戦後期渡米芸能人のメディア史 ナンシー梅木とその時代

  • 人文書院 (2024年4月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (420ページ) / ISBN・EAN: 9784409241608

作品紹介・あらすじ

日本人初のアカデミー賞女優の生涯



日本とアメリカにおいて音楽、映画、舞台、テレビなど、ジャンルとメディアをまたいで活躍し、日本人女優で唯一のアカデミー賞受賞者であるナンシー梅木の知られざる生涯を初めて丹念に描き出す労作。



日本人女優で唯一のアカデミー賞受賞者であるナンシー梅木こと梅木美代志(1929-2007)。戦後日本のジャズブームのなか本格的ジャズシンガー第1号として活躍した彼女は1955年、ほんの数か月歌手活動をするつもりでアメリカへ渡る。しかしそれは、活躍の場をハリウッドやブロードウェイに移し、ショービジネス界での成功に至る波乱の人生の幕開けだった。本書では、これまで断片的にしか知られていなかったナンシーの人生を初めて詳細に明らかにするとともに、田中絹代、美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみ、坂本九など、彼女と前後して渡米した芸能人の現地での軌跡を追う。その栄光と苦闘の背後には、当時の日米関係に横たわる人種や戦争の問題も見えてくる。詳細な資料調査により描き出す、大衆芸能を通した新たな日米交流史。



◎目次

第1章 アメリカへの憧憬

第2章 芸能人渡米開始:田中絹代と美空ひばり

第3章 戦後派ジャズシンガーの最高峰

第4章 江利チエミと「ゴメンナサイ」論争

第5章 ナンシーの渡米

第6章 着物姿の歌手と日本調ブーム

第7章 『サヨナラ』

第8章 『フラワー・ドラム・ソング』

第9章 著名ジャーナリストとの対談

第10章 『ホリディ・イン・ジャパン』

第11章 ゲイシャというはまり役

第12章 雪村いづみと坂本九のアメリカ

第13章 日本には帰らない

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著者プロフィール

【著者】大場 吾郎(おおば・ごろう)
佛教大学社会学部教授(映像メディア産業論、コンテンツビジネス論)。慶應義塾大学文学部(社会学専攻)卒業後、日本テレビ放送網株式会社入社。2001年退社後、ミシガン州立大学で修士課程、フロリダ大学で博士課程を修了。京都学園大学人間文化学部専任講師,佛教大学社会学部准教授を経て現職。ニューヨーク大学スターン経営大学院客員研究員(2013~14年)、放送サービス高度化推進協会番組審議会委員などを務める。単著に、『グローバル・テレビネットワークとアジア市場』(文眞堂、2008年)、『アメリカ巨大メディアの戦略』(ミネルヴァ書房、2009年)、『韓国で日本のテレビ番組はどう見られているのか』(人文書院、2012年)、『テレビ番組海外展開60年史』(人文書院,2017年)。共著に、『図説日本のメディア』(NHK出版、2012年)、『コンテンツビジネスの経営戦略』(中央経済社、2017年)、『放送コンテンツの海外展開』(中央経済社、2021年)など。

「2024年 『戦後期渡米芸能人のメディア史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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