「著作によってではなく複雑な図書体系で網羅している」目のあたりにし、衝撃を受けた」エピソードを紹介する。
    また、斉藤孝氏の「図書館には実に様々な本がある。しかし、上手に分類されている、型どおりの分類かもしれないが、同社の初心者には本の世界がどのような広がりをもっているのかを把握するには効率がいい」という文章を引く。

  • 「書店は人びとが自由に行き交う『公道』であるべきだ。」

    人々と書物が出会って、一つの言論の場が作られていく。そんな奇跡の出会いを演出するのも書店員の仕事なのだ。

    図書館が人々が読み終わった本を引き取るというアイディアが実現されてそうだが、そうではないのが不思議だ。

  • lab
    024.04/F84/0115

  • こんな風に場と人がお互い係わり合い、新しい知が生まれるのかもしれない。

  • もっともうれしかったのはソフトカバーだった点だけど(笑)、前作「劇場としての書店」を読んだときも思ったように、この人には社会学の素養がある。社会学専攻で本が好きな学生は特に興味深く読めるはず。

  • JUNK堂勤務のバリバリの書店人が書店のコンピュータ導入について、図書館との関係、棚作りに関してなど、書店に係わることについてのコラムをまとめたもの。
    読みやすい語り口に加え、本当に本と書店を愛しているんだと情熱が感じられる。書店好きにとっては必読の一冊。

  • コンテンツながら実態を伴う「本」というものを扱う本屋の心構えと工夫、そして社会的義務について。

  • 最近、池袋の方には行かず、新宿店で本を探すことが多いです。でも、池袋店のスケールには圧倒されますよね。久しぶりに足を向けてみたくなりました。そして、いずれは本拠地へも・・・。

  • 本屋で働いている。
    本、という「もの」なのだが、
    ヒトがそこから得るものは、かたちの無い質感の何か、
    そしてそれを売る、ということを考えさせられる。
    「本」というそれそのものが背負うなんたらに惹かれてしまっているな、と考える。

  • 書店員でありながら図書館ユーザー(ヘビー級と見た)である著者の意見を、共感と感動を持って読みました。

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著者プロフィール

福嶋聡(ふくしま・あきら)―書店員。1959年、兵庫県に生まれる。京都大学文学部哲学科を卒業後、1982年2月ジュンク堂書店に入社。仙台店店長、池袋本店副店長などを経て難波店に。2022年2月まで難波店店長をつとめる。学生時代は俳優・演出家として演劇活動に没頭した。著書に、『書店人のしごと』『書店人のこころ』(以上、三一書房)、『劇場としての書店』(新評論)、『紙の本は、滅びない』(ポプラ新書)、『書店と民主主義』(以上、人文書院)、共著に『フェイクと憎悪』(大月書店)、『パンデミック下の書店と教室』(新泉社)などがある。

「2024年 『明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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